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窪田正孝が『東京喰種』で主演! 「正直、今でもビビっています(笑)」

ananweb / 2017年6月29日 7時0分



人間と、人間を食べることでしか生きられない怪人「喰種(グール)」との刹那的な戦い。両者が抱える苦しい葛藤を描いた大作が、ついに実写化。主演の窪田正孝さんにお話を伺いました。


「すごく愛されている作品だし、僕はカネキになれるのかと不安でした。正直、今でもビビっています(笑)。でも、撮影が始まればやるしかないので、一球入魂する気持ちで挑みました」

と話すのは、映画『東京喰種(トーキョーグール)』で主人公のカネキを演じる窪田正孝さん。原作が大人気漫画ということもあり、役作りに悩んだ部分も多かったそう。

「カネキを演じるために自分というものを捨てようと思い、原作を何度も読みました。そうしてわかったのは、カネキは弱い人間で、人に何かをすることで見返りを求めるというズルさを持った人間だということ。そして、唯一好きになった女性が喰種だったという経験をしたために、強い悲壮感をまとっているということです。演じるときにも、そこはかなり意識しましたね。僕とカネキの共通点があるとすれば、友だちがいないことと、一人でいる時間が好きなところです(笑)」

作品の見どころのひとつとなっているのが、激しい戦闘シーン。

「ワイヤーアクションは以前にも経験したことがあったんですが、今回は高い場所で撮影することが多くてキツかったですね。ビルの7階くらいの高さで、しかも足場が50cm程度しかないところでアクションをしないといけなかったり。なかでも一番時間をかけたカネキと亜門(鈴木伸之)との戦闘場面は5日間にわたって撮影をしたので、“よし、今日も戦いに行くぞ!”という気持ちで現場に向かっていました」

■ 自分の「正義」について考えてもらえると嬉しい。

人間と、人間を食べる喰種、そして喰種を捕まえる任務を負った捜査官。三者の戦いと、それぞれが置かれている立場や、抱えている葛藤が、作品の重要なポイントになっている。

「見終わったときに、“正義”ってなんだろう、って考えますね。今の世の中でも、人それぞれに正義があるし、“自分の正義が間違っている”と思いながら過ごしている人はいないでしょうし。だからこそ、意見のぶつかりあいが起こるんだと思います。作品のなかに、『人間だからきれいに生きることを許されている』というセリフがありますが、この映画を観た人に、“もし、この世界にいる人の立場になったらどう思うか、どう生きていくことを選ぶのか”を尋ねてみたいです。純粋にエンターテインメントとして楽しんでもらうのが一番ありがたいですが、この作品を観たことが、自分なりの“正義”について考えてみたり、見つけてもらえるきっかけになれば嬉しいです」
くぼた・まさたか 1988年生まれ。『ヤングマガジン』(講談社)の人気コミックを実写化した7月期ドラマ『僕たちがやりました』(カンテレ・フジテレビ系)に主演予定。モッズコート 参考商品(ブラック アンド ブルー/ホワイト ロッジTEL:03・6421・8084) カットソー¥7,800(ユナイテッド トウキョウ/ユナイテッド トウキョウ メンズ 新宿TEL:03・6279・4009)

東京喰種(トーキョーグール)
人間と、人の姿をしながらも人を喰らう怪人“喰種(グール)”が暮らす東京。読書好きの平凡な大学生・金木研=カネキは、喫茶店「あんていく」で自分の好きな作家の本を愛読する女性・リゼと出会ったことで、運命が大きく変わっていく…。喰種の存在に疑問と葛藤を抱きながら、あるべき世界の姿を模索する青年の姿を描く。監督/萩原健太郎。窪田正孝のほか、鈴木伸之、蒼井優、大泉洋など豪華俳優陣が集結。7月29日より全国公開。(C)2017「東京喰種」製作委員会 (C)石田スイ/集英社

※『anan』2017年7月5日号より。写真・細見裕美(go relax E more) スタイリスト・大石裕介(DerGRANZ) ヘア&メイク・糟谷美紀 取材、文・重信 綾

(by anan編集部)

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