ストレスで肌ボロはホント…!? メンタルが美容に及ぼす影響とは|ちょこっと美容マメ知識 #20
ananweb / 2018年1月9日 19時30分
美容・健康に関する資格を8個保有するライター&コラムニストharakoが、日々の生活で気軽に取り入れることができる美容情報をご紹介する連載です。第20回目は、サプリメントアドバイザーの視点から、メンタルの不安定から栄養不足を起こした時に、お肌にどのような影響があるのか考えます。
■ メンタルが不安定だと、だんだん栄養素が消費される……?
【ちょこっと美容マメ知識】vol. 20
美容は内側のケアも大切!という言葉はよく言ったものですが、みなさんメンタルの健康状態はいかがでしょう? アラサー世代の女性は、責任のある仕事を任されたり、後輩指導も出てきたり。だからといって、恋愛もプライベートも手を抜けない時期だと思います。そして、女性特有の月経前症候群(PMS)が重なった日には、イライラや気分のアップダウンが激しくなるなど、多くのストレスにさらされています……。
メンタルの不安定さやストレス増加は、体がそれらに打ち勝つためにたくさんビタミンを消費する原因に。せっかく日頃から美容を意識して摂取している栄養素も足りなくなり、内側の栄養不足からお肌のトラブルを引き起こす可能性があるので見落としてはいけないポイントのひとつです。そこで今回は、メンタルがダメージを受けた時に摂り入れたい栄養を交えながら、考えていきましょう。
■ 社会に揉まれて、ストレスいっぱい!
仕事上の人間関係って正直面倒くさいことが多いですよね。上司や後輩、同僚などなど “付き合い” も社会のルール。なんとか調和を取ろうと笑顔を無理して振りまいたり、後輩のミスをカバーしたり、仕事終わりの飲みについて行ったりとストレスを受ける場面も多いのではないでしょうか。
そんなジワジワ溜まるストレスに対して、体は、脳下垂体から副腎皮質ホルモンを分泌するよう指令を出し、血糖値を上げてエネルギーを燃焼させながら、そのストレスに勝とう!と頑張ります。
副腎皮質ホルモンは、ビタミンCを多く必要とするため、強いストレスを感じているという方は、成人女性のビタミンC摂取推奨量である約100mg(厚生労働省:日本人の食事摂取基準)を下回っている可能性大……。ビタミンCは、水溶性ビタミンに分類されるので多めに摂取しても、摂りすぎることがありません。摂取推奨量より多く、ビタミンCを摂り入れてストレスに負けないようにしましょう。
美容の強い味方「抗酸化作用」のあるビタミンCがすると、シミやたるみを加速させてしまいますよ。
Point☆ちょこっと美容マメ知識
カボチャやサツマイモなどのイモ類が、ビタミンCいっぱい!
■ すぐに感情的になっちゃうんだけど。
そして、多くの女性が経験している月経前症候群(PMS)では、女性ホルモンの揺らぎからイライラしてしまったり、悲しくなったりと喜怒哀楽が激しくなりがちです。いつもなら気にしないようなことでも怒りっぽくなってしまうという方は、脳の神経細胞の興奮を抑制する働きのあるカルシウムやマグネシウムを摂り入れてみてください。この時の注意点は、カルシウムとマグネシウムのバランスが2:1であることが大切です。
このバランスが崩れると、興奮を抑制する力が弱まる原因になるので、マグネシウムに比べてカルシウムを多めに。そして、カルシウムと相性の良いビタミンDを一緒に摂取することで吸収率がUPしたり、血管を広げて流れを良くしてくれるビタミンEで、安定感のあるメンタルのサポートをしてくれたりしますよ。
カルシウムやビタミンDの不足は、歯茎が弱る原因に。ハミガキをしている最中に、血が出る……!という方は、要チェックです。
Point☆ちょこっと美容マメ知識
カルシウムが豊富な、ケール・ほうれん草などの緑黄色野菜を大切に!
■ なんだか最近、やる気が出ないな……。
最後は、なぜかやる気が出ない日々が続くモヤモヤメンタル。「もうどうでもいっか」と魂が抜けそうになったら、栄養不足からきているものかもしれません。ぼーっとしてしまう時は、思考力を活発にさせるためにもビタミンB1がオススメです。しかし、ビタミンB1は糖分が多いジュースやお菓子、インスタント食品などをたくさん摂取すると、それらを分解する役目もするため、どんどん足りなくなってしまいます。なので、疲れたときに欲する甘いものはほどほどに、が鉄則です。
ビタミンB1が不足すると、乳酸などの疲労物質がたまり、疲れが取れにくくなり寝つきが悪くなるため、朝起きたらクマがあったり、くすみ肌になっていたりとお肌にも現れてしまいますよ。
Point☆ちょこっと美容マメ知識
枝豆やエンドウ豆など、豆類を意識してビタミンB1を取ろう!
女性の心は非常に繊細で、刺激にも弱いもの。メンタルの不調を感じとったら、“お肌にもあらわれやすい” と覚悟して、自分を労わってあげましょう。
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