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彼の本能に火をつけて! “燃え上がるセックス”に導くテク

ananweb / 2017年8月11日 22時0分



至福の感覚を味わうためには、お互いの“本能”に火をつけましょう。医学博士の米山公啓さんと心理カウンセラーの塚越友子さんのアドバイスをヒントに、心の底から燃え上がる感覚に浸って。


快感に身を委ねるには、思考を停止させることが肝心。

「余計な情報が頭に入ってくると、本能より思考が勝り、快楽を感じにくくなります。特に女性は五感の感度がいいので、五感全てを使うように心がけて」(米山さん)

そのためには、いま目の前にあるセックスに集中すること。

「集中するほど感覚が鋭敏になり、本当に自分が求めることがわかってきます。それはまるで、とても質の良い瞑想をした時に近いのではないでしょうか」(塚越さん)

■ “自分”の本能に火をつける方法


【感じたままに声を出す。】

「自分がどう感じ、どんな感覚になったのかを声に出して。具体的な言葉が恥ずかしければ、『ああ』『いい』など、アイウエオで発せられる喘ぎ声だけでも十分です。自分の声が聴覚を刺激し、脳の興奮度が上がります」(塚越さん)


【思考をストップさせ、五感に集中する。】

「わずかな差ですが、女性の方が男性より五感の感度が高いというデータがあります。視覚的な興奮が強い男性と違い、女性は五感全てのスイッチを入れておけば、全身の感覚を動員して、セックスに没頭できるはず」(米山さん)


【彼のカラダの匂いをたっぷり味わう。】

「五感の中でも嗅覚は鋭敏で、脳ともダイレクトに繋がっています。特に女性は本能で相性の良い男性の匂いをかぎ分けているともいわれるほど。行為時に好きな男性の匂いを存分にかげば、動物的本能が開花します」(塚越さん)

■ “彼”の本能に火をつける方法


【挿入時、自分から腰を密着させる。】

「自尊心を満たしてあげると、最近の男性には新鮮に感じられるはず。『あなたを求めている、感じている』という思いを、挿入時に自分から腰を密着させることで伝えて。言葉より、態度の方が想いが伝わります」(塚越さん)


【交際後は一気に欲求を解放する。】

「カラダの関係に深まりそうでも、自分が盛り上がるまで女性側が時期を伸ばしがちだけど、セックスの絶頂を求めるなら、男性の盛り上がる時期に合わせた方がいい。カラダの欲求に正直に、欲望のままに求め合って」(塚越さん)


【少しずつ肌の接触を増やす。】

「男をその気にさせるなら、カラダの接触に段階を踏ませてみる。今日は手をつなぐだけ、次は抱き合うだけと段階を踏むと、『最後はセックスだ』という目標設定が自然とでき、セックスの満足度が上がるのです」(米山さん)
米山公啓さん 医学博士。専門は神経内科。診療を続けながら、作家としてミステリーやエッセイなど幅広く執筆。大脳生理学的に見た恋愛論も得意ジャンル。

塚越友子さん 心理カウンセラー。「東京中央カウンセリング」代表。薬を使わない臨床心理を実践している。現在、大学院において心理学の新たな研究にも没頭中。

※『anan』2017年8月16・23日号より。写真・Getty Images 取材、文・板倉ミキコ

(by anan編集部)

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