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サンマルクカフェに正月限定の「白あん&白みそ」チョコクロ登場! 京懐石「美濃吉」とコラボ【実食リポ】

オールアバウト / 2024年12月25日 20時15分

サンマルクカフェに正月限定の「白あん&白みそ」チョコクロ登場! 京懐石「美濃吉」とコラボ【実食リポ】

「チョコクロ」で知られるカフェチェーン「サンマルクカフェ」が、京懐石の老舗「美濃吉」とコラボした新メニューを2024年12月26日〜2025年1月23日の期間限定でリリース! 12月19日のメディア向け試食会にて、さっそく味わってみました!

「スターバックス」「タリーズ」など全国展開のカフェチェーンが数多い中、「サンマルクカフェ」といえばベーカリー&スイーツ類の充実ぶりが有名。クロワッサンとビターチョコを合わせた定番商品「チョコクロ」のほか、複数種類のパンやスイーツを販売しています。期間限定の商品も定期的にリリースしており、最新スイーツはまさかの「京懐石」コラボ。2024年12月26日から2025年1月23日までの販売なので、普段のサンマルクカフェとひと味違う「雅(みやび)」な風味をぜひ体験してください!

あの「チョコクロ」に白あん&白みそが合体!?

今回の新商品でコラボする「美濃吉」の創業は、なんと江戸時代の享保元年(1716年)。実に300年以上もの長い歴史を有する老舗であり、現在は京都や大阪に加えて関東圏にも複数店舗を構えています。サンマルクカフェとのコラボ商品にも美濃吉が長年培った甘味作りの妙が生かされており、チョコクロも白あん&京白みそでアレンジ。新年の始まりにふさわしい華やかな甘さ&彩りのラインアップとなっております。

会場では舞妓さんによる華麗なパフォーマンスも!

発売前の新商品をいち早く味わってきました! 鎌田社長の法被(はっぴ)も鮮やかなオレンジの「サンマルク」カラー試食会ではまずサンマルクカフェの代表取締役社長・鎌田滋之(かまたしげゆき)氏が登壇。今回のコラボはサンマルクカフェ開業25周年企画のトリを飾るものとして、京料理の魅力を取り入れたメニューで、すてきな2025年を迎えてほしいという思いから作られたそうです。穏やかな口調に伝統企業の貫禄が感じられます続いては美濃吉の代表取締役社長・佐竹洋吉(ひろよし)氏のあいさつ。今回のメニューは関西風の白みそを使ったお雑煮からヒントを得て作られたのだとか。正月よりひと足先に正月気分を楽しめました!続いては、「美濃吉」関東本店でおもてなしをしている舞妓(まいこ)さんによるおもてなしの舞も披露されました。その後はいよいよ新商品の試食です!

定番の「チョコクロ」が白みそ&白あんで正月スタイルに

まずは「プレミアムチョコクロ 京のはんなり白あん大福(390円)」から試食しました。表面に散らされたぶぶあられ、かわいらしい印象(画像提供:サンマルクカフェPR事務局)こちらは京白みそと白あんを混ぜたペーストに柔らかい餅をプラスして、チョコクロでおなじみのクロワッサン生地にくるんで焼き上げた一品。「大きな福を招くように」という願いが込められており、手持ち部分のパッケージも特別デザインとなっています。調理中のチョコクロを間近で見られるというなかなか貴重な体験こちらの商品については、試食会場内で調理実演もされていました。表面にまぶされたカリカリ食感のぶぶあられは、焼く前の生地に溶き卵を塗り、そこに貼り付けています。このぶぶあられは焼いても褪色せず鮮やかな色を保っているのだとか。断面を見ると、チョコ部分に白あんと餅が添えられているのが分かります甘味は通常のチョコクロよりも若干抑えめで、そこにほんのりと白みそ・白あん・餅の風味が効いています。ほんのりとした塩気が和の雰囲気をうまく引き立てており、通常のチョコクロの味から離れ過ぎず、上手にプレミアム感を引き立てていました。

