倦怠期、困ってない…? 夫婦・カップルが長続きできる方法 ♯83
ananweb / 2018年7月13日 19時0分
ドラマや映画、漫画や小説などさまざまなエンターテイメント作品はいつも「永遠の愛がある」と私たちに語りかけてきます。しかし、現実はどうでしょうか? 離婚や不倫が多く取りざたされている世の中において、結婚してからも永遠の愛を築き続けることは可能なものなのでしょうか。今回は、夫婦・カップルがずっとラブラブでいられるために必要なことについてご紹介いたします。
■ 男女に大きなズレがあることを理解する
【リアルな夫婦生活】vol. 83
まず、そもそもで個人的な見解としては最初から「永遠の愛」はないものと考えています。す、すみません…。一緒にいることに慣れるほど、やっぱり相手にドキドキすることも少なくなります。結婚3年目でまだ新婚段階といえる私たち夫婦ですら、付き合いたてのような刺激的なドキドキ感はすでに皆無です。
あまつさえ、私の夫は「ずっとラブラブでいるなんて無理じゃない?」「そんなに新鮮な気持ちって大事なの?」と言う始末。できればいつまでもキレイでいたいし、愛され続けたい女性からしたら、夫の愛情を絶えず新鮮な気持ちで受け取りたいものです。しかし、男性は(日本人男性は特にそうかもしれません)結婚したら家族としての愛情に変化するのが当たり前と思っている人の方が多いように思えます。
ラブラブな夫婦・カップルでいるためには、大前提として、女は「女として愛し愛されたい」、男は「家族として愛していきたい」というズレがあるものと理解しておく必要があります。そうでないと、お互いが平行線でケンカを繰り返していくばかりの日常になっていくかもしれません。
■ フランス人がやっている慣習にならってみる
愛を豊かに与え合う文化の国といえば、フランス。現在フランスに移住にしている知人に、フランス人の愛情表現について話を聞いてみました。
すると「フランス人は、とにかく愛情表現を言葉や態度で示す人たち。言葉でいつも愛してると伝えるし、気持ちが高まったら公共の場であろうがディープキスなんて日常茶飯事なんですよ。恋人に対する呼び名もさまざまあって、いつも新鮮な気持ちを保とうとしている独自の慣習を持っているようです」…とのこと。
フランス人は男性も女性も愛情表現を大切にする価値観なので、お互いにいつも刺激的な関係でいられるよう、呼び名を変えてみたり、いつもと違う服装をしてみたり、自分の気持ちがマンネリしないように何か工夫できているのですね。
さすがに日本人同士のカップルが日本の街中で、フランス人のようにディープキスを繰り広げるようなまねはできませんが、相手の呼び方を変えてみたり、二人が体験したことのないアクティビティデートにチャレンジして、彼の好きな部分を新しく発見してみるのも良いですね。
また、先にお伝えしたように男女間で恋愛に対する価値観の違いやズレを感じたら、そのままにせず二人で冷静に話し合いを設けることも必要なことなので、ぜひ取り入れてみると良さそうです。
■ 無理にラブラブであることに執着しない
これは過去に私が行った間違いなのですが、「結婚してもフレッシュさを忘れたくない!」と思うあまり夫にラブラブや新鮮な気持ちでいることを強要していた時期があります。そうなったのも、明らかに夫が付き合っているときより言葉や態度で見られる愛情表現が急激になくなったから。
その変化に耐えられず、「もしこのままラブラブさがなくなったら、私は女としての自信をなくしてしまうかもしれない!」と不安に駆られ、なんとか「ラブラブを維持する方法」を模索して、そればかり考えていました。
でも、「愛情がなくなった!新鮮さがない!」と相手に主張をしてもあんまり意味はありませんよね。実際に付き合いが長くなるほどに気持ちの鮮度は落ちていきますし、それに対して不平不満を言っても新鮮さが蘇るわけではありません。
むしろ余計に関係が悪化していく原因になりますので、ラブラブであることに執着しすぎないほうが結果としてラブラブでいられるのではないでしょうか。それがたとえ、私の求める付き合いたての頃のようなフレッシュさがなく、低温度なラブラブであっても。何よりお互いがお互いを思い合える気持ちが大切なのでしょう。
■ あなたにとっての “ラブラブ” ってなに?
もうひとつ、永遠の愛を実感するに大切なことがあります。それはアナタにとっての「ラブラブとは何か」について考えることです。ちなみに私にとってのラブラブは、付き合いたての頃のようなトキメキ、新鮮さを何年経っても感じられることです。
しかし、それは相手も同じ気持ちでいないと維持できません。私のように付き合っている頃はラブラブを維持できて満足だったのに、結婚した途端に維持できなくなることもあります。そうなると永遠の愛ってないんだな……と、残念に思ってしまいますが、ラブラブでいることが「穏やかな気持ちで、お互いを想い合えること」だとしたら、私は十分に今の夫とラブラブな関係を築けていることになります。
自分の求める愛の在り方ではありませんが、恋愛・結婚は自分ひとりでするものではありません。相手がそれを望まないのであれば、二人の中で満足できるラブラブの在り方を築く必要があるのです。初めはその考えに納得はできませんでしたが、夫の愛情表現は薄くなっても私を大切に想う気持ちを感じられて、こういう在り方も良いものだな。と温かい気持ちで腑に落ちることができました。
■ 理想的な夫婦もマンネリと戦っている
改めて結婚して感じるのは、結婚とは大好きな人と常にドキドキしながら生活を繰り返すものではないということ。結婚前はなんとなく、心から愛し合っている人と結婚すれば、新鮮さを維持しながら生活できると思っていましたが、結果的に新鮮さは同棲して一週間で消え去りました(笑)。
でもドキドキが感じられない日々の中で、ほんの一瞬だけ相手に思わずドキッとときめいてしまう瞬間があります。ふと見せた表情が瞬間的に好みだったり、予想してなかった相手のひと言にキュンとしたり。そうしたフッと感じられる瞬間をご褒美にしながら二人の関係は続いていくのかもしれません。
アナタの周りにいる理想的でラブラブな夫婦・カップルももしかすると、あらゆるマンネリや不満を抱えながらお互いに一緒にいることを決めてきたのではないでしょうか。それを続けた先、死がふたりをわかつまで共にできたら、それはきっと紛れもない永遠の愛になるのかもしれませんね。
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