“官能”を開くために! スケジュール帳には「TO DO」よりアレを書いて
ananweb / 2018年3月10日 20時0分
秘めた官能を解き放つレッスン。今回は、栄養コンサルタントのエリカ・アンギャルさんに、眠っている感性を刺激して、感じる心を取り戻す方法を教えていただきました。
■ 自分にしかわからない、喜びや満足感を十分味わうこと。
「日本人が思う官能という言葉は“セクシュアル”な面ばかりが強調され、自分を愛し満たす、感性や感覚という“センシュアル”な面を忘れています。官能とは心と身体で幸せを感じること。生きていくエネルギーなんです」(アンギャルさん)
自分の欲を優先させることに罪悪感を持つ人が多い日本女性に、官能を感じる心身のベース作りをアドバイス。「小さなことでもOK。日々、自分だけの感性=センシュアリティを満たしていけば、必ず変われます」
■ LESSON1:血行を改善する食材を積極的に摂る。
冷え症や血行不良の状態では、五感で一番大きなセンサーである肌の感度が低下してしまう。そこで、血管を広げ、血行を改善してくれる食材を積極的に摂って。オススメはオメガ3脂肪酸が豊富なクルミなどのナッツ類や、血管のアンチエイジングに役立つダークチョコレート。日頃から身体を冷やさない食生活を心がけていこう。
■ LESSON2:みずみずしい果実を味わう。
自分の感性を満たすものが何なのかよくわからない、という人は、センサーがかなり鈍感になっている証拠。眠っているセンシュアリティを刺激する方法としてエリカさんが最初に挙げたのが、“みずみずしい果実を食べる”こと。フレッシュな香り、唇に触れる感触、舌に当たる果肉、喉を潤す果汁…。全てをじっくり味わってみよう。
■ LESSON3:忙しい時間こそ、ながらの習慣をやめる。
仕事の場などで発揮される、物事を同時進行させてスピード処理する行動は、官能的な心身とは正反対の脳の使い方をしているもの。自宅で過ごす時はできるだけ“ながら”の習慣を封印しよう。5分でもいいので、音楽を1曲集中して聴いたり、お茶をゆっくり飲んでみる。忙しい時こそ、こうした時間を取ると心が満たされてくる。
■ LESSON4:スケジュール帳には、好きなことやご褒美の予定を最初に書き込む。
日々やるべきことに追われていると官能的思考を遠ざける。そこで、自分の心をなおざりにしないよう、スケジュール帳の書き方を変えてみる。やるべきことを書く前に、自分の好きなことやご褒美の予定を書き込んで。“to do”より“want to”を優先させる習慣をつければ、他人主導の考えが自分主体に変わっていく。
■ LESSON5:シャワーを浴びる時、水の当たる感覚を全身で感じる。
睡眠で心身がクリアになっているので、朝のシャワーは最高の感性刺激タイムに変わる。肌には触覚と連動する500万ものレセプター(受容体)があるので、水が肌に当たる感覚を全身で味わって。特に敏感な背中は重要。水の刺激を楽しみたい。さらに、寝起きにマッサージをして身体を目覚めさせてからシャワーを浴びると効果大。
エリカ・アンギャル 栄養コンサルタント。“心身が美しくなる食生活”を様々な媒体を通じて指南。近著『ラブダイエット スイーツなしで体と心を満たす美の教科書』(幻冬舎)が話題。
Vネックスリーブレスリブニット¥2,600(ピーチ・ジョン/ピーチ・ジョンTEL:0120・066・107) ピアス¥22,000(イー・エム/e.m.表参道店TEL:03・5785・0760)
※『anan』2018年3月14日号より。写真・小笠原真紀 スタイリスト・白男川清美 ヘア&メイク・浜田あゆみ(メランジ) モデル・中尾有伽(NAME) 取材、文・板倉ミキコ
(by anan編集部)
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