いちご大福スムージーは意外な味わい

続いては「京いちご大福スムージー 〜ぶぶあられと京仕立て小豆〜(Mサイズ720円/ソフトクリームなし670円)」を試飲しました。紅白のいちご大福イメージで正月にもぴったり(画像提供:サンマルクカフェPR事務局)こちらはいちご・小豆・餅・クリームを合体させた、サンマルクカフェでしか飲むことのできない独自トッピングのスムージー。この商品も上部の煮小豆に京白みそが使われています。個人的にはこちらの味わいが最も印象的でした硬めのクリーム、ねっとりした小豆や餅、いちごのほのかな酸味に白みその塩気が絡み合います。食前はいちごの風味がとにかく前面に出たものを予想していましたが、実際にはいちごフレーバーは比較的淡白に抑えられており、むしろ全体の甘味・塩気を引き立てている印象。フルーツ系スイーツが苦手という人でも飲みやすい味です。

冷えた体を温めてくれる京おしるこおもちラテ

お次は「京おしるこおもちラテ 〜ぶぶあられと花びらもなか〜(Sサイズ590円)」もいただきます。濃厚ラテの下につぶあんが隠れています(画像提供:サンマルクカフェPR事務局)色とりどりのぶぶあられに加えて花弁型のもなかがトッピングされており、京都らしさと正月らしさを取り入れたホットドリンクです。コクのあるミルクラテの中には餅の生地や、京白みそ入りの十勝産つぶあんが溶け込んでおり、お汁粉のようなまろやかさ!最近急に冷え込んできたので、こういうドリンクを飲むとうれしくなりますね風味豊かなラテにつぶあんの甘さが混ざり、寒い冬に飲みたくなる、体が温まる味わいになっています。提供された直後のホットな状態でも十分おいしいのですが、しばらく間を置くとラテとつぶあんが完全に混ざりあい、もなかや餅もトロけてさらに柔らかい舌触りへと味変。出来立てだけでなく、若干冷めてから飲んでも2度おいしいラテです。

抹茶パフェは和の甘味モリモリで雅(みやび)&ゴージャス

最後にいただいたのは「京わらび餅&京仕立て小豆のお抹茶みやびパフェ(720円)」。抹茶ソースの緑色が、どことなく正月の門松も連想させます(画像提供:サンマルクカフェPR事務局)サンマルクカフェオリジナルのソフトクリームの上に抹茶ソース・京きな粉のわらび餅・つぶあん・ぶぶあられ・もなかをぜいたくに盛り付けた商品。見た目のきらびやかさは、今回の限定商品の中でも随一です。クリームか、つぶあんか、わらび餅か……どこから攻め込むかで好みが分かれそうスプーンを差し込むたびに、ソフトクリーム、つぶあん、わらび餅、もなかとさまざまなテイストを味わうことができ、それらが上品な苦味の抹茶ソースで一体化しています。わらび餅にクリームを付けて一緒に頬張ってみたりなど、組み合わせによっていろいろな味変ができて飽きさせません。正月っぽさを満喫しつつ、ガッツリ系スイーツを堪能したいときに良さそうです。

「伝統×伝統=伝統」とは限らない、新しさや革新を感じさせる味

正月限定メニューを持つサンマルクカフェ・鎌田社長(左)、舞妓さん、美濃吉・佐竹社長(右)なお、今回のコラボについてはサンマルクカフェ側から美濃吉へオファーがあったことがきっかけなのだとか。美濃吉の佐竹社長が以前からサンマルクカフェのファンであったことや、両社共に「伝統は革新の連続」という価値観を共有していることから実現したそうです。2025年の正月はぜひサンマルクカフェへ!今回コラボの限定メニューもまた、「チョコクロ」「京白みそ」といった定番&伝統の味をベースにしつつも、その組み合わせには「こんな味になるのか!」と驚かされそうになります。2025年の正月は、革新と飛躍の1年となることを願いつつ、ぜひサンマルクカフェと美濃吉の正月限定メニューを体験してみてください!

この記事の筆者:デヤブロウ プロフィール
都内在住の街歩きライター。Yahooエキスパートとして台東区の地域情報を発信するほか、「macaroni」など複数メディアで執筆を行う。飲食店、博物館、銭湯巡り、寺社探訪を中心に地域情報を発信中。東京シティガイド検定を取得済み。
(文:デヤブロウ)

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