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セミヌードを披露したあの元グラドルが、美容家からアレに転身!?

ananweb / 2017年6月28日 19時0分



昔から書くことが好きだった筆者・小阪。セミヌードの撮影を経て、美容家という肩書きを得ても、その仕事よりも執筆に時間を費やしていた。文庫本3冊ほどにもなる長編を書き終えてもなお、彼女の手はやめることを知らず、ずっと心にあったあるジャンルに取り掛かりだす。それは……。

文・小阪有花

【グラドルから保育園へ】
vol. 62

■ 絵本作家はいまでも夢


長編を描き終わり、まだ気持ちが冷めない私は、絵本を書くことに力を入れる。絵本作家は今でも夢みているものであり、文章を書くこと、子どもが好きで、子どもに伝えたいことがたくさんある私にとって、憧れの職業である。

しかし、絵本は単価がどうしても高くなりがちで、新作は売れにくい。普通の本とは違い、全ページカラーで仕上げるものであり、紙質もペラペラとした薄手のものではなく、子どもが破きにくいよう質の良い紙を使う。表紙は、ドリルや雑誌のそれのようにソフトではなく、写真集のようなハードな紙を使うのが一般的。そのほか、一冊に対し、作家とイラストレーターのふたりで行なって仕上げることもあり、とにかく普通の本より作るのにお金がかかる。

なおかつ、絵本を買う人のなかには、自分が知っていてなじみのあるものを選ぶという人が少なくないため、新作より名作が平積みで置かれ続ける。そして、今はすっかりリサイクルの時代。長く使うものとは違い、子どもが使うもので、すぐに飽きるかもしれない可能性を考え、フリマアプリなどで絵本を買うというのが当たり前になってしまっている。

紙が売れない時代といわれているなかで、絵本を作るのはかなり難しいことだった。それでも、いつか私もと自分は夢みていて、形になる保証もない絵本を書き続ける。書いている時間は心が穏やかになる。本当にやりたいことを、自由に好きなようにしている時間は安らぎの時間だった。しかし、これがお金に変われば最高だが、自分はやりたいものを形にし、お金につなげていくスキルもテクニックも持ち合わせていない。

この幸せな時間は一年近く続いたが、文章を書き続けることに費やした一年が、のちに自分の首を締め付ける結果になってしまった。

こさか ゆか/保育園プロデューサー
リバイバルミーティング代表。チャイルドカウンセラー、家族療法カウンセラー、幼児食インストラクター、ベビーシッター資格習得。 2004年ミスマガジングランプリを獲得し芸能界デビュー。グラビアアイドルとして活躍後、2009年に引退。現在は子どもの心スペシャリストとして活動中。
(C) NiseriN/Gettyimages

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