キンプリ&SixTONESのドームツアー、年末年始のキムタク無双……2025年のSTARTO社タレントはどうなる?
オールアバウト / 2025年1月9日 20時35分
年末年始も、テレビや生配信などで大活躍だった「STARTO ENTERTAINMENT」のアイドルや俳優たち。この記事では、STARTO社に所属するタレントについて、元テレビ局スタッフが2025年の活躍を占っていきます。
2024年末に放送された『NHK紅白歌合戦』(NHK総合)には出場せず、公式ファンクラブサイト、YouTubeなどのSNSで年越し生配信を行ったSTARTO ENTERTAINMENT(以下、STARTO社)のアイドルたち。どの配信も大きな話題を集め、改めて各グループが人気の高さを証明しました。
年末年始には配信などでさまざまな発表が行われ、2025年の大活躍を心待ちにしている人も多いのではないでしょうか?
そこで、この記事では年末年始での彼らの活躍を振り返りつつ、2025年にSTARTO社のアイドル・俳優がどう活動するのか勝手に予想してみたいと思います。
年越し配信はもはや定番化! 2025年は紅白、カウコン、生配信に?
2024年末はWEST.、SixTONES、なにわ男子、Aぇ! groupなど多くのグループが独自のチャンネルで年越し企画を行いました。中でも、規格外の人気を誇ったのがSnow Manです。Snow Manは、YouTubeで『Snow Man Special Live~みんなと楽しむ大晦日!2024 - 2025~』を生配信。第1部のライブコーナーでは、同グループの大ヒット曲をはじめ、少年隊、SMAP、KAT-TUN、NEWSといった先輩たちの楽曲を披露しました。
通常のコンサート並みに豪華な内容となり、最大同時接続者数は最大で126万人も突破する結果に。さらに、SixTONESは東京スカイツリーから生配信し、毎年恒例となるリーダー決めジャンケンを実施。WEST.はメンバーがこたつに入りながら重大ニュースを紹介するなど、バラエティーに富んだ内容となりました。
旧ジャニーズ事務所時代から、例年の年越しは「カウントダウンコンサート(通称「カウコン」)」を開催していました。ただ、2023年以降2年連続で開催せず、多くのグループが生配信に切り替えています。この傾向は2025年も続きそうで、たとえ『NHK紅白歌合戦』にSTARTO社のアイドルが出場するようになっても、“年越しは生配信”が定番になりそうな予感です。
また、STARTO社は2024年11月30日に公式Webサイトにて「来年はまた新しい形でのカウントダウンコンサートができますよう、アーティスト、スタッフ共に精進してまいります」と宣言。2025年末にはカウコンも復活しそうな雰囲気で、さらにファンにとっては楽しみが広がる可能性が出てきました。
2025年の大みそかは、これまでになかった『NHK紅白歌合戦』、カウコン、生配信を組み合わせた年越しになる可能性もあり、ファンにとっては楽しみが増えそうです。
キンプリ&SixTONESのドームツアーが開催決定!
大盛況となった生配信では、各グループごとにさまざまな発表がありました。中でも驚きだったのが、King&Princeが発表した3大ドームツアーの開催です。「みずほPayPayドーム福岡」「東京ドーム」「京セラドーム大阪」を巡るもので、2人体制後初の3大ドームツアーとなります。また、SixTONESは初の5大ドームツアー「SixTONES LIVE TOUR 2025『YOUNG OLD』」を2025年1~4月にかけて開催。まだ発表されていないほかのグループについても、2025年はドームクラスのコンサートが多くなりそうです。
嵐に次ぐ「国立競技場」でのライブなるか!?
