今年の夏も焼けちゃった…? シミの「意外な原因と対策」3つ|ちょこっと美容マメ知識 #28
ananweb / 2018年8月11日 18時30分
美容・健康に関する資格を8個保有するライター&コラムニストharakoが、日々の生活で気軽に取り入れることができる美容情報をご紹介する連載です。第28回目は、スキンケアアドバイザーの視点から、アラサー世代が気にしたいシミの対策と原因について考えます。
■ やばい、シミがついに気になるお年頃……!?
【ちょこっと美容マメ知識】vol. 28
アラサー世代が敏感になるキーワード、「シミ」。若い頃は真っさらな素肌で気にも留めなかったのに、ポツポツと茶色くなっている部分を見つけて、ドキッ……!とした経験もあるのではないでしょうか。
「日傘をさして歩いているから、大丈夫よね!」「日焼け止めの知識は、バッチリ!」と、安心していたら後から後悔してしまうかもしれませんよ……?今回は、日焼けから意外なアレまで、シミになるさまざまな原因とその対策をご紹介します!
■ 原因1:ホルモンバランスの崩れ
いわゆる年齢でできるシミは、「老人性色素斑」と呼ばれています。長年の紫外線やメラニンの蓄積が原因で、目もとや頬骨あたりにできるメジャーなシミです。しかし、似たような箇所にできる「肝斑(かんぱん)」という種類をご存知でしょうか?
これは、「老人性色素斑」とできる場所が似ているので間違えやすいのですが、原因が紫外線や年齢だけではなく “ホルモンバランスの乱れ” が影響していると言われています。見分け方としては、「老人性色素斑」は数ミリから数十ミリと大きさにバラツキがあり、年齢を重ねるほど茶色が濃くなっていくのに対し、「肝斑(かんぱん)」は、左右対称に同じような大きさでできて、色は淡褐色〜暗褐色とさまざまです。
初期段階では見分けがつきにくいと言われているので、“左右対称” にできているかどうか? が分かれ目になりそうですね。もし、「肝斑(かんぱん)」の場合は、美白化粧品でスキンケアに力を入れるのも大切ですが、体の内側から栄養をたっぷり入れてあげて、規則正しい生活スタイル、ストレス軽減を心がけましょう。女性ホルモンのバランスを、整えるのがポイントですよ。
Point☆ちょこっと美容マメ知識
肌だけではなく、体のバランスと関係していた!
■ 原因2:虫刺されやニキビ跡
蚊やダニなどの虫刺されの跡がシミに見えてしまうこともあります。「炎症性色素沈着」とも言いますが、寝ている間やレジャー中に虫刺されした場所が初めは赤かったのに、だんだん茶色くなってきた……という状態で、腕や脚、首などにできやすいです。また、ニキビやアトピーの跡も同様にシミのように見えてしまうことがあります。
私の経験では、学生時代に関節や首にアトピーがあったので、かゆくなると肌を擦る癖がありました。大人になるにつれて、肌は落ち着いてきたのですが、首にシミのような跡ができているのが気になり、美容皮膚科で診てもらったことがあるのです。すると先生から、「もしかして、昔アトピーでしたか?」と図星の指摘が……。「シミは突然できることはありませんから、おそらくアトピーのかゆみを擦ってできた色素沈着でしょう」とのアドバイスを受けました。
もし、このような「炎症性色素沈着」に心当たりがある方は、通常のシミ対策で使われるビタミンC配合の美肌化粧品がオススメです。ビタミンCは、シミの原因になるメラニン色素の生成を抑制してくれたり、美肌づくりに欠かせないコラーゲンの生成を助けてくれたりしますよ。
Point☆ちょこっと美容マメ知識
色素沈着のシミは、肌のターンオーバーを促そう!
■ 原因3:急激な日焼けでできた皮めくれ
最後は、夏イベントで楽しみたいプールや海水浴についてです。
プールや海水浴では、どれだけサンケア指数が強い日焼け止めクリームを塗っていても、水中に入ればクリームが取れてしまいますし、ダイビングスーツのように体を覆う水着を着るわけにもいきません……(カワイイ水着が着たいですよね!)。そこで、気をつけたいのが「一日くらい大丈夫だろう」と、強い直射日光が当たる水中や砂浜に長時間いることです。
急激な日焼けをすると肌が赤くヒリヒリして皮がめくれることがありますが、そこからシミになる場合があります。皮がめくれた跡が小さな花びらのように見えることから「花弁状色素斑」と呼ばれていて、残念ながら「花弁状色素斑」は美肌化粧品が力を発揮しない分類とも言われています……。どうしても大きい範囲で目立つならば、美容皮膚科に相談するのがオススメです。
長年の紫外線対策が、一日の急激な日焼けに負けてしまうかもしれないので、慎重にいきましょう。
Point☆ちょこっと美容マメ知識
急激な日焼けは、メラニンを急激に増やしてしまうので注意!
「シミ」と言っても、原因や対策はさまざまです。ホルモンバランスを整えるのか、美白化粧品が良いのか、専門医に相談するのか。ぜひ、シミ対策を見直してみましょう。
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