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【最高のセックス体験談】大ゲンカの後に何度も…

ananweb / 2017年8月14日 22時0分



きっと死ぬまで忘れられない…そんな身も心もとろけるような鮮烈な経験ってどんなもの? 自分史上最高のセックスについて、読者の25歳公務員、美奈子さんが語ってくれました。


■ 何度も何度もイカされて…濃厚に愛し合った夜。

8歳年上のケン君と交際2年目に突入した美奈子さんは、セックスも含め、関係がマンネリ化していることに悩んでいた。そんな中、ケン君が2週間の出張に行く前日、些細なことがきっかけで不満が爆発し大ゲンカに…。毎日欠かさなかったLINEでのやり取りもなくなり、「このまま終わるかも」と覚悟を決める。しかし、出張から帰ったケン君の“甘くて意地悪”なセックスに、身も心も離れられなくなってしまったという。


――歩み寄ったのはどちらからですか?



美奈子:
ケン君です。出張から帰る予定だった日の夜、「今から家に行ってもいい?」とだけLINEがきて。別れ話になると思ったから、気が重くて会いたくなかったんですけど。でも、2年もつき合っていたし、ケンカ別れも嫌だなと。だから、「いいよ」と返事をしました。

30分ぐらいかな。これから起こるであろう修羅場にドキドキしながら待っていたら、インターホンが鳴って、ドアを開けたらケン君が立っていました。久しぶりに見たケン君は少し痩せて格好良くなっていて。私はなんとも言えない気持ちになり、下を向いてしまいました。次の瞬間、ケン君は「ごめんね」と言って私をギュッと抱き寄せて、「二度とこんな思いはしたくない」とキス。ああ、私はケン君が大好きなんだ…そう再確認したら、自然とエスカレートしてしまったんですよね。自分から舌を入れて、貪るようなディープキスが止められなくなってしまいました。唇の周りは、お互いの唾液でだらしなく濡れていたと思います。次第にケン君の息遣いが荒くなり、Tシャツの上から胸を揉んできたところで、「ここじゃダメ…」そう言って、ベッドへと移動することになりました。

ベッドに寝そべったら、ケン君はまたキスをしてくれて、Tシャツの中に手を入れてブラジャーを外し、乳首の先端を指で優しくなでてきました。それだけでも目がとろんとするほど気持ち良くて…。「美奈子の感じてる顔ってやっぱりキレイ」。初めてそんなことを言われました。


――いつもは言わない?



美奈子:
褒めたりしない人です。セックスも悪くはないけれど、ほぼマニュアル通りの流れで少し飽きていたので、意外な言葉を言われて乙女心がくすぐられたというか…。その一言で鼓動が速くなりました。

ケン君はキスをしながら私を丸裸にして、乳首を舌で転がしたり吸ったり。そして、右手で肌の感触を確かめるように、アソコ以外をそっとなでてくるんです。私は早くクリトリスを触ってほしくてうずうず。じらされた分だけ、膣が悶えて愛液を滴らせながら温もりを求めます。でも、触ってくれない…。そんな時間が10分を過ぎた頃、ケン君は剥き出しになったクリトリスを指先でこすり始めて。私はたまらなくなって、甲高い声を出してすぐに達してしまいました。

「美奈子の喘ぎ声、興奮する…」そう言いながらケン君は服を脱ぎ、正常位で一息に挿れてきました。オーガズム直後、さらに久しぶりの挿入とあって、私は「ああっ…!!」と大きな声を出し、昂ぶりを隠せずにいたと思います。


――ケン君の反応は?



美奈子:
もっと感じさせるように、荒々しく乳首に吸いついたりクリトリスを弄ったり。かと思えば、脚に優しくキスをしてくれたり。腰の動きに合わせた緩急のある愛撫で何度も絶頂へと導いてくれました。

この時点ですでにへとへとだったのに、ケン君は私をうつ伏せに寝かせて、寝バックの体勢で再びインサート。そして、今度は膣の奥までペニスを挿し込んで、ポルチオをじっくり攻めてくるんです。私は「あ゛ーん」とはしたない声を出しつつも、幸福感のある深い快感にぐーっと全身に力が入り、また達してしまいました。ケン君のペニスはまだまだ元気で、スピードを上げて出し入れしてきます。「もうダメ…もうダメ…」そう言いつつも私はお尻を突き出していたようで、ケン君は「イヤらしい女だったんだね」と淫らな姿を楽しみながらついにフィニッシュを迎えました。


――どれくらい時間が経っていました?



美奈子:
ケン君が家に来てから、2時間は経っていたような。私は心地よい疲れの中でいつの間にか寝てしまいました。それから1時間後ぐらいかな。アソコに甘い痺れを感じて目を覚ましたら、なんと、ケン君がクンニをしていたんです。すでに濡れていたようで、静まり返った部屋に、ぴちゃぴちゃ…と卑猥な音だけが響いていました。「恥ずかしいからやめて…」そんな私の言葉は届かず、舌先でクリトリスをはじき続けるケン君。「あん…あん…」と声を上げて、オーガズムを迎えるまで時間はかからなかったと思います。

その日のセックスは、いつもと明らかに違いましたね。私は何度イカされたか覚えていません。怪我の功名ですが、あんな快感を得られるなら、たまには大ゲンカもいいかもしれません。
※『anan』2017年8月16・23日号より。イラスト・sn oekaki 取材、文・多部千春

(by anan編集部)

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