スイートでクレバーなJohn-Hoonさんの魅力に落ちる!【K-POPの沼探検】#33
ananweb / 2017年8月9日 19時0分
俳優として、歌手として。そして韓国のみならず日本や中国などアジアで広く人気を獲得しているJohn-Hoonさんが、10年ぶりのミニ・アルバム『記憶の香り』をリリースしました。2000年に男性デュオUNとして韓国でデビューしたJohn-Hoonさんも、気づけば今年で活動17年。これまでの経験や記憶を込めた渾身のアルバムについて話をうかがいました!
文・尹 秀姫 写真・大嶋千尋
【ペンになってもいいですか!?】vol. 33
■ これまでの自分の記憶を香りに結びつけて表現しました
--10年ぶりのミニ・アルバム『記憶の香り』はどんなアルバムですか?
これまでシングルのリリースが続いていて、久しぶりのミニ・アルバムなのですごくうれしいです。今回は『記憶の香り』というタイトル通り、香りのイメージをモチーフにアルバムを制作しました。恋愛だったり思い出だったり、自分の経験をもとに表現したいことをアルバムに詰め込んだので、ぜひ聴いてください!
--個人的にお気に入りの曲は?
やっぱりリード曲の「Never Forget」ですね。この曲は自分が今まで生きてきた人生を振り返ってみるという曲で、だから人によっては、この曲が愛の歌に聴こえるかもしれないし、そうじゃないかもしれないし、とにかくいろんな要素を表現したかったんですよね。僕自身の話でもあり、聴いてくれる人の話でもあると思ってます。ちょっと悲しいメロディラインではありますが、歌詞は前向きなんですよ。
--アルバム・タイトルの『記憶の香り』はどういう意味を込めてつけられたものですか?
今回のアルバムには5曲収録されているんですけど、リード曲の「Never Forget」は記憶に関する曲なんです。「波~パド~2017」は僕がかつてUNとして活動していた時の代表曲を今回あらためて歌詞を日本語に訳して歌いました。「一日~ハル~」も、もともと韓国語で歌っていた曲なんですね。他の新曲2曲も記憶にまつわる曲だから、アルバムを通じて “記憶” にまつわるテーマが一貫してあったので、タイトルを『記憶の香り』というふうに決めました。ミニ・アルバムというとリード曲をタイトルにつけがちですが、そうするとリード曲ばかり注目されてしまうじゃないですか。でも僕はやっぱり他の曲も聴いてもらいたいので、アルバムを代表するイメージをタイトルにつけるということをいつも心がけています。
--アルバム・タイトルの『記憶の香り』にちなんで、アルバム収録曲を香りにたとえてみてください。
わあ、それは考えたことなかったな(焦)! ちょっと待って、今考えますから!(しばらく考えて)「Never Forget」は白っぽいグレーのイメージがあって、夏の海を思わせるような涼しげな香りですかね。「波~パド~2017」は海の話だから、青すぎる青をイメージした香り。「一日~ハル~」は花の匂い。「眩しい記憶」は、うーん…(悩)。……ひとの匂いかな? 人工的に作られた香りじゃなくて、自然に人間が発する香り。「君がいたから」は、うーん…。(考えながら)それにしてもいい質問ですね。こんなに答えに困った質問は初めてですよ! よし!(気を取り直して)「君がいたから」は、懐かしい香り! みんな人それぞれ、自分の人生の中で懐かしい香りってあると思うけど、それですね。
--香りの話が続いてすみません(笑)。John-Hoonさん自体が好きな香りは?
高校生の時に生まれて初めて合コンしたんですけど、その時たった一度会った女性の香りが今でも忘れられません。それからだいぶ時間が経って、道でその香りを嗅いだら思わず振り返ってしまったこともあるくらい。その香りを説明すると、チョコレートみたいな甘い匂いですかね。甘いものは好きじゃないんですけど(笑)。僕はもともと嗅覚が鋭いので、その香りはすごく記憶に残ってます。もし僕が香水をプロデュースすることになったら、その香りを再現したいですね。
--今、John-Honnさんからすごくいい匂いがするんですけど、自分が身につけるなら好きな香りは?
自分でつけるのは特にこだわりはないんですよ。ただ、ファンの方からいろいろプレゼントしていただいたものを、日によって使いわけています。
--日本での活動も長いJohn-Hoonさんですが、日本で活動している中で忘れられない思い出は?
悲しい話ですけど、やっぱり大震災のことですね。僕が除隊して初めて日本でファン・ミーティングをするために来日して、その翌日に東京で大震災を経験しました。イベント自体は2カ月くらい延期になったんですけど、すぐに帰国もできなくて2日間くらい東京にいたんですけど、テレビを見ながら自然は残酷だなとすごく感じましたね。
--暑い日が続きますが、夏の思い出は?
夏は家から出ないのが一番ですね(笑)! 僕はもともとめんどくさがりな性格なので、暑い夏は、仕事がなければとにかく家から出ません。スイカが好きなので、スイカを食べながら家で映画を見たり。もしくは、逆にタイとかグアムとか暑い国に行って、スイカジュースを飲む(笑)! 僕、泳げないんですけど、プールサイドでスイカジュースを飲むのが最高です!
--John-Hoonさんは会うたびにいつもお若いんですけど、若さを保つ秘訣はなんですか?
それは僕も個人的に考え続けている命題です(笑)。友だちはほとんど結婚していて、みんなで集まって撮った写真とかを見ると、みんな見事におじさん化しているんですよね。でも第一の理由は僕がまだ結婚してないからじゃないかな。結婚して家庭を持つと、それなりにいろいろなストレスが生まれると思うんですけど、そういうストレスによって細胞の老化が起きるんじゃないかなと思うんです。僕はもともと性格的にストレスを感じやすい性格だったんですけど、仕事をしていたらだんだん性格が変わって、ストレスに強くなったというか、受け止められるようになったと思うんです。軍隊にいた時は、休暇で友人に会うと老けたなって言われたので、やっぱりストレスと老化には関係があると思うんですよね。でも、やっぱり女性のほうが大変だと思います。妊娠・出産のためにお酒をやめなきゃいけないと思うと、僕には耐えられません!
--最後に、日本のファンのみなさんにメッセージをお願いします!
このアルバムは自分のいろいろな経験を香りというものに託して表現してみたものです。曲ごとにかつての僕自身が込められているので、「この曲にはこんな時代のJohn-Hoonが込められているんだな」と感じながら聴いてもらえたらうれしいです。そして、これからの人生の香りも一緒に作っていきましょう!
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