そうした中で期待したいのは、とんでもない集客力を誇るSnow Manによる国立競技場でのライブです。2025年4月からは国立競技場が民営化され、NTTドコモやJリーグなどのグループが運営を担うと正式に決まっています。NTTドコモによる「独自の遮音技術の導入」も検討されていると報じられ、よりアーティストのライブが開催される回数が増えそうです。そうなれば、抜群の人気と影響力を持つSnow Manの国立競技場でのライブは一気に現実味を帯びます。国立競技場といえば、以前嵐が単独コンサートを開催していることでもおなじみ。先輩が築き上げた伝統を、Snow Manが引き継ぐところが見られるかもしれません。
また、そんな嵐ですが、デビュー25周年ということで2025年の復活が期待されます。2024年は、4月10日に5人で「株式会社嵐」を設立。さらに、25周年特設サイトが立ち上げられ、さまざまな企画が行われています。
ただ、5人の再集結は発表されていなく、2024年には実現せず。だからこそ、2025年にはグループとして再始動した上で、ぜひともライブを開催してほしいところ。現状では何の発表もないですが、多くのファンが2025年に嵐が復活することを願っています。
年末年始はキムタク無双! ベテラン勢の活躍も注目
2024~2025年にかけての年末年始では、ベテラン勢も大活躍しました。まず、俳優の木村拓哉さんは、2024年12月29日にスペシャルドラマ『グランメゾン東京』(TBS系)が放送され、さらに12月30日からは映画『グランメゾン・パリ』が公開。主演作が正月映画の目玉となり、年末年始はさまざまなテレビ番組に出演しました。
12月31日に放送された『大晦日オールスター体育祭』(TBS系)でも木村さんは、長時間の放送の中で見どころを山ほど作り、総合優勝を達成。さらに、明石家さんまさんと正月恒例の特番『さんたく』(フジテレビ系)に出演し、能登半島地震の被災地支援のため炊き出しをした様子などが放送されました。
そのほかにもさまざまな番組に出演しましたが、ドラマや映画をはじめ木村さんの格好よさが目立つものばかりで、年末年始はまさに“キムタク無双”状態。バラエティー番組でも圧倒的な存在感を披露し、さすがはスーパースターという貫禄を見せつけました。2025年も木村さんの活躍は続きそうで、次回作にも注目です。。
さらに、正月に驚きのサプライズを発表したのがKinKi Kidsです。2人は、京セラドーム大阪でのコンサート後に行った生配信で、今夏をめどにユニット名を「DOMOTO」に改名すると発表。
堂本剛さんは2024年3月31日に事務所を退所し、すでに独立しています。それだけに、改名によってどんな活動をしていくのか気になるところです。
注目が集まる新生「timelesz」にも期待大
そんな「DOMOTO」と同じく、新しい船出を迎えるのが「timelesz」です。timeleszは、新メンバーオーディション「timelesz project」を開催中。オーディションは、「タイプロ」と呼ばれ、大きな注目を集めています。『timelesz project -AUDITION-』としてNetflixで配信され、現在は5次審査に進む候補生が発表されたところです。
2025年初旬には新メンバーが決定すると公表されているので、timeleszは新メンバーを迎えた形で2025年の活動を行う予定。旧ジャニーズ時代から見てもオーディションで新メンバーを決めるのは珍しく、STARTO社のグループとしては異例といえるでしょう。
また、オーディションには一般の候補生だけでなくSTARTO社所属の俳優たちも参加。審査は難航しており、誰が新メンバーに選ばれるのか分からない状況です。
オーディション企画で大きな注目を浴び、ファンも増やしたtimelesz。2025年は、STARTO社のグループの中で、もっとも注目すべき存在になるでしょう。
さて、ここまでSTARTO社に所属するアイドル・俳優の年末年始の活躍を紹介し、さらに2025年の展望を勝手に推測してきました。2023年に表面化した性加害問題がありましたが、2024年からタレントたちの活動は本格復活し、さらに2025年は勢いを増しそうです。どんな活躍やサプライズを今年も見せてくれるのか、期待したいところです。
この記事の筆者:ゆるま 小林
長年にわたってテレビ局でバラエティ番組、情報番組などを制作。その後、フリーランスの編集・ライターに転身。芸能情報に精通し、週刊誌、ネットニュースでテレビや芸能人に関するコラムなどを執筆。編集プロダクション「ゆるま」を立ち上げる。
(文:ゆるま 小林)
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