収入や体の相性よりも大事なのは…「結婚相手にふさわしい」男の特徴|実録♡ 結婚プロセス100人インタビュー #22
ananweb / 2018年11月1日 18時30分
ライター&コラムニストharakoが、実際に既婚女性100人にインタビューをし、結婚までのプロセスや心境の変化をお伝えする連載です。第22回目は、アラサーまで彼氏がいなかったHさんに突然訪れた結婚のお話です。
■ 恋愛経験がないまま、大人になってしまった……。
【実録♡ 結婚プロセス100人インタビュー 】vol. 22
実は私、20代後半まで彼氏ができたことがなくて……。
(夜の)初体験はあるんですが、言葉なく身体から入ったせいか結局「交際」まで発展せずにそのまま終了。「恋愛経験」と呼べるほどのエピソードもなくて申し訳ないのですが……(笑)。
とはいうものの、私は小さい頃から働きたい願望がすごく強く、中学を卒業後にすぐ美容学校に入り免許を取得後に美容師として16歳から働いていたのです。
両親がそうしなさいと言ったわけではなくて、これは自分で決めたこと。早く自立したい、社会に出て働きたい、そう強く志していた私は、計画通りの人生を歩んでいました。
■ 青春は二の次!仕事にさらなる熱を
理屈ではわかっているし、自分で選んだ道だけど、やっぱり同い年の友人が高校や大学に進むにつれて「華のキャンパスライフ」を送る姿にモヤモヤすることもありました。少し、羨ましかったのかも……。
でも、私には美容師という確立したい仕事がある。夢や目標に向かって突っ走るのみ!と常に前を向いて生きていこうとした20代後半に、上京して都心で自分の技術をもっと磨こうという想いが溢れました。
上京するために部屋探しを始めたのですが、物件の見学や段取りなどのために往復するのが大変だと少しひるんでいました。そんな時、昔から知っている男友達が「男同士でルームシェアしているんだけど、よかったら部屋が決まるまで泊まりにくる?」と声をかけてくれたんです。
■ ルームメイトと二人きりに
いくら男友達といっても、ひとりで住んでいる部屋に何泊もするのは気が引けますが、他にも夜勤で生活リズムが逆転しているルームメイトがいるのと、部屋も別々で顔を合わせることもないとかで……。数日、お世話になることにしたのです。
どうやら、そのルームメイトはバーテンダーで、帰ってくるのはいつも朝方。直接的に関わりはないけれど、泊まらせてもらっている身の私は、挨拶がてら職場のバーに、男友達と一緒に遊びにいくようになりました。
その後、自分の新しい部屋も決まり、出て行こうとしたある日、バーテンダーのルームメイトと二人きりになったのです。バーでは会ったことがあるけれど、部屋で会うのは初めて。き、きまずい……!
どうしよう! どうしよう! と焦りながらも、「あの、数日間お世話になりました。また、お店にご飯を食べにいってもいいですか?」なんて、慌てて挨拶したのを覚えています。
■ 15歳から飲食の修行をしていた
ひょんなきっかけで出会ったそのルームメイトは、なんと私と同じくらいの年齢から高校に行かずに仕事に打ち込んでいたとか。
どこか負い目というか他人を羨ましくも感じていた「青春」を、同じように仕事に注いできたということで、「もっとこの人と話してみたい」「どんな将来を描いているのか知りたい」と興味が湧いてきました。
そこからは、まめに連絡を取り合ったりお店にご飯を食べにいくことを繰り返したりと、話は弾むいっぽう。そして、出会って2か月で「家族になりたい」と結婚前提の告白を受けました。
順調に結婚し今も幸せな毎日を送っていますが、結婚して本当によかったなと思うのは、全ての“選択肢が似ている”ことです。やはり、若い時期から仕事に打ち込んでいるからこそ、仕事への理解や熱量がぴったり合うんです。新しい技術を身につけたいから学校に通ってもいい?と聞いてもいつも応援してくれるし、家事がおろそかになっていると洗濯しておいてくれることもありました。
しかし、仕事に打ち込みたい気持ちが分かるからこそ、真面目に頑張っている夫のサポートもしたい。そんな気持ちから、今は決まった時間にお店で勤務する美容師ではなく、自分のライフスタイルを柔軟に調節できるように独立してサロンを持ち、家庭と仕事のバランスを整えています。
「結婚したらキャリアがなくなる」「自分の時間がなくなる」なんてよく言いますが、それは自分の考え方と結婚相手の理解度によると思います。
相手のせいにしないで、自分で時間を作る工夫をしたり、相手にも自分の価値観を知ってもらったりすることがとても大切です。逆に私も、夫が仕事をしやすい環境を守りながら結婚生活を続けていきたいと思います。これからも、よろしくね!
■ お話を聞いて……。
みなさんお気づきですか? そうなんです、Hさんは、初めてできた彼氏とそのままスピード婚をされた、「初の彼氏=夫」という素敵な縁。
恋愛経験の多さより、いかに相手と真っ直ぐ向き合えるかが、ぴったりのパートナーを見つけるコツだと学びました! 素敵なお話、ありがとうございました〜!
©jacoblund/Gettyimages
©DjelicS/Gettyimages
©pixdeluxe/Gettyimages
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
「仕事も恋愛も順調だからこそ、結婚したくない」そんなキャリア女性の結婚を後押しした、結婚20年のラブラブ知人夫婦。「こんな夫婦が実在するんだ!」
OTONA SALONE / 2024年11月23日 22時1分
-
高畑充希“婚外恋愛と風俗どっちが許せる?”を明かす。大河ドラマから「セックスレス夫婦ドラマ」まで話題
女子SPA! / 2024年11月20日 8時45分
-
「拝め拝め拝め拝め」宗教にのめりこむ毒母が放つ絶望感…笑顔消えた中学生の娘がヤンキーとつるみ再生した訳
プレジデントオンライン / 2024年11月16日 10時15分
-
美人なのに結婚できなかった友人は、50代になっても「白馬の王子様」を待っていた…その驚愕の思考回路とは(前編)
OTONA SALONE / 2024年11月15日 18時30分
-
独身アラ還の恋バナはイタい?「LINEって嘘つきなのかな」と乙女みたいに泣く実母は61歳
オールアバウト / 2024年11月13日 22時5分
ランキング
-
1プロ野球の観客動員が過去最多でも「球団格差」 コロナ前と比べて観客が増えた球団・減った球団
東洋経済オンライン / 2024年11月29日 9時10分
-
212月から移行される「マイナ保険証」5つのメリットと4つの注意点をFPが解説
MONEYPLUS / 2024年11月29日 7時30分
-
3健康を保つための「食べ物」や「食べ方」はありますか?...和田秀樹医師に聞く「老けない」最強の食事法
ニューズウィーク日本版 / 2024年11月29日 13時20分
-
4「命に別条はない」の本当の意味、わかりますか? 意識はある?ない?ニュースでよく聞く言葉の裏側
東洋経済オンライン / 2024年11月29日 10時30分
-
5「まさに自業自得」“あおり運転”してきたバイクが“無残な姿”に。加害者に訪れた悲劇
日刊SPA! / 2024年11月29日 8時53分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください