2025年のドラマ初めはこれで決まり! 元SMAP主演作やバカリズム脚本の最新作など注目冬ドラマ3選
オールアバウト / 2025年1月17日 21時5分
新年明けて早々に、1月から続々とスタートする2025年の冬ドラマ。さまざまな注目作品がある中で、元テレビ局スタッフが絶対に見逃せない3作品を紹介。この記事では、『日本一の最低男』『ホットスポット』『アンサンブル』の見どころを紹介します。
1月から、各テレビ局で新たに冬ドラマがスタートします。2025年の冬ドラマもさまざまな作品が制作され、魅力的な俳優たちが主演を担当。どのドラマも見逃せない内容となっています。とはいえ、ここ最近では深夜ドラマも含めると多くの作品が放送され、どれを見たらいいのか迷うところです。
そこで、この記事では元テレビ局スタッフで、放送されているほぼ全てのドラマをチェックしている筆者が、“これだけは絶対に押さえるべき”という3つの作品を紹介します。
香取慎吾が最低男を演じる『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』
まず紹介するのは、『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』(フジテレビ系)です。元SMAPの香取慎吾さんが11年ぶりにフジテレビ系の連ドラ主演を務める作品で、1月9日からスタート。選挙とニセ家族を題材とし、これまでに見たことがないようなドラマに仕上がりそうです。
演技派として知られる志尊淳さんが準主役のポジションで、冨永愛さん、佐野玲於さん、橋本じゅんさん、安田顕さんと実力派役者が勢ぞろい。香取さんらしいコミカルな作品になりそうで、新年早々に笑いと感動を与えてくれそうです。
また、ドラマに出演する子役にも注目で、ミュージカル『SPY×FAMILY』のアーニャ役や『放課後カルテ』(日本テレビ系)で繊細な演技を見せた増田梨沙さんが参加。さらに、配信ドラマ『1122いいふうふ』で感動的な演技を見せた千葉惣二朗さんも出演します。
最大の推しポイントは香取慎吾の役どころ!
ドラマは、香取さん演じる主人公・大森一平が、テレビ局を不祥事で退社するところからスタート。一平は、世間を見返すため政治家になることを決意します。そのため、家族嫌いで子ども嫌いながら、イメージアップのために亡き妹の夫・小原正助(志尊淳)と、2人の子どもたちの面倒を見ることに。当初は、選挙に勝つためニセ家族を演じますが、子育てを通して出会った人たちや社会の問題に気付き、一平の中に使命感が芽生え始める内容です。
『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』の最大の推しポイントは、好感度の高い香取さんが身内も私欲のために利用する最低男を演じるところ。一平は型破りな設定で、香取さんがどんなキャラクターに仕上げていくのか楽しみです。
また、増田さんが演じる小原ひまりは、小学5年生ながらすぐに一平の裏の顔を見透かしてしまうおませな女の子。一平とひまりのバトルも面白そうで、一風変わったホームドラマを堪能できることに期待です。
バカリズムが脚本を手掛ける『ホットスポット』
次に紹介するのは、バカリズムさんが脚本を手掛け、ドラマ『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ系)の制作チームと再タッグを組む『ホットスポット』(日本テレビ系)です。主演は、個性派俳優として人気が高い市川実日子さんが務め、お笑いトリオ・東京03の角田晃広さん、鈴木杏さん、平岩紙さん、夏帆さんが出演。さらに、木南晴夏さん、池松壮亮さん、菊地凛子さんの出演が発表され、小日向文世さん、田中直樹さん、野呂佳代さん、坂井真紀さんら実力派俳優陣も参加します。出演者のラインアップを見ただけでも、間違いなく面白いドラマだと言えるでしょう。
奇想天外なストーリーに期待大!
そんな『ホットスポット』は、富士山麓の町が舞台で、ビジネスホテルに勤めるシングルマザー・遠藤清美が主人公。清美はある日、仕事帰りに自転車で帰る際に交通事故に遭いそうになり、間一髪のところを地球外生命体に救われ日常が変わり始めます。地元系エイリアン・ヒューマン・コメディーと名付けられ、バカリズムさんらしい会話劇も楽しめそうです。また、日本テレビの公式発表では、「SF史上かつてない小規模なスペクタクル」と説明があり、『ブラッシュアップライフ』と同じく奇想天外なストーリーになる可能性が大。クランクインの様子も公開されていますが、市川さん、角田さん、鈴木さん、平岩さんがファミレスのボックス席で台本12ページ分の会話を繰り広げたそう。かなり凝った演出のドラマになりそうで、映像表現も含め注目です。
ここ最近では、変わった設定のドラマが多くなっていますが、バカリズムワールドを満喫できる作品になりそうで、『ブラッシュアップライフ』ファンは絶対に見逃せないドラマです。1月12日から放送が開始されています。
川口春奈×松村北斗の切ない弁護士ドラマ『アンサンブル』
最後に紹介するのは、1月18日から放送がスタートする『アンサンブル』(日本テレビ系)です。川口春奈さんが主演を務め、共演はSixTONESの松村北斗さんが担当。川口さん演じる主人公・小山瀬奈は、恋愛トラブルを多く扱う女性弁護士で、過去のトラウマもあり「恋愛はコスパ・タイパが悪い」と考える現実主義者です。一方で、愛や真心を信じて行動する理想主義者の新人弁護士・真戸原優を松村さんが熱演。正反対な考え方の2人がバディとなり、さまざまな恋愛トラブルを解決します。
『アンサンブル』は単なる弁護士ドラマではなく、恋愛トラブルを解決する2人が、裁判で得た恋の教訓を自分たちの恋愛に生かしてゆく様子が描かれます。リーガルラブストーリーとなり、予告を見る限りラブストーリー部分がかなり期待できそうです。特に、松村さん演じる真戸原は明るい性格のようで楽しそうな場面が多く、引っ張られるように恋に落ちていく瀬奈の姿が見られそう。
また、瀬奈と深い関係をもつ元恋人・宇井修也を田中圭さんが担当。この修也はある大きな秘密を抱えている人物で、瀬奈に対して驚きのアプローチをしてくる予定です。
田中さんといえば『わたしの宝物』(フジテレビ系)で繊細な演技を見せたばかりで、出演ドラマに外れがないことでおなじみ。瀬奈と真戸原の恋愛に修也が関わってくるようで、どんな三角関係になるのか見どころになりそうです。
大河ドラマや『御上先生』『家政夫のミタゾノ』にも注目!
そのほかにも、NHKの大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』や、豪華な出演者が話題の日曜劇場『御上先生』(TBS系)、さらにテッパンの面白さをほこる『家政夫のミタゾノ シーズン7』(テレビ朝日系)など、見逃せないドラマがたくさん放送されます。今回の冬ドラマは、いつにも増して各作品のジャンルがバラバラで、お気に入りの一本を見つけやすくなっています。ぜひ、気になる作品は、見逃し配信でもいいので初回放送を視聴してみることをおすすめします。
この記事の筆者:ゆるま 小林
長年にわたってテレビ局でバラエティ番組、情報番組などを制作。その後、フリーランスの編集・ライターに転身。芸能情報に精通し、週刊誌、ネットニュースでテレビや芸能人に関するコラムなどを執筆。編集プロダクション「ゆるま」を立ち上げる。
(文:ゆるま 小林)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
業界人が語る「見たい/見たくない」冬ドラマ6選。「演技が見ていられない」主演女優も
日刊SPA! / 2025年1月20日 8時53分
-
「アンサンブル」初回 真戸原(松村北斗)、瀬奈(川口春奈)への“30秒セリフなし”胸キュン行動に「いきなり」「ドラマチック」と視聴者悶絶
モデルプレス / 2025年1月19日 11時26分
-
見取り図・リリー、ドラマにサプライズ出演 視聴者驚き「めちゃセリフあるじゃん!」「ナチュラルすぎる」
ORICON NEWS / 2025年1月18日 22時54分
-
草なぎ剛&香取慎吾、約27年半ぶりドラマ共演決定! 『日本一の最低男』に『罠の戦争』鷲津亨が登場
クランクイン! / 2025年1月7日 13時5分
-
「冬ドラマ」どれを見る? 期待の4作品をチェック 大ヒットドラマ制作陣の再結集に久々の香取慎吾フジ連ドラ主演作も
クランクイン! / 2025年1月4日 7時0分
ランキング
-
1業界人が語る「見たい/見たくない」冬ドラマ6選。「演技が見ていられない」主演女優も
日刊SPA! / 2025年1月20日 8時53分
-
2フジHD株が急伸 一時8%超高 中居の女性トラブル問題、フジ会見以降にスポンサーCM撤退相次ぐも
スポニチアネックス / 2025年1月20日 12時37分
-
3上沼恵美子「なんで、あんなお粗末な正義のない…」フジ社長会見批判も「現場のスタッフは優れてる」
スポニチアネックス / 2025年1月20日 14時29分
-
4フジテレビ社員たちの怒声と悲鳴…港浩一社長“自滅会見”で窮地、大手企業CM差し止め要求相次ぎ現場はパニック
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月20日 11時28分
-
5松坂桃李主演「御上先生」初回視聴率は12.2%「VIVANT」「アンチヒーロー」超えの好スタート
モデルプレス / 2025年1月20日 12時46分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください