おばさんじゃねぇか…男が幻滅する「女の肌にあったらダメなもの」とは?
ananweb / 2018年4月21日 18時0分
■ シミは全て美白化粧品でケアすれば良いわけではない
シミが気になってくると、とりあえず美白化粧品を試してみる方も多いのではないでしょうか? しかし、それが一概に正しいとは言えません。実はシミには種類があり、美白化粧品では効果が得られにくいタイプもあるのです。つまり、自分のシミがどのタイプなのかを見極めるのが大切だと言えます。鏡を見ながらどんなシミなのか観察し、適切なケアを行いましょう。
それでは、さっそくシミ診断を行っていきましょう。
■ 炎症後色素沈着
ニキビが治ったら、いつの間にかシミになっていたという経験をした方もいらっしゃるのでは。そういったケースはこちらのタイプにあたります。ニキビ跡以外にも、虫さされや傷跡などが原因になることも。色は赤や茶色、黒などさまざまですが、思い当たるような炎症を起こしていたかどうかを基準にしましょう。
こちらのタイプには、美白化粧品が有効です。ビタミンC誘導体やアルブチンなど、美白効果のある成分が配合された化粧品を積極的に使ってみて。
ただし、摩擦などの刺激を与えないように注意。洗顔は力を入れすぎず、化粧水なども優しく塗布してくださいね。刺激はメラニン合成を高め、悪化してしまう原因になります。また、このタイプのシミにレーザー治療は原則禁忌とされています。皮膚科などに行くときは、お医者さんとよく相談しましょう。
■ 老人性色素斑
直径数ミリ〜数十ミリの丸いシミがあればこちらのタイプを疑って。薄い茶色から始まり、だんだん濃くなっていきます。これはシミのなかでも最も多いタイプで、紫外線や肌老化が関係しています。頬骨の高い位置は紫外線の影響を受けやすいため、このシミができやすいです。
こちらも美白化粧品が効果的です。なかなか治らないと感じるかもしれませんが、根気よく使い続けることが大切。ただし、色濃く定着してしまったものは消えないとされているので、レーザー治療などを考えてみた方が良いでしょう。
■ 雀卵斑
難しく聞こえるかもしれませんが、いわゆる「そばかす」のこと。遺伝的な要因ででき、幼児期から思春期にかけて目立つ方が多いです。直径2、3ミリの小さな点が、頬や鼻を中心に散らばっています。一つひとつの形は丸くなく、三角や四角である場合が多いです。一般的には薄い茶色ですが、紫外線の影響で濃くなることもあります。
そばかすの場合は美白化粧品の効果が出にくいです。これは、遺伝的要因が強いためだという説もあります。再発してしまうケースもありますが、レーザー治療で消えることもありますよ。遺伝的要素が強いとはいえ、紫外線で目立たせてしまうのは良くありません。日頃からUV対策をしっかりと行うことが大切です。
■ 肝斑
少し前からよく聞くようになったかと思いますが、更年期の女性が悩んでいるイメージで考えている方が多いように感じます。しかし、更年期でなくても肝斑はでき得るのです。原因は紫外線や女性ホルモンバランスの乱れ。ピルを服用したり妊娠したりしているときにも現れやすいです。
左右対称にできるのが大きな特徴で、頬骨辺りにできることが多いです。ただし、ほかの部位にもできることはありますし、色もさまざまなので、左右対称の位置にシミがあるかどうかをチェックすると良いでしょう。
肝斑は美白化粧品で薄くなることもありますが、内服薬のトラネキサム酸のほうが有効だといわれています。やみくもに美白化粧品を使って効果を実感できなかった方は、肝斑の可能性もあります。今一度、自分のシミがどのようにできているかを確かめてみましょう。
■ 全てのシミに言える、予防法
紫外線が原因であったり、紫外線で悪化したりするシミが非常に多いです。どのタイプであっても、UV対策がとても重要なことがわかるかと思います。また、UV対策を怠ると、新たなシミができてしまう可能性も十分にあり得ます。
紫外線は年中降り注いでくるので常に対策が必要ですが、これからは特に気をつけましょう。ちょっとした油断がシミを作ったり悪化させたりするかもしれません。
できてしまったシミには適切なケアをして、あわせて常日頃からUV対策を行っておくこと。地道に思えるかもしれませんが、これをするかどうかが、将来のあなたがおばさん化してしまわないかどうかのわかれ道でもあるのです。
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アラサーになってくると、少しずつ気になってくるシミ……。シミの原因はさまざまですが、大きな要因として紫外線が挙げられます。この季節から特に注意しておくのも大切なのです。シミがあるだけでなんだか老けて見えてしまうことも。おばさん化しないよう、しっかりと対処していきましょう!
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