プデュ発の大注目グループJBJファンミレポ!【K-POPの沼探検】#43
ananweb / 2017年12月8日 16時0分
韓国で一大ムーブメントを起こしたオーディション番組『PRODUCE101』(通称プデュ)シーズン2で、人気を集めたメンバーによって構成されたJBJ。熱烈なファンに支えられ、10月18日に韓国でデビューしたばかりですが、はやくも11月23日豊洲PIT、11月26日堂島リバーフォーラムで1st Fan Meetingを開催。全4回公演中、11月23日の夜公演の模様をレポートします。
文・小泉咲子
【ペンになってもいいですか!?】vol. 43
■ 満員御礼! 初日本ファンミーティング
韓国デビューから1か月ちょっとにも関わらず、会場には大勢のファンが詰めかけ、人気の高さをうかがわせたJBJ。レポートに入る前に、グループについて解説を。JBJは “Just Be Joyful” の略です。メンバーは、タカダ・ケンタ(高田健太)、キム・ヨングク、キム・サンギュン、ノ・テヒョン、キム・ドンハン、クォン・ヒョンビン。オーディション番組『PRODUCE101』シーズン2で、放送された尺が短いのに魅力的だと話題になり、仲が良かったメンバーです。
つまり、ファン発信で作られたグループ。それだけに、ファンひとりひとりの熱気量がすさまじい! 韓国デビュー曲「Fantasy」が始まるとファンの掛け声もバッチリきまっていました。
上左から時計回りに、タカダ・ケンタ、キム・サンギュン、ノ・テヒョン、クォン・ヒョンビン、キム・ヨングク、キム・ドンハン。
クールに歌い踊っていた6人は曲が終わると、ほっとしたような穏やかな表情に。全力でパフォーマンスをする真剣さと柔和な笑顔のギャップで、ファンの心を引き寄せます。また、「(入場まで並んでいる間)外は寒くなかったですか? 温まってください」とケンタ。ファンの気持ちに寄り添う言葉をさらっと言えるとは、さすがは、元K-POPファンで “成功したオタク” です。
当然、何不自由なく日本語が話せるケンタですが、韓国語はというと、リーダーのテヒョンによると「まあまあ(笑)」。「サンギュンくんが、韓国語を話す、(今のように上達する前の)3か月前のケンタくんのものまねがうまい」とふると、サンギュンがたどたどしく発音。これにはケンタ本人も会場のファンも大爆笑でした。こうやって遠慮なしでイジり合えるなんて、メンバー全員、仲が良い証拠ですね。
互いにツッコミ、イジり合う姿は、“JBJの何でもランキング” コーナーでも見られました。「歌がうまいランキング」で自分が何位か発表するコーナーで、テヒョンが自分は2位で、1位はラッパーのヒョンビンだと言います。すると、メンバーから次々に「毎日、宿舎で歌うからうるさい」「無駄にビブラートをかける」など散々な言われようだったヒョンビンですが、誰よりも爆笑し、コブシを回して熱唱してくれました。
■ 注目!「オレが1位だ!」ランキング
「これだけはオレが1位だ!」ランキングでは、ドンハンが “食べること”。これは、全メンバーも激しくうなずき同意。なんとチキンを2羽食べたことがあるそう。ケンタは “日本語”。テヒョンによくない日本語を教えているという噂を懸命に訂正していました。ヨングクは「猫と昼寝」。フリップにはちゃんと飼っている2匹とヨングクが寝ている様子が描かれていました。サンギュンは「礼儀正しさ」。「我々のために集まっていただきありがとうございます。これからもJBJをよろしくお願いします」と礼儀正しく、日本語でご挨拶。
ヒョンビンは、187㎝の「身長」。椅子から立ち上がり、モデルでもあるヒョンビンの素晴らしいスタイルが披露されると、会場からどよめきが。ヒョンビンから突然抱きしめられたMCによると、「いい匂い」だそうです。テヒョンは、「ダンス」。本当にテヒョンがダンスNo.1か判定するために「shape of you」を全員で踊ることに。「shape of you」は、『PRODUCE101』でテヒョンとドンハンが同じチームでパフォーマンスを行い、異例のアンコールが起きたファンにとっても思い出深い曲。番組ゆかりの曲の披露に、会場が喜びに包まれました。
続いてのコーナーは、“Music伝言ゲーム”。「ダンシング・ヒーロー」の振付と「天城越え」のサビを伝えていく2ゲームが繰り広げられました。どちらのゲームでもキーパーソンだったのがヒョンビン。まるで振付を覚えられずお尻をふりまくり、「あまぎ~ごえ〜」は「うまい~これ~」に(笑)。
■ 多彩なジャンルを歌い踊れる実力を発揮!
爆笑に次ぐ爆笑のゲームコーナーでしたが、歌に戻ると全員がカッコいい歌手の顔に。バラード「夢を見たように」、爽やかな恋愛ソング「今日から」、ヒップホップ楽曲の「Say My Name」とさまざまなジャンルを歌い上げます。そして、最も聴きたくない「最後の一曲」という言葉が、サンギュンから告げられてしまいました。最後の挨拶では、「大勢の方々が来てくださり、本当に嬉しかったです」(サンギュン)、「またすぐに会いたくなってしまいます」(ヨングク)と別れを惜しむ声が続きます。テヒョンは「たくさんの愛のおかげでJBJが作られました。ずっとそばにいるグループになれるように頑張ります」と、頼もしい挨拶を日本語で行いました。
ラスト曲「きれい」が終わり、メンバーがステージから去るとすぐに “JBJコール” が起こります。そして、アンコールに答えて「Fantasy」を再び熱唱! 本当の本当の最後に、ケンタの呼びかけで会場に照明が灯り、メンバーが隅々まで埋めてくれたファンたちひとりひとりを、名残惜しそうに、でも、すごく嬉しそうにみつめていました。
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