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SEVENTEEN日本公演レポ! さいたまアリーナ史上初の5Daysは連日大熱狂!【K-POPの沼探検】#76

ananweb / 2018年9月14日 16時30分

SEVENTEEN日本公演レポ! さいたまアリーナ史上初の5Daysは連日大熱狂!【K-POPの沼探検】#76

2018年5月30日に日本1st Mini Album『WE MAKE YOU』で待望の日本デビューを果たしたSEVENTEENが、さいたまスーパーアリーナで9月4~6、8、9日の計5日間に渡ってコンサートを開催しました。これは最大で3万7000人を収容する同会場史上初めてのことで、しかも連日ソールドアウト! ジャパンツアーではファンミーティングも含めて計12万人を動員し、SEVENTEENのコンサートとしても最大規模になりました。ダイヤモンドに最高の輝きを与えるカット「IDEAL CUT」をタイトルに掲げた今回のツアーの日本公演最終日、9月9日の模様をレポートします!
文・尹 秀姫

【ペンになってもいいですか!?】vol. 76

■ さらに磨きがかかったパフォーマンスに圧倒!


「Intro.新世界」の曲がかかるなか、ポップアップで登場するSEVENTEENのメンバーたち。黒く輝くセットアップで揃えた衣装に身を包み、スペーシーなリミックスが新鮮な「HIGHLIGHT」を全員で歌い上げます。続く「THANKS」では複雑なフォーメーションダンスを全力で踊りこなし、今回もコンサート序盤から質の高いパフォーマンスを披露してくれました。

自己紹介コーナーでは、ホシがひとり花道を歩きながらCARAT(ファンの名称)に王子様コールを要請。センターステージに到着したところで「みなさん、今何時?」「10時10分!」と、ホシ恒例のコール&レスポンスが。「今日がラストコンサートです。今日はみなさん、ただただ楽しく遊びましょう!」と言うと「アーッ!」と叫び声を上げ、テンションの高さを見せつけます。

■ ユニット別ステージで異なる魅力を放つ

HIP HOPチームによる未発表曲を含んだステージは、今まで以上に激しさを増し、ボーカルチームは「20 -Japanese ver.-」と「Pinewheel」でホッとする空間を作りあげ、パフォーマンスチームは「Swimming Fool」と「JAM JAM」で前回とはまた違ったアレンジを加えたダンスを見せてくれました。

今回はSEVENTEENが得意とするチームごとのステージに加えて、ユニット別ステージが大幅に増加。ホシとウジの2人による「BRING IT」では、ダンスも歌もラップもかなり高いレベルでこなせる2人がその実力を遺憾なく発揮し、エスクプス、ジョンハン、ウォヌ、ディエイト、スングァン、ディノの6人は「FLOWER」をさわやかに歌い上げます。ドギョム、ジュン、ミンギュが赤いバラを一輪持ちながら歌う「Hello」は最後にその花をCARATにプレゼントするサプライズも。

そして今回は、ジョシュアとバーノンによる「ROCKET」が日本初披露。高音のファルセットとチェスト(地声)をシームレスに歌い上げる “ミックスボイス” の使い手ジョシュアと、バーノンのなめらかな英語ラップが絶妙にマッチするこの曲は、さやわかなダンスとあいまって軽快なインパクトを与えてくれました。

後列左から、バーノン、ウジ、ミンギュ、ウォヌ、ジュン、ホシ、ドギョム、ディエイト、前列左から、ジョシュア、ジョンハン、ディノ、エスクプス、スングァン。

■ クライマックスは人気曲連発!

ミンギュが生み出した、SEVENTEENのペンライト(通称・CARAT棒)の擬人化キャラクター “ボンボンイ” に扮したメンバーがお部屋の中を大冒険する映像が流れると、ステージには同じ衣装(頭の上にはSEVENTEENを象徴するダイヤモンドのマークも!)を着たメンバーが登場。「Shining Diamond」「Adore U」と韓国の新曲「Oh My!」を立て続けに披露し、会場の熱気はいよいよ高まります。最後は日本デビュー曲の「CALL CALL CALL!」で本編は終了。

その後、モニターにはSEVENTEENのメンバーたちのインタビュー映像が流れ、韓国でのデビューからこれまでの歴史を振り返っていきます。最初は小さな会場のコンサートからスタートしたSEVENTEEN。

スングァン 最初の頃は曲数もそんなになかったのに、今ではコンサートで歌えない曲があるのが不思議です。

エスクプス コンサートこそ、僕たちがこの仕事をしている理由。

ディエイト ステージに立つ理由は単純に、ステージを愛しているから。

ミンギュ ステージ上での感情を味わってしまったら、もう抜け出せない。

ジョンハン 昔、練習生の頃はやめようと思ってました。でもコンサートをやったら楽しくて!

それぞれが自分の言葉でステージに立つ理由を語ってくれました。

映像が終わると、コンサートTシャツを着たメンバーたちがステージに再び登場。SEVENTEENのコンサートのアンコールでは定番の「Love Letter」と「Healing」(どちらも日本語バージョン)をうたうと、最後は「VERY NICE」! 前回のコンサートでこの曲を最後に選んだ理由について、後にウジが「次のデートも早くしようという歌詞のように、また早く次に会いたいという気持ちで明るくコンサートを締めくくりたかった」と語ってくれましたが、今回はなんとサビの「アジュナイス!」の部分を6回も繰り返すサプライズが。

最後はメンバー全員がステージから完全にはけ、コンサートが終わってしまったと思った瞬間、再び音楽が流れ、ステージの奥からメンバーが駆けてきた! その度にメンバーが会場の左右に伸びた花道を全力で駆け抜けるので、最後の最後には全員ヘトヘト。それでも花道の端まで来てくれるSEVENTEENのメンバーの姿に、胸がいっぱいに。「僕たちまたすぐ帰ってきますね!」(スングァン)という言葉を信じて、次のコンサートを楽しみに待ちましょう!

■ Information

SEVENTEEN(セブンティーン)
13人組ボーイズグループSEVENTEENは2015年5月に韓国デビュー。13人のメンバー+3つのチーム+1つのグループ=17という意味が込められている。ボーカル、ヒップホップ、パフォーマンスの3チームで構成され、楽曲制作から振付に至るまでメンバー自らが担当するセルフプロデュースグループ。韓国だけでなく海外でもコンサートチケットを販売すれば数分でソールドアウト、2015年デビューの新人の中で最高のCD売り上げ枚数を記録し、複数の新人賞を獲得。2018年5月30日には満を持して日本CDデビューをし、各チャートの上位に堂々とランクインした。


Intro.新世界
1. HIGHLIGHT
2. THANKS
3. BRING IT
4. FLOWER
5. NO F.U.N
6. Run to You
7. BEAUTIFUL
8. CHANGE UP
9. 言語一致
10. ※未発表曲
11. 20 -Japanese ver.-
12. Pinwheel
13. Swimming Fool
14. JAM JAM
15. Thinkin’ about you
16. Hello
17. ROCKET
18. Pretty U
19. Shining Diamond
20. Adore U
21. Oh My!
22. CALL CALL CALL!
-Encore-
23. Love Letter -Japanese ver.-
24. Healing -Japanese & Korean Ver.-
25. VERY NICE


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