【夏の週末におすすめ♡】福井県池田町でゆるゆるリラックスな田舎旅をした!
ananweb / 2017年7月26日 16時0分
暑さのせいか、なんだかやる気がない……。その夏バテ&プチ鬱、緑豊かな田舎旅でリセットしてみませんか?
文・宮田愛子
うだるような暑さでなんだかやるせなくなるこの季節は、豊かな緑に囲まれて心身ともにデトックスするのが吉。
今回はanan総研メンバーを代表して岩間歩さん(No.299)とライター・宮田の2人が、緑とやさしさにあふれた福井県池田町へデトックス旅を決行。ここでしか味わえない、おすすめ週末田舎旅をご紹介します。第1弾は、「自然と遊ぶ旅」。
■ 福井県池田町ってどんなところ?
出かけた先は、東京駅から新幹線で3時間半、福井駅からバスで1時間ゆられたところにある福井県池田町。総人口2,692人、標高1200m~1400mの山々に囲まれたこの町は、なんと
総面積の約92%が森林
。バスから降りた瞬間に感じる清らかな空気は、いくら深呼吸してもたりないほどおいしいんです!
■ 童心に帰る仕掛けがたくさん!池田町の自然で遊ぶ
■ ツリーピクニックアドベンチャーいけだ
まず訪れたのは、池田町のリゾート・志津原エリアにある『ツリーピクニックアドベンチャーいけだ』。町の豊富な緑をそのままテーマパークへと変身させたこの施設は、まさに森の中の遊園地! 森林浴で癒やされながら思いっきり体も動かせる、ストレスリリーフにはもってこいの場所です。
全体は、大空を翔る「ジップラインエリア」、自然のジャングル「アドベンチャーパークエリア」、そして夏には志津原高原を流れる足羽川でラフティングを楽しめる「アドベンチャーボートエリア」など、大きくわけて3つのエリアに分類されています。ここでなら、陸・海・空、すべての自然を心行くまで堪能できちゃいますね。
■ メガジップラインで鳥になる!
メインアトラクションは、距離・地上高ともに日本最大級の「ジップライン」。山の屋根間に張られた全長約1km(ファーストライン480m、セカンドライン510m)もの距離を、鳥のように舞う爽快感は格別です。さっそく岩間さんが挑戦してみることに。
ジップハウスでインストラクターの指示のもとハーネスを着けたら、雑木林を進み、スタートタワーへ。
スタートラインに立つと、ドキドキとワクワクで思わず足がすくみます。インストラクターの掛け声に合わせ、みんなでカウントダウン。いざ、大空へダイブ!
岩間さん
1回目に飛び出すときは、本当にドキドキしました! 周りの景色を楽しむ余裕なんてなくて、ただただスリルを感じてました。でも折り返し地点からの復路では慣れたせいか、壮大な景色を堪能できました。
いきおいよく飛び出せば、スリルもあっという間に「楽しい」に変わるメガジップライン。 体全体を涼やかな風に包まれて気分もスッキリ爽快です。広大な森を一望できる絶景スポットで、スリルと癒やしのWタッグを体感して!
■ 初心者から上級者まで! 誰と来ても楽しいアドベンチャーパークエリア
お次は、樹上のいたるところに設置された足場を伝って隣の樹まで飛びのったりと、ターザンのような気分が味わえるアドベンチャーパーク。
このエリアでは、初心者から上級者まで幅広く対応する4つのコースが用意されています。取材時には、サクサクと先へ進むアクティブなカップルや、まったり休みながら進む(樹の上に休憩スペースもあるんです!)家族連れなど、多種多様な楽しみ方を目撃。アクティブデートが苦手な人でも、ここならマイペースを極められそう。
PR・藤丸さん
さきほどジップラインも迫力満点ですが、このエリアも負けてません! 地面との距離が近いぶん、ジップラインとは異なるスリルを体験できますよ。
同じアドベンチャーパークエリアにあるマッシュルーフでは、薪割り体験をやっていました。薪割りを教えてくれたのは、『ピクニックアドベンチャーいけだ』の最高齢インストラクター、野瀬さん。池田町育ちの野瀬さんは、薪割りは幼いころからのお手伝いだったそう。さすがの腕前で、軽々と薪を割っていきます。なんだかちょっと簡単そう。私にもできそう…一発で割れたらさぞ気持ちがよいことでしょう。ということで、先生に習って、取材班も体験してみることに。
野瀬さん
肩幅大くらいに足を開いて、頭上まで斧を持ち上げたら丸太に振り下ろすんだよ。 怖がってしまうと気がすくんで斧を離してしまったり、万が一斧の着地地点がズレたときに危ないから、手元に意識を集中させて!
先生の指導のもと勢いよく斧を振り下ろしてみると……。丸太に刃が深く突き刺さり、思ったほど簡単には割れません! ちなみにその場合は、今度は丸太ごと斧を持ち上げて地面にたたきつけるなど、ありとあらゆるテクニックを駆使する模様。ジップラインやアドベンチャーパークでもスリリングな体験をしましたが、筆者としてはここが最も刺激的。大人になってから触れる自然の楽しさは格別です。
■ センターハウス内のカフェピクニックで夕涼み
ありとあらゆるアウトドアをひとしきり楽しんだ後は、施設内にあるカフェ「カフェピクニック!」へぜひお立ち寄りを。せっかくなら、緑に囲まれながらゆっくりとくつろげるテラス席がおすすめ!
池田町産コシヒカリのおにぎりや池田牛バーガーなど、池田町産の有機野菜などをふんだんに使ったメニューがたくさん用意されています。こちらは、町産湧き水を原料とした池田町の地サイダー「いけソーダ」。レモン風味でさっぱりいただけますよ。
■ 池田町に来たなら行かなくちゃ!絶景・雲海は9月がベストシーズン
どこもかしこも緑が広がる池田町では、四季折々の変化と同じように、朝から夜まで時の流れの中でも、生き物や森が異なる姿を見せてくれます。
色とりどりの花々や木々の香り、川の流れる音……などなど、すぐそばからももちろん感じることはできるけど、せっかく池田町に来たのなら、ぜひ見に行ってほしいのが雲海。ベストシーズンは9月とまだ少し先ですが、朝日に照らし出される秋の紅葉と雲の海は圧巻なんです。
雲海を見るには、朝早くに山頂へと到達しなければなりません。日の出前の朝5時、まだ眠い目をこすりながら、山頂にてスタンバイ。
日の出とともにあたりが明るくなると、足元一面に広がる雲の海が。厚い雲の隙間から太陽の光が差し込む様は、思わず息をのむ幻想的な美しさです。
なんでも揃う都会にいるとつい忘れてしまう、自然の楽しさ。ゆったりとした時の流れに身を任せ、「なにもしない時間」を贅沢に過ごしてみるのはいかが? 四季折々の味覚を味わいに、都会では感じられない季節の訪れを肌で感じに、ぜひ福井県池田町へと足を運んでみてくださいね。
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