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紅白出場&レコ大特別賞の「Number_i」がデビュー1年で大ブレークした理由。2025年に期待することは?

オールアバウト / 2024年12月29日 20時5分

紅白出場&レコ大特別賞の「Number_i」がデビュー1年で大ブレークした理由。2025年に期待することは?

『第75回NHK紅白歌合戦』へ出場が決まり大活躍の「Number_i」。この記事では、たった1年で大ブレークしたNumber_iの魅力を、元テレビ局スタッフが解説していきます。(サムネイル画像出典:NHK紅白歌合戦公式Xより)

3人組男性ダンスボーカルグループ「Number_i」が、大みそかに放送する『第75回NHK紅白歌合戦』(NHK総合)に初出場します。さらに、Number_iは『第66回 輝く!日本レコード大賞』(TBS系)で特別賞を受賞。そのほかにも、多くの大型歌番組に出演するなど、年末にかけて大活躍の予定です。

そこで、この記事ではデビューから1年間の活動を振り返り、Number_iの実力と魅力を解説していきます。

Number_iはデビューで衝撃を与えてすぐに海外ステージへ

2023年10月に結成されたNumber_iは、元King & Princeの平野紫耀さん、神宮寺勇太さん、岸優太さんの3人グループ。滝沢秀明さんが代表を務めるTOBEに所属し、2024年1月1日にデビューしました。

1stデジタルシングル『GOAT』は、激しいEDMサウンドと高速ラップが特徴的なダンスナンバー。同曲のミュージックビデオは世界中で注目を浴びて、YouTubeの再生回数において日本の男性アーティストのデビューシングル史上最速となる、公開後3日で1000万回再生を達成します。

その後も、Number_iはシングルやアルバムのリード曲に関しては、世界を意識したダンスミュージックを基本としていきます。最先端のダンスミュージックを取り入れながら、和のエッセンスも融合。ミニアルバム『No.O -ring-』収録曲で、平野さんがプロデュースした『BON』は、盆栽がテーマで盆踊りなど和を感じさせる振り付けが特徴的です。

サウンドも、高速ラップを聴かせる激しいダンスミュージックながら、随所で和風なアレンジを披露。新感覚なサウンドを作り上げ、アイドルファンだけでなく音楽好きな人たちからも注目されるようになります。

そして、デビューから間もない4月には、アメリカで開催された世界最大級の音楽フェスティバル『Coachella Valley Music and Arts Festival 2024』に出演。アジアにルーツのあるアーティストたちの世界進出をサポートする音楽レーベル・88risingの特別ステージに立ち、あっという間に海外デビューを飾ってしまいました。

さらに、夏には『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024』『SUMMER SONIC 2024』にも参加。夏フェスでも実績を残し、グループとして評価を上げることになります。

圧巻のパフォーマンス力でプロからも評価!

トントン拍子で大ブレークしたNumber_iですが、魅力は何といっても3人のパフォーマンス力の高さです。

King & Prince時代に基礎は作り上げられていたわけですが、Number_iとして活動する中でさらなる進化を実現。『GOAT』や『INZM』などで見せる複雑怪奇な振り付けは、プロのダンサーも称賛する出来栄えでダンスレベルの高さを見せつけます。

もともと、平野さんと岸さんはダンスが上手でしたが、神宮寺さんも着実に力をつけています。シングルやアルバムごとに新たな取り組みを行っているので、来年以降はさらに激しく華麗なダンスパフォーマンスを見せてくれるでしょう。

王道アイドルから“脱アイドル”へ

このダイナミックなダンスパフォーマンスのおかげで、Number_iは“脱アイドル”に成功しました。もともとが王道アイドル・King & Princeのメンバーということもあり、デビュー当初はどんな活動をするのか注目されていましたが、『GOAT』で見せたのはアイドルではない新しい形の3人。当初はファンも戸惑ったでしょうが、その格好よさと独自の世界観ですぐにNumber_iとしての魅力を作り上げました。

「アイドル」が悪いといっているわけではないですが、King & Princeを脱退したのに、同じようなことをしていたのでは進化は見込めません。そんなハードルを3人がいとも簡単に飛び越えたからこそ、ファンも納得して応援でき、現在の大活躍につながったのだと考えます。

また、メンバー自ら楽曲のプロデューサーを務めているのも魅力の1つ。自分たちのプロデュース曲が多いことのメリットは、グループとしての世界観をメンバーが率先して作り上げられることです。

アルバムではメンバーそれぞれがプロデュースを担当していますが、どれも秀逸な曲ばかり。デビュー曲からたった1年でここまでグループが成長したのも、自分たちで活動や楽曲をコントロールできているからでしょう。今後はパフォーマンスだけでなく、プロデューサーとしての成長も期待でき、まだまだNumber_iの進化は止まりそうにありません。

Number_iが認知された今、次のステップはどうなる?

さて、グループは全国7カ所で開催したライブツアー『Number_i LIVE TOUR 2024 No.I』を通して、各地でパフォーマンスを披露しました。12月24日に開催されたさいたまスーパーアリーナでの公演は、Amazon Prime Videoにて220以上の国と地域で独占ライブ配信され、多くの人がNumber_iのライブを見たことになります。年末には『NHK紅白歌合戦』と『レコード大賞』に出演し、さらに幅広い層から支持されることでしょう。

年末の歌番組への出演も多く、一気に認知度が上がったNumber_iですが来年以降の活動はどうなるのでしょうか? 筆者は、さらに世界進出を加速させてほしいと勝手ながら考えています。BTSをはじめ、Stray KidsなどK-POPのボーイズグループがアメリカでブレークする中、日本独自のグループはなかなか活躍できていない現状があります。

しかしここ数年、アメリカをはじめ海外では日本のシティ・ポップがブームになるなど、日本人の音楽に興味がある人が増えています。Number_iはJ-POP人気の波に乗り、アメリカでの活動にも本腰を入れてほしいと考えます。アメリカでも結果を出せばさらに人気が高まるのは確実。これまで、なかなかボーイズグループが海外で活躍するケースがなかった中で、Number_iの3人がその壁をぶち破ることに期待します。それだけの実力とスター性を、3人は持っているのだから。

ぜひとも、来年には海外でも大活躍するNumber_iのニュースを、皆さんにお届けできることを願っています。

この記事の筆者:ゆるま 小林
長年にわたってテレビ局でバラエティ番組、情報番組などを制作。その後、フリーランスの編集・ライターに転身。芸能情報に精通し、週刊誌、ネットニュースでテレビや芸能人に関するコラムなどを執筆。編集プロダクション「ゆるま」を立ち上げる。
(文:ゆるま 小林)

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