牝馬最高の栄誉は誰の手に!? 第79回オークス出走予定馬をチェック

オールアバウト / 2018年5月17日 20時35分

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5月20日(日)に開催される第79回オークス。牝馬クラシックの2冠目にして、牝馬の最高峰のG1レースであるだけに競馬ファンなら誰もが注目しているレースです。エントリーした20頭の馬の中で、注目馬をピックアップしました

2冠達成? 2歳女王の逆襲!? それとも……

桜花賞が開催され、戦いの火ぶたが切って落とされた今年の3歳牝馬クラシック戦線。その中でも集大成とも言える2冠目、オークスの出走が5月20日と、いよいよ迫ってきました。

◆2018年オークス出走馬
※馬名/主な実績/備考の順で表記

●リリーノーブル/18年桜花賞3着/優先出走権
●ラッキーライラック/17年阪神JF/優先出走権
●マウレア/18年チューリップ賞2着/優先出走権
●トーセンブレス/18年フラワーC2着/優先出走権
●カンタービレ/18年フラワーC
●オールフォーラヴ/18年忘れな草賞
●トーホウアルテミス/18年矢車賞(500万下)
●サトノワルキューレ/18年フローラS/優先出走権
●シスターフラッグ/17年2歳新馬/抽選対象
●レッドサクヤ/18年エルフィンS
●パイオニアバイオ/18年フローラS2着/優先出走権
●サヤカチャン/17年アルテミスS2着
●アーモンドアイ/18年桜花賞/優先出走権
●ランドネ/18年スイートピーS/優先出走権
●ウスベニノキミ/18年3歳未勝利/抽選対象
●ウインラナキラ/17年2歳未勝利/抽選対象
●ロサグラウカ/18年水仙賞(500万下)
●オハナ/18年菜の花賞(500万下)   

牝馬クラシック第1弾の桜花賞が1600mに対し、オークスは2400mと800mも一気に距離が延びるという過酷な舞台。3歳牝馬の限定重賞では最も長距離のレースのため、何よりもスタミナが求められ、そして真の強さが問われる一戦となります。
 
実際、過去10年の勝ち馬を振り返ると、その後にG1レースを制した馬は5頭。ブエナビスタやジェンティルドンナはオークスが開催される東京2400mで無類の強さを誇り、ともに牡馬に混じってジャパンCを制しています。オークスの勝ち馬は同世代の牝馬戦線だけでなく、その後の競馬界をリードする存在となります。
 
現役最強馬候補を決める重要な一戦となるオークス。どんな馬が出るか気になりますよね。そこで、注目馬3頭を紹介します。
 

オークス注目馬その1:アーモンドアイ

桜花賞前まではあくまで脇役の1頭だったにもかかわらず、今や3歳牝馬の頂点に君臨するのがこの馬。そこまで評価が急上昇した理由はなんといっても、桜花賞で圧巻のパフォーマンスを見せたからに他なりません。
 
父ロードカナロア、母フサイチパンドラとともにG1を制し、末脚の切れには定評のあった超良血馬。桜花賞も2番人気に支持されていましたが、4コーナーを回っての位置取りは17頭中16番手とほぼ最後方。いくら末脚の切れがあっても届かないと思われていましたが、直線に入ってからの末脚が異次元。まるで他馬が止まっているかのような伸び脚を見せ、先に抜け出したラッキーライラックをあっさりと交わして快勝。牝馬1冠目をモノにしました。
 
マイル戦で抜群の切れ味を見せ、圧倒的な適性を見せていたため、「距離延長」となるオークスでどう出るか不安視されています。しかし、過去10年で桜花賞馬のオークス成績は9頭が出走し[3・1・1・4]。着外4頭のうち、2頭は僅差の4着とそこまで大負けしていません。クラシック2冠に向けて視界良好と言えます。
 

オークス注目馬その2:ラッキーライラック

捲土重来を期す2歳女王。牡馬3冠を達成したオルフェーヴル産駒の代表格として3歳牝馬戦線をリードしていましたが、桜花賞では初対戦となったアーモンドアイに並ぶ間もなく差され、まさかの2着。親子3冠制覇が霧散してしまいました。
 
力の違いを見せつけられた後だけに、逆転は簡単には行かないように思われるかもしれません。しかし、血統面で言えば、オークスの方が距離をこなす可能性は高いです。さらに、この馬の持ち味である先行抜け出すレース振りは、桜花賞では目標にされましたが、オークスは早めに抜け出したほうが有利なレース展望なだけに、逆転も十分に考えられます。
 

オークス注目馬その3:サトノワルキューレ

惑星としては、やはりオークスのトライアルレース・フローラSを制したサトノワルキューレでしょう。アーモンドアイ同様に強烈な切れ味を誇る末脚を武器に持つ馬で、フローラSでは4角14番手の位置取りから、上がり3ハロンのタイムでメンバー最速となる33秒4を記録して差し切り勝ち。開幕週の東京競馬場の馬場は先行馬がダントツ有利な中で、この勝ちっぷりは驚異。2000mをこなした点でも、桜花賞1、2着馬より距離適性の高さを感じさせます。
 
ちなみにこの馬の父はディープインパクト。新種牡馬の産駒2頭に対して、リーディングサイアーの定番であるディープインパクト産駒の「真打ち」ともいえるサトノワルキューレが、父の意地を見せられるのか、注目されます。
 
見どころたっぷりのレースになりそうな今年のオークス。一体、どんなレースになるのでしょうか……?

(文:福嶌 弘)

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