浪人すると予備校費用はいくらかかる?

オールアバウト / 2019年10月22日 12時20分

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大学進学率はいまや50%超。高校を卒業した学生の5.4%が浪人して予備校に通っています。浪人した場合にかかる費用は、現役に比べてやはり高くつくのでしょうか。平均相場を調べました。

高校を卒業した人の約5.4%が浪人して予備校へ

文部科学省「平成30年度学校基本調査」によると、高校を卒業した生徒の約5.4%が専修学校や各種学校と呼ばれる予備校に進学しています(浪人の割合ではありません)。

現役とは異なり、朝から夕方まで勉強時間に充てるために取得講座も増え、現役生より費用はアップします。

現役生の予備校費用は年間40万~100万円が目安。では、浪人生の場合はどのくらいかかるのでしょうか。

浪人の予備校費用は国公立か私立か、文系か理系かで大きく変わる

高卒生を対象にしている予備校の多くでは、通常の単科講座に加え、目指す学校や理系文系コース別に、複数の講座がパッケージされたものが用意されています(もちろん予備校によって料金体系は異なります)。

また、4月に入塾する場合と9月に入塾する場合では、入会金・授業料が異なります。4月に入塾したほうが単価は低くなります。

通常の授業料は69万~341万円とかなり幅がある

どのコースを受講しても料金が一律の予備校もありますが、ここでは一例として、希望するコースによって費用が異なる大手予備校の授業料を紹介します。
医・薬・農・獣医系は高め

目指す大学が国公立の場合は、医・薬・農・獣医系で69万~93万円、理系で69万~84万円、文系で75万~84万円。

私立の場合は、医・薬・農・獣医系で72万~341万円、理系で71万~82万円、文系で71万~77万円と、特に医・薬・農・獣医系に大きな開きがあるようです。

目指す大学がハイレベルだったり、個別指導付きだったりすると金額は上がる傾向にあります。

しかし、かかるお金はこれだけではありません。夏期講習や冬期講習、そして不得意科目や重点科目など小論文添削や英文法集中講座といった単科講座の受講も上乗せでかかってきます。

小論文添削や英文法集中講座、センター試験対策といった単科講座の受講には、予備校によって、1コマ4000円前後のものや、半年間で1万2000円とセットになっているものなど様々です。

夏期講習は10万円程度かかる可能性がある

次に、夏期講習の費用をみてみましょう。
1講座あたり1万5000円~2万円といったところ

夏期講習は、各家庭で経済状況に応じて、講座数を調整できるようにフレキシブルに組み合わせられる予備校がほとんどです。

やはり複数講座を受講するのが一般的で、A予備校の場合は4講座で6万5840円、7講座ほど申し込むと11万円を超えてきます。

通常授業で69万円~84万円(文系・理系の場合)、夏期講習や冬期講習で10万円前後ずつ、また必要に応じて単科授業をいくつか受講すると考えると、予備校にかかる費用はざっくりと100万円前後と見積もる必要がありそうですね。

予備校には毎日通うことになるため、交通費も大きくかかります。予備校によっては、学割が効かないところもあるため要注意。

浪人すると決めてから予備校を決める時間は意外と短いため、費用も大切ですが、授業の形態やサポート内容、施設など総合的に選ぶことが大切です。

大学受験の経験を持つママによると、「現役よりも浪人時代のほうが、後がないからお金がかかった」とのこと。たしかに現役時代よりも時間もあり、子どもの不安を少しでも取り除くためにも、お金をかけられるだけかけてしまうかも知れません。

さらに、大学受験費用もマネープランに入れておきたいもの。

たとえば国公立2校・私立5校・センター試験利用で約30万円かかります。そして無事合格したあとは入学金や授業料など大きな出費が続きます。入学金が支払えないなど本末転倒にならないように、予備校にかけるお金を計画的に、子どもと一緒に決めていきたいですね。
(文:鈴木 さや子(マネーガイド))

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