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外反母趾はヒールのせいじゃない!? 自宅でできる簡単改善法

ananweb / 2017年10月24日 7時0分



ハイヒールやキツい靴を履いていることで、骨に無理がかかり外反母趾に…と思っていたら、実はそれ、大間違い! カサハラフットケア整体院院長で外反母趾・浮き指研究家の笠原 巖先生に詳しいお話と改善法をお聞きしました!

■ 今や女性だけでなく世代を超えた悩みの種!

「外反母趾とは、足の親指が小指側に曲がってしまう状態のこと。原因は、足裏の横アーチを支える中足関節のゆるみ。それにより親指の踏ん張る力が弱くなり、歩くときに親指が小指側に押され曲がり、さらに親指が90度以上反る人は“浮き指”でもあります。いずれも膝、腰、首の痛みや不調を起こすので、要注意」

実はこれ、ハイヒールや先の細い靴が原因ではないと、笠原先生。

「原因は足の関節を支える足底筋群の筋力低下。小さい頃から靴で足を守りすぎたため、筋力が育っていないんです。足底筋群を鍛え、関節を締める努力をしましょう」

■ 今すぐCheck!

外反母趾は、親指がどのくらい内側に入っているか、角度を見る。浮き指は足の指をグッと曲げて。


たった15度で外反母趾の危険信号が点灯!


親指が小指側へ約15度以上曲がるのが目安。30度以上は足の問題だけにとどまらず、体にも悪影響が起こることも。


浮き指のチェックは、親指を甲側に押してみる。


力を抜き、親指を足の甲に向かって限界まで押す。90度以上指が反る場合は、浮き指の可能性が。指の付け根にタコができる人も多い。


《おうちで改善》

キーワードは足底筋群の強化&関節のゆるみを正すこと。椅子に座ってカンタンにできる運動を、日課にしよう。

「グーパーリハビリ運動」で不安定な足裏を鍛えます。
親指の可動域を広げ、踏ん張る力を育てるストレッチ。毎日繰り返し、片足5分ずつ。


1 .椅子に座り、左足を右脚の膝に乗せ、手で掴む。


左足の場合、右手の人さし指を伸ばし、親指とそれ以外の3本で左足の親指を深く握る。親指は足裏の親指の付け根に当てる。足首が動かないよう、左手で甲をしっかりと握る。


2.親指を深く曲げ、回す。付け根から動かそう。


左足の親指を、握った3本の指で指の付け根から足裏に曲げる。これが〈グーの運動〉。次に親指を付け根からグルグル回す。これが〈パーの運動〉。片足それぞれ、5分ずつ程度行う。痛いときは、痛みが取れてから行う。


「足裏爪刺激」でチクチク刺そう?!

裸足で地面の上を直接歩いているような刺激を、足裏に与えるストレッチ。踏ん張るという反射を呼び起こし、掴む力を育てます。


両手で足をしっかり掴み、爪を立てて足裏を押す。


左足を右脚のももの上に乗せ、足の裏を上に向ける。両手でしっかり持ち、親指の爪を立て、少し痛いくらいに刺激する。毎日片足3分ほど行う。
笠原 巖先生 カサハラフットケア整体院院長、外反母趾・浮き指研究家、柔道整復師。『外反母趾は今すぐ治す!』(自由国民社)など著書多数。

※『anan』2017年10月25日号より。イラスト・吉田トキオ

(by anan編集部)

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