女好きは一生女好き…アラサー女子が恋の教訓を得た「痛い男エピ」
ananweb / 2018年5月16日 18時10分
ある程度の恋愛経験も重ねたアラサー世代。良い思い出もあれば、ほろ苦い体験もあるのではないでしょうか。しかし、そういった経験を良い恋愛につなげられればとてもポジティブ。ちょっとカレには悪いけど……本音を聞いてみました。
文・西田彩花
【アンアン総研リサーチ】
■ こんなに…!? 付き合って後悔したことがある人が大半!
「付き合って後悔した経験がありますか?」単刀直入に質問をしてみたところ、「はい」と答えた人がなんと70%。実は大半の女性がそういった思いをしているようです。さらに、「男性を見る目に自信がある」と答えたのは43%。半数以上は自信を持っていないのですね。こうした数字を紐解いていきます! リアルな声ばかりで、恋愛の参考になるかも。
■ 男性を見る目に自信がある理由、ない理由
まずは「男性を見る目」について分析してみました。自信がないと思う理由はこちらです。
「いいなと思うと既婚者だったり、遊んでいるような人が多かった」(32歳・経営者)
「なんでそんな酷い人ばかりと付き合うの? と周りに聞かれるから」(33歳・無職)
「人間としての見る目はあると思うけど、好きになる人は危なげな人が多い。良くないと思いつつ、結局刺激的な人を好きになってしまうから」(29歳・契約社員)
「付き合う前や付き合いたての頃は男らしさがあって頼れる感じ。だけど、それがだんだん逆転して私がリードすることになり、カレが甘えん坊になってしまう」(29歳・会社員)
「結婚していないし、この人だー! と思う人がいまだにわからない」(34歳・会社員)
「見る目がない」と自覚している人は、自分の傾向も把握しているよう。既婚者は余裕があって魅力的に映るのもわかるような気がします。刺激を求めたり、カレを「ダメンズ」にしてしまったりするのも、共感できる方がいらっしゃるのではないでしょうか?
いっぽう、自信があると思う人の理由はこちらです。なんとなく納得できるような答えが集まりました。
「なんとなく感覚でわかる気がします」(29歳・会社員)
「いろいろな男性に会って私も泣いたことがあるので、今は冷静に判断できるようになりました」(30歳・専門職)
「痛い目に遭ってから男を見る目が変わって、今ではステキな男性と付き合うことができているから」(27歳・専門職)
「初対面でだいたいどんな人かわかります。癖がある人だとダメですね」(33歳・主婦)
「今の旦那は相当度量のある人だから」(32歳・会社員)
「いろいろハズレを引いたけど、最終的にはそこそこ稼いで見た目もまあまあで、性格が穏やかな人と結婚できたから」(27歳・会社員)
「結婚に満足しているから」(36歳・会社員)
感覚でわかるという天性の素質を持っている人は確かにいますが、多くの人は恋愛経験を積んだ結果だということがわかります。さらに、最終的に結婚した相手がステキな人だと結果オーライなのかも……とも見受けられますね。今「見る目がない」と嘆いているあなたも、経験を糧にすれば将来につながるかもしれません!
■ あなたも身に覚えがある? カレにガッカリしてしまった言動とは
次に、付き合って後悔したというエピソードをご紹介します。恋愛経験が未熟なときは、後悔するのも「あるある」なのかもしれません。カレにはゴメンナサイですが……ガッカリな経験を読んでみてください。
「カレの性格がつかめなかった。どこでスイッチが入るのかわからなくて辛かった」(27歳・専門職)
「束縛が激しくて毎日連絡をしないと気が済まなく、私のスケジュールを管理していた」(29歳・会社員)
「都合の悪いときに数日間LINEの未読スルーをする。既読スルーよりもタチが悪いと思う」(29歳・契約社員)
「パリピでホームパーティをたくさんしていたので、起きるとすぐ酒屋さんに電話してその日の夜のお酒の注文をする」(36歳・会社員)
性格をつかめないというのは辛いですね。束縛したり、サラッとした付き合いを求めたりというのは、実は相性の問題である可能性も。人によっては「アリ」だということも、相性が悪ければ「ナシ」になってしまうこともあり得るのだと思います。恋愛経験を積めば、フィーリングが合う相手を見極められるようになるのかもしれませんね。
「ケチな人。短気ですぐにカッとなる」(30歳・会社員)
「ひと回り上の年齢なのに、ホテル代やご飯代などすべて割り勘」(24歳・各種学校生)
「泊まったホテルの備品を持って帰る」(32歳・専門職)
「いつも同じ服だった」(30歳・会社員)
最も多かったのが、「ケチ」という意見でした。実際に結婚するとなると、節約家のほうが良いこともありますが……ケチと節約家は表裏一体ですね。でもやはり、ケチすぎる行動はイヤかもしれません。
「実は結婚していた」(33歳・無職)
「私と付き合うまで女の子とかなり遊んでいて、付き合ってから大人しくなったかと思いきや、同棲後毎週金曜日は帰ってこないし夏は毎週海に行く。そして友だちの友だちもナンパしたみたいで、友だち経由でその事実を知りました」(30歳・専門職)
「借金がたくさんあった」(28歳・自営業)
「付き合っていることは秘密なのに、何でも母親に相談・報告するマザコンでした」(31歳・専門職)
「浮気は当たり前、酒癖が悪い。しまいにはDV男だった」(27歳・専門職)
「別れを切り出した途端DV男に豹変。家や職場の前で待ち伏せしたり、LINEの返信を強要したり」(32歳・会社員)
最後に、思わず「うわぁ……」と思ってしまうようなエピソードを集めました。浮気癖やDVなんか、言語道断ですよね。遠い世界の話に感じるかもしれませんが、決して対岸の火事ではなさそうです。
■ 失敗も勉強のうち! 良い恋愛はこれからしていこう
付き合って後悔したという経験も、糧にすれば自信につながります。正直ガッカリしてしまったけど勉強になった! というポジティブな意見を集めました。これからの恋愛において、参考になるかも。
「スペックが高い人でも欠点や短所はあると思うので、それを受け止められるか、受け止められないかを考える。受け止められない場合、スペックはちょっと捨てたほうが、良い人がいるかもしれない。金銭感覚が近く、自分のためにもある程度お金を使ってくれる人が良い」(30歳・専門職)
「例えお金持ちでも性格に難がある人はやめておいたほうが良い。ロックスタータイプの経営者は大抵自己中心的だと思う」(27歳・会社員)
「社会的地位が高い人は仕事面では素晴らしいけど、日常でも素晴らしいとは限らない。肩書きにだまされないこと」(32歳・専門職)
「男は浮気する生き物なんだと割り切ることができた。顔で選ぶと酷い目に遭うことがあると学んだ。男はみんな、子どもだと思った」(27歳・専門職)
付き合う相手に求めてしまうのが、スペック。どういった条件を求めるかは人それぞれですが、単純に高スペックだからという理由で付き合い始めるのは良くないでしょう。その人をいろいろな面から見てみるのが大切です。
「人は簡単には変わらない(女好きはやっぱり女好き)」(30歳・専門職)
「優しすぎると思う人は、女の子全員に優しい」(30歳・会社員)
「友人に対してでも自分の能力を100%プレゼンできる男もいる。恋人にしか見せない ”良いところ” が必ずあるだろうとは思わないほうが良い」(25歳・各種学校生)
カレとの愛情を確かめたいと思うのが女性の心理でしょうが、淡い期待を抱かないほうが良いというリアリスト派も。「女好きは直すから…!」とカレから言われたら、つい信じてしまいそうですが、きちんと見極めないと痛い目を見そうです。
「彼女のために嘘をつく人は結局いつか彼女にも嘘をつくと思ったので、誰に対しても正直である人を選ぶようになった。対人関係で優先順位をつける人は、好きになることがなくなった」(29歳・契約社員)
「友だちとしては楽しいと感じても、彼氏になると男としての芯がないと付き合っていけない」(24歳・会社員)
「遠距離で寂しくて、毎日電話していたけれど、試験で忙しくなるから別れようと言われた。新しい彼氏ができたとき、遠距離恋愛をしていたその彼氏から待っててほしかったと言われた。カレは忙しいのに私はワガママだったなぁと感じ、もっと人のことを思いやった恋愛をしようと思った」(30歳・会社員)
「DVされたときに、それまで頼っていたけど自分で生きていかなければ、生計を立てていかなくては、と思った」(28歳・専門職)
やはり相手の内面をしっかりと見ることが大事と痛感している人も多いようです。「友だちとしてはOKでも、恋人としてはNG」というのも確かにあるかもしれませんね。また、内省して自分の恋愛のあり方を考えるのも大切です。そして、カレがいるとつい頼りがちなのですが、将来安泰だと言い切れるわけではありませんよね。自活力をつけておくのも自分のためだといえるでしょう。
いろいろな恋愛経験を積みながら、男性を見る目が養われるのも事実。「男を見る目がないから」「男運がないから」と諦めず、失敗も糧にしましょう。総研メンバーのリアルな声も、参考にしてみてくださいね。あなたも良い恋愛ができますように!
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