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tofubeatsとは別に…こっそり“新たな活動”を始めてる!?

ananweb / 2017年8月5日 14時0分



ネット発のアーティストの代表格とも言えるのは、感性のままに、スマートに、自在に音を操るトラックメイカーtofubeats。


学生時代からインターネットで音楽活動をしていたtofubeats。顔を知らない者同士が意見を交わすネットという場が、音楽スキルを伸ばしてくれたと話す。

「ネットって匿名だから悪口も生まれやすいけれど、僕は自作の音楽をアップして、率直な意見を言ってもらえるのが嬉しかった。改善点を教えてくれたり、“こりゃ明らかにプロだな”と思われる発言もあったりして。顔の見えない師匠たちに鍛えられました」

tofubeatsといえば、独特な世界観のMVも話題。編集から納品まで、全て自分で手掛けることも。

「今年リリースしたアルバムの収録曲『WHAT YOU GOT』のMVは、1本8000円の映像素材を3本買って、それを編集して作りました。同じことを映像のプロがやったら、きっとそんなに面白くないんですよ。本職ではない人間が作るから、ネタ的にもインパクトがある。ということを最初から想定して作っているので、ちょっとずるいんです(笑)」

ネットの寵児だと評されることもあるが、本人はいたって冷静。

「ネットって、インフラですから。新幹線と一緒。ネット発というのももはや当たり前なんです。でもだからこそ、質実剛健にならないといけないなって思う。ネットがあろうとなかろうと、聴いてもらえる音楽を目指して作りたい。あとは自分がかつてネット上で匿名の師匠にアドバイスをもらっていたと先ほど話しましたが、それと同じようなことを僕も次の世代にしていきたいなと思っていて。tofubeatsの活動とは別に、こっそり始めているんです」

■ 私的リピアーティストは?


ゆるふわギャング

ラッパーのRyugo IshidaとSophiee、ビートメイカーAutomaticからなるヒップホップユニット。2016年9月の本格活動開始以降、急速にファンを獲得。「ポップでいて、毒がある。日本のミュージシャンで、今一番注目しています」

Alex G

フィラデルフィアの大学生でありながら、すでに7枚ものアルバムを音楽直販サイト「bandcamp」で発表。「デビュー当初からずっといいと思わせてくれるまれな人。フォークあり、サイケありの多彩なシンガーソングライター」

Mac DeMarco

tofubeatsと同い年、1990年生まれのシンガーソングライター。「曲がロマンティックで、ギターのサウンドもいい。すごいおしゃれなんだけど、“ナーバスに見られるのが嫌”らしくライブは全裸(笑)。そのギャップも好きです」

■ 今ハマっていることは?


バイクシェアアプリでどこでも自転車移動!

「docomo bike share」は本当に便利。住んでいる神戸も仕事で来る東京も坂が多いので、自転車シェアは重宝してます。
トーフビーツ 2013年秋に『Don’t Stop The Music』でメジャーデビュー。さまざまなアーティストのリミックスや楽曲提供なども行う。最新アルバム『FANTASY CLUB』が発売中。

※『anan』2017年8月9日号より。写真・岩澤高雄 文・保手濱奈美 河野友紀 間宮寧子

(by anan編集部)

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