1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

「暖房をつけても足元が冷える」冬によくある悩み、家電のプロが考える対処法は?

オールアバウト / 2025年1月29日 21時10分

「暖房をつけても足元が冷える」冬によくある悩み、家電のプロが考える対処法は?

エアコンを使っていても足元が冷えてしまう場合、どのような対策をとればよいのでしょうか。「All About」ガイドで、家電のスペシャリストとしてテレビやラジオ、新聞、雑誌など多数のメディアに出演する安蔵靖志が解説します。

部屋で暖房をつけていても、なかなか足元が暖まらない……。こんな悩みを抱えている人も少なくないでしょう。どのように対策すればよいのでしょうか。

「All About」ガイドで、家電のスペシャリストとしてテレビやラジオ、新聞、雑誌など多数のメディアに出演する安蔵靖志が解説します。

 (今回の質問)
暖房をつけているのですが、足元がどうしても冷えてしまいます。対処法を教えてください。

(回答)
暖かい空気が天井付近にたまってしまう場合が多いために起きる現象です。服装や家電の併用などの工夫を行うことで対策しましょう。

どういうことなのか、以下で詳しく解説します。

暖房時は足元が冷えやすいので対策をしましょう

暖房をつけているのに足元が冷えるというのは、冬によくある悩みですね。これは、暖かい空気が部屋の上部にたまりやすく、冷たい空気が下部にたまりやすいためにおきる現象です。また、窓からの冷気などが原因の場合もあります。

足元の冷えを解消するためには、いくつかの対策を組み合わせるのが効果的です。具体的な方法を紹介しましょう。

靴下や家電を使って直接温める

当然といえば当然なのですが、基本的には足元を直接温めるのがベストです。厚手の靴下やスリッパを着用することで、床からの冷えを直接防げます。

どうしても裸足で過ごしたいのであれば、床全体または足元だけを温めるのに効果的なホットカーペットの併用がおすすめ。消費電力が比較的少ないため、暖房費の節約にもつながります。そのほか、下半身を効率的に温められるこたつ、フットヒーターやパネルヒーターなどの小型暖房器具を使うのもよいでしょう。

部屋の空気を循環させる

サーキュレーターや扇風機を活用し、天井にたまった暖かい空気を床に循環させることで、室温のムラを解消して足元を温かくできます。エアコンの対角線上に置いて、エアコンの風と反対方向に風を送ると、空気が効率的に循環させることができます。

窓からの冷気を遮断する

厚手のカーテンや断熱ライナーを使用することで、窓からの冷気を遮断し、室温の低下を防げます。特に、床まで届く丈の長いカーテンを選ぶと効果的です。

カーテンよりも安価に導入できる手段として、断熱シートや断熱フィルムを使う手もあります。また、窓やドアのすき間から冷たい風が入ってくる場合は、すき間テープなどで埋めるのも効果的です。

加湿器を併用する

湿度が低いと体感温度が下がるため、加湿器を使って部屋の湿度を上げることで、暖かさを感じやすくなります。

紹介したいくつかの対策を組み合わせながら、快適に過ごせるように工夫をしてみてください。

この記事の筆者:安蔵 靖志
ビジネス・IT系出版社で編集記者を務めた後、フリーランスに。記事執筆のほか、テレビやラジオ、新聞、雑誌など多数のメディアに出演。ラジオ番組の家電コーナーの構成なども手掛ける。
(文:安蔵 靖志)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください