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OLは? 専業主婦は? 「将来AIに仕事を奪われる」って…私は大丈夫!?

ananweb / 2018年1月31日 8時30分

OLは? 専業主婦は? 「将来AIに仕事を奪われる」って…私は大丈夫!?



ニュースなどで「あらゆる仕事が将来、AI(人工知能)に奪われる」と小耳にはさみ、内心、「私の仕事、正直AIでもできそう。マジヤバいかも」と思っていませんか? そんなあなたの不安がよりいっそう高められてしまうおもしろいサイトが登場しました。 それは、求人情報サイト「マッハバイト」による診断ページで、“自分の仕事が、将来どのくらいの確率で、どのようにその仕事が奪われるかを診断できる” というもの。さっそく、女性たちの仕事の未来を調査してみました。

文・椎原茜

■ 「何コレ意味わかんな~い」と思いつつ超不安に!


何にも知らずにこの「シンギュラリティ(※)駆逐度診断 」のサイトを訪れ、自分の仕事を入力してみると、大変な目にあいます。

※シンギュラリティとは
AI(人工知能)が人間の能力を超えること。2045年にその転換期がくるという通説があり、人間の仕事がAIに奪われると予測されている。

例えば、「秘書」と入力してみると、いま話題のメディアアーティスト・落合陽一さん扮する、人工知能にとても詳しいという「落AI陽一」が、絶妙な表情やポーズで登場し、診断結果と共に次のように表示されます。

いきなり「
秘書はオウムにより89.3%駆逐されます
」のひと言。意味不明な言葉を突き付けられ、息を飲む暇もなくスクロールしてみると「
なるほど秘書ですか、気になりますよね。秘書は、オウムによって駆逐されます
」と、さとすような落ち着いた口調でその理由が語られていきます。


海賊の船長はしばしば肩にオウムを乗っけていることがありますが、あれは船長のスケジュールを完璧に把握したAI秘書です。他のバリエージョンとして、頭に乗る目玉タイプの秘書もいます。というわけで、秘書は、オウムによって89.3%駆逐されます


……。まるで壊れたロボットのような回答に「何コレ意味わかんな~い!」と口をついて出そうになりつつも、胸の内に黒い不安が確かにうずを巻くのはなぜでしょうか。将来、オウム型や “目玉のおやじ” 型のAIロボットが登場し、秘書が不要になる……。そんな時代は、意外と想像に容易いのでリアルに怖いです。

■ 受付嬢の “愛嬌” は「猫」に取って代わられる!?

他の女性たちの職業の未来についても不安になり、あらゆる駆逐度を調査。結果、思わぬ診断結果が次々と出てきました。


「OLは接待ゴルファーロボにより89.6%駆逐されます」
「受付嬢は猫により90.4%駆逐されます」
「丸の内OLは企業アカウントにより90.7%駆逐されます」
「キャビンアテンダントは蒸しタオルにより78.5%駆逐されます」
「専業主婦は好奇心の芽生えに78.7%駆逐されます」
「インスタグラマーはグラマーなお姉さんにより75.4%駆逐されます」


いずれの診断結果も、相変わらず同じようなトーンと発想で展開されていましたが、ドキッとするような内容も。

例えば、「受付」については、「
簡単な受付業務を全て人工知能が行うようになると、受付に求められるのは愛嬌です
」とのこと。愛嬌さえあればAI時代も乗り切れるのかと思いきや、「
最終的には最強愛嬌生物の猫が適任、ということになるでしょう
」と、愛嬌すら猫に奪われるという厳しい結末が!

今の自分の仕事を診断してみると、「このままではヤバいかも?!」と良い意味で気づきが得られるかもしれません。

■ 本気で楽しんでいた落合お兄さん

ところで今回、「落AI陽一」としてこの診断に協力した落合陽一さんは、ただのお兄さんではありません。「現代の魔術師」と呼ばれ、今、とても注目を集めている人なのです。東京大学大学院の博士号を取得し、筑波大学学長補佐、大阪芸術大学客員教授などの数々の肩書きを持ち、さらに世界最先端の研究者に贈られる賞を受賞。AI時代の人の働き方について、さまざまな角度から予見する著書もあり、まさに「落AI陽一」にふさわしい人です。

ただ、診断を行っている「落AI陽一」のコンピューターはマッハバイトがつくったとのことで、落合さんは完全無監修。とはいえ、「落AI陽一」として協力している撮影中、落合さんは本気で楽しんでいたようです。自身のTwitter公式アカウントでも、「
この落AI陽一,ポーズは現場のアドリブです
」とツイートしています。

ちなみに「恋人」と入力すると、「
恋人は落AI陽一により100%駆逐されます
」と出てきます。そして「
恋人というと、憎しみですよね。憎しみは、落AI陽一によって駆逐されます
」と意味深な内容がつづられ、AI時代にはコミュニケーションそのものがなくなるため、憎しみそのものもなくなるという、良いのか悪いのかよくわからないものの、素晴らしい締めになっていました。

想像もつかない未来の姿に唖然としつつも、自分の仕事を客観的に見直すきっかけを与えてくれるこのシンギュラリティ駆逐度診断。あまり深刻にとらえすぎない程度に楽しむのが良さそうです。

■ Information

シンギュラリティ駆逐度診断


(C)Goran13/Gettyimages

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