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乳首が痒いのは「カビ」のせい!? 気を付けたい“バストケア”

ananweb / 2017年9月18日 22時0分



人に言えない胸の悩みはありませんか? 病気ってことはなさそうな分、なかなか相談しづらいあんな悩み、こんな悩み。今回は「乳首」について専門家の先生に答えていただきました。

■ Q:乳首の色が真っ黒! ピンクの乳首になれますか?


【病院で処方する塗り薬で、薄くすることはできます】

「乳頭の色は、メラニン色素の影響を受けます。生まれつきの体質もあれば、成長期、妊娠中などにホルモンの影響を受けてメラニン色素が増えることで色が濃くなることも。基本的に、日本人女性はピンク色の人は少ないですが、どうしても気になる場合は、美容外科で処方される、メラニンの生成を抑える『トレチノイン』と『ハイドロキノン』という塗り薬で脱色が可能。ただし、“ピンク色になる”というより、元の色をワントーン~ツートーン程度明るくすることができると考えて」

■ Q:右側だけ、乳首が2つあるんです…。


【実は、多く見られる状態。手術で一体化できます】


「乳首が生まれつき分かれていて、2つの乳首が乳輪の内部に並んでいる状態を“分裂乳頭”といいます。それぞれの乳首のサイズは、同じくらいの場合もあれば、全く違うということも。原因はよくわかっていないものの、女性には多く見られる症状のひとつ。特別に珍しいということはなく、何か害があるわけでもありません。気になる場合は、手術を受けることで、分裂した乳頭を一体化できます。患者さんの希望を聞き、片側の乳頭とバランスを見ながらデザインをして、形成していきます」

■ Q:普段、乳首が陥没しているんです。これって私だけ?


【症状次第で手術可能。保険適用のケースも】

「乳首がバストの内部に埋もれてしまった状態を、“陥没乳頭(陥没乳首)”といいます。原因は様々ですが、主に、乳管の成長が追いつかず先端にある乳頭を内側に引き込み、乳首が埋もれている状態です。また、乳首が何らかの原因で発達せず、平らになった乳頭の状態を“扁平乳頭”といいます。ともに授乳がうまくできないなどのトラブルの可能性があるため、早めに受診、相談を。吸引器やマッサージ等で戻る人もいますが、特に陥没乳頭は手術をするケースもあり、保険適用の場合も」

■ 乳首が時々異様にかゆくなる! ぼりぼりかきむしってしまいます。


【原因は乾燥からカビまで、さまざま。いちど診察を】


「乳首や乳輪はデリケートな粘膜なため、かゆみを生じやすい場所といえます。その原因は、ブラジャーがあたることによる刺激や、乾燥、汗がたまることが考えられます。ほかにも、普段から使っているシャンプーやボディクリームなどが肌に合っていないケースも。また、マセラチアというカビの一種によって引き起こされる、かゆみのある湿疹にも注意。間違った薬を使うと悪化する可能性があるので、いつまでもかゆみが引かない場合は、病院で早めに診察してもらいましょう」

■ Q:乳輪にボツボツがあるんです。おじさんみたいで、なんだか汚い…。


【ボツボツの正体は皮脂腺。手術で除去できます】

「乳輪に見られる、ニキビやイボのようなボツボツしたものは、“モントゴメリー腺”という皮脂腺です。乳首と乳輪を守るための皮脂を分泌する役割がありますが、そのサイズや数には、かなり個人差があります。必要以上に発達すると目立ってしまうため、除去したいと相談に来る方は少なくありません。イボやほくろを除去する方法で、きれいに取り除くことができます。ただし、1回の手術で取れるのは、片側5個程度。それ以上の数になる場合は、何度か通ってもらうことになります」
松田朋子先生 美容外科医。「銀座みゆき通り美容外科」に勤務。乳頭や乳輪など、バストトップ形成を得意とする。ダウンタイムの少ない治療から本格的な外科手術まで、幅広く対応している。

※『anan』2017年9月20日号より。イラスト・大山奈歩 取材、文・重信 綾

(by anan編集部)

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