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ゲリラ豪雨キターッ!悪天候がもたらした「恋の奇跡」3つ

ananweb / 2018年7月17日 20時45分

ゲリラ豪雨キターッ!悪天候がもたらした「恋の奇跡」3つ

夏になると増えるのが、突然の大雨。外に出ているときに降られると、たまったもんじゃありません。ついてない……と思うでしょう。しかし、そんな天気をキッカケに始まる恋もあるようです。今回は、“悪天候がもたらした恋の奇跡”について男女に話を聞きました。豪雨も悪くないかも?
文・塚田牧夫

■ 雷で電車がストップ




「高校のときです。私は田舎のほうの学校に通っていました。部活の帰り、雲行きが怪しくなってきて、電車に乗った途端、大雨になりました。

すごい雷も鳴って、その影響で電車がストップしてしまったんです。乗客はいったんホームに出ることになりました。

人の数はそれほど多くはありませんでした。すると、“大丈夫?”と声をかけられたんです。それはなんと、私が憧れているサッカー部の先輩でした。

ただ憧れているだけで話したこともないし、絶対に私のことなんて知りません。制服で同じ学校だと気付いて心配してくれたんでしょう。

私は“大丈夫です”と言うので精一杯。結局会話はそれだけ。でも、幸せでしたね。今でも雷が鳴ると、あのときのことを思い出して気持ちがあがります」アヤノ(仮名)/26歳

■ 花火大会での豪雨




「彼氏と一緒に花火大会に行ったときです。途中で豪雨となり、花火が中止になってしまいました。そして、大勢の人が一気に駅に向かい出しました。

そこで彼氏とはぐれちゃったんです。電話しようにも、人が多すぎて電波の状況が悪く繋がらず……。動いても仕方ないと思い、近くにあった小さな居酒屋に入りました。

混んでいたけど、なんとかカウンター席に座れました。隣にひとりの男性が座っていて、話しかけられました。その人も彼女とはぐれてしまって、いったん避難したんだそう。

しばらく話をして、そのうち電波が繋がるようになり、彼氏とも連絡がとれました。男性とはそれっきり……。

結局、彼氏とはその数ヶ月後に別れました。そして、翌年の花火大会になんとなくひとりで行ってみたんです。雨宿りしたお店を覗いたら、なんとあの男性の姿が。

話したら、その人も私のことがずっと気になっていたと。私と同じで、すでに彼女とも別れていました。その後、自然と付き合うようになりました」カヨ(仮名)/29歳

■ 梅雨の日の弁当




「シトシトと長雨の降る日、友だちが家に遊びに来て酒を飲んでいました。食料がたくさん余っていたので、翌日、適当にタッパーに詰めて会社に持って行ったんです。

お昼、その弁当を食べたんですけどね。なんか、変なニオイがしたんです。その時点で、半分以上は食べてしまっていた。案の上、午後から体調が悪くなりました。

そこで初めて、会社の近くの病院に行ったんです。すると、看護師さんのなかに見覚えのある顔が……。なんと高校のときの同級生。しかも、ちょっと僕が好きだった子。

向こうも僕に気付いて、懐かしそうにしてくれました。“今度ごはんでも……”と誘いたかったんだけど、そのとき吐き気と下痢でそれどころじゃなかった。後日、また病院に行って誘うことができました」シュウジ(仮名)/28歳

“悪天候がもたらした恋の奇跡”をご紹介しました。

こう見ると、悪天候も悪くない。テンションが下がりがちですが、もしかしたら良いことがあるかもしれません。雨が降っても気怠くならず、楽しい気持ちで過ごしましょう。

(C) Antonio Guillem/Shutterstock
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