アレもコレもNG! “骨によくない”行動ワースト4とは?
ananweb / 2017年10月23日 20時0分
名画の中に描かれた女性たちの美しさを、骨格から分析するという研究をしている、宮永美知代先生。女性の美しさは、骨の健康が第一! と力説するその心は?
「もともと骨格は、ほとんどの人が微妙に左右対称ではありませんが、美しさのためには、良いバランスであるに越したことはありません。逆に言えば、骨が歪むと、肌や表情といった人体の表面にも必ず影響を及ぼします。大人の骨は成長期ほど変化はしませんが、骨は力学にもとづいているので、長期間力をかけ続けると、歪みやひずみが生じるもの。実は私たちが日常で何の気なしにしてしまう“ちょっとした仕草”の中には、骨に力をかけ、歪みを招いてしまうものがたくさんあるのです。それをやめるだけでも、骨の左右のバランスが崩れることを防止でき、美人に近づけるんですよ」
ということで、私たちが普通にやっていることの中から、骨によくない行動ワースト4を選出!
■ 【1】左右どちらかでばかり噛む。
片方ばかりで噛む=片側ばかりが鍛えられ、顔の左右バランスが歪みます。噛むときは左右均等に。心配なら数えてみては。
■ 【2】カバンは常に、決まった側の手で持つ。
常に片側のみに負荷がかかれば、骨格のバランスが崩れるのは当たり前。今日は右手だったから明日は左、とするだけでも左右差を生まない。
■ 【3】ついついつきがちな頬杖。
何気なくやる頬杖ですが、頭の重さがすべて顎にかかることに。それにより、顔の形が変わってしまうことも。
■ 【4】脚を組むとき、いつも同じ脚が上にくる。
脚を組むこと自体はさほど悪くない。しかし、いつも同じ側の脚が上にくるのは、股関節や骨盤にズレや歪みを呼ぶことに。
宮永美知代先生 東京藝術大学助教。美術解剖学会、日本顔学会、日本図学会の理事を務める。美術作品の美女の骨格を分析した『美女の骨格 名画に隠された秘密』(青春出版社)などの著書が。
※『anan』2017年10月25日号より。イラスト・吉田トキオ 取材、文・河野友紀
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