佐野玲於「女の子が喜ぶこと知ってます!」恋愛の極意を語る
ananweb / 2018年10月18日 16時30分
ドラマも映画もイケメンなしには楽しめない! 今回、ご紹介する作品は、村上春樹の名作短編小説集『東京奇譚集』の一篇を実写化した『ハナレイ・ベイ』。主人公・サチの喪失感と再生を描く本作で、サチの息子タカシを演じた佐野玲於さん(GENERATIONS from EXILE TRIBE)にお話をうかがいました。
写真・大内香織 文・田嶋真理
【イケメンで観る海外ドラマ&映画】vol. 18
■ 表現者として躍進し続ける、若きエンターテイナー
映画の主人公は、ハナレイ・ベイで死んだ息子の喪失感と10年間向き合い続けるシングルマザーