若手実力派女優・森川葵、初舞台で蒼井優に…
ananweb / 2018年9月6日 20時0分
モデルとしてデビューし、若手実力派女優として今、注目度No.1の森川葵さん。初挑戦となる舞台では、なんと主演に抜擢! 変化し続ける23歳の“未来予想図”とは?
ふわりとした独特の空気をまとって、カメラの前に立った森川葵さん。抜群の演技力に定評があり、“カメレオン女優”と呼ばれるほど、今やドラマや映画に引っ張りだこ。そんな彼女が、宮藤官九郎さん演出の舞台『ロミオとジュリエット』でヒロイン役を務めることに。舞台への出演はこれが初めて。女優として、次のステップを踏み出そうとしている23歳に、今の率直な心境を伺います。
――もともと、舞台女優への憧れはあったのでしょうか?
森川:今まで、友だちが出演している舞台を観に行くことはあったのですが、すごく馴染みがあるかというと、そうではなくて…。なので今、「やっと自分の生活の中に舞台というものが入り込んでくるんだ」といった感じです。
――初舞台にしてヒロイン、というプレッシャーは相当大きいのではないかと思いますが。
森川:本当に、考えるだけで胃が痛くなりますね…。役者としては17歳から活動しているので、ドラマや映画ならまだなんとなく手順もわかっているつもりなのですが、舞台は本当に今回が初めてなので、まず何をすればいいかもわからなくて。今までにない感覚です。
――誰かに相談はされましたか?
森川:蒼井優さんに、「稽古ってどういう格好でしているんですか?」というところから聞きました(笑)。「Tシャツにジャージーっぽい人もいるけど、ジュリエット役ならふわっとしたスカートがいいんじゃない?」とか「ここのシューズがおすすめだよ」とか、いろいろ教えていただきました。
――心構え的なアドバイスは?
森川:あ、稽古着以外のことはまだ聞いていないです。本当はそこを最初に聞くべきですよね…(笑)。でも、城田優さんからは、「お芝居をする時にスイッチが入るタイプの人は、きっと楽しいと思うよ。だから、葵ちゃんは好きなんじゃない?」と言っていただきました。確かに、物語の順序とは関係なくシーンごとに撮影していくドラマや映画と違って、舞台は一連の流れでお芝居ができるので、気持ちを入れやすいのかなって。はたして自分がその境地に行けるのかどうかは、まだ未知数なのですが。
――演出の宮藤官九郎さんとは、過去にドラマ『ごめんね青春!』や映画『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』などでご一緒されていると思いますが、どんなお話をされましたか?
森川:宮藤さんにはポスター撮影の現場で久々にお会いしました。その時に、「私、本当にわからないのでどうしたらいいんでしょう…」と聞いてみたんです。そうしたら、拳を握りしめてただひとこと「うん! がんばって!」って(笑)。
――なるほど(笑)。
森川:でも結局、帰り際に「僕、初めての人得意だから安心して」と優しく声を掛けてくれました。その言葉が何より心強かったですね。
――森川さんにとって宮藤さんはどんな存在ですか?
森川:うーん……うまく言えないんですが、“ほんのちょっとだけ扉を開けてくれる人”ですね。全部をばっと開けてくれるわけではなくて、「ここに扉があるんだよ」ということに気づかせてくれて、それをスッと開いてくれる。『ごめんね青春!』で“あまりん”という役をやらせていただいた時もそうでしたけど、まだみんなが知らない私の一面を発見してくれる、そんな方です。だから、今回のジュリエット役も宮藤さんの演出でどうなるか、自分自身楽しみですし、このキャストで挑めば絶対に面白くないわけがない! と思うんです。とにかく最後まで走り続けたいと思います。
もりかわ・あおい 1995年6月17日生まれ、愛知県出身。2010年デビュー。10代の頃から数々のドラマや映画に出演し、女優として活躍。‘18年は映画『リバーズ・エッジ』や『OVER DRIVE』などに出演。ヒロインを演じるドラマ『文学処女』(MBS・TBS系)が9/9(日)よりスタートする(TBSの放送は9/11より)。
ワンピース 参考商品 スカート¥200,000(共にzaziquo 靴¥19,000(Dhyana.TEL:03・3407・7755) その他はスタイリスト私物
許されぬ恋に身を焦がした末、悲劇的結末を迎える男女の恋愛劇『ロミオとジュリエット』。W・シェイクスピア原作による、あまりにも有名な古典劇が宮藤官九郎さんの演出によって生まれ変わる。ロミオ役を務めるのは三宅弘城さん。共演は勝地涼さん、皆川猿時さんほか。11/20(火)の東京・本多劇場を皮切りに、全国4か所で公演。
※『anan』2018年9月12日号より。写真・内田紘倫(The VOICE) スタイリスト・武久真理江 ヘア&メイク・石川奈緒記 インタビュー、文・瀬尾麻美
(by anan編集部)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
大泉洋、吉田羊の“タイムスリップ女優”疑惑に阿吽の呼吸で乗っかる 宮藤官九郎脚本『終りに見た街』で夫婦役に
マイナビニュース / 2024年9月19日 12時14分
-
『今日から俺は!!』ドラマ&劇場版、高校生役だったキャストの今!<今夜金ロー放送>
クランクイン! / 2024年9月13日 7時0分
-
松尾スズキ「出ないという選択肢はないのです」 宮藤官九郎脚本ドラマ『新宿野戦病院』最終回ゲストに!
クランクイン! / 2024年9月5日 7時0分
-
新原泰佑、舞台『球体の球体』は「ご覧になった人が自分自身を見つめる機会になるんじゃないかと」
ananweb / 2024年9月4日 21時0分
-
菅田将暉、宮藤官九郎脚本に初出演 “移住”がテーマの『サンセット・サンライズ』映画化
ORICON NEWS / 2024年8月26日 4時0分
ランキング
-
1「高くても低くてもダメ」血糖値の正しい整え方 人格破綻まで招きかねない「低血糖」の恐怖
東洋経済オンライン / 2024年9月23日 17時0分
-
2どんな時にスマホを買い替える? 3位スペック不足を感じた時、2位故障した時…1位は?
まいどなニュース / 2024年9月23日 16時0分
-
3健康診断の数値が改善する7つの習慣とは…いわき市で糖尿病の専門医師が解説・福島県
福島中央テレビニュース / 2024年9月23日 14時31分
-
4痛くて腕が上がらない…【医師監修】五十肩という思い込みには要注意!痛みの原因と病状セルフチェック
ハルメク365 / 2024年9月23日 11時50分
-
5コーヒーよりもはるかに効果的…88歳医師が「長生きしたいならこれを飲むべき」と強く勧める"飲み物"
プレジデントオンライン / 2024年9月23日 15時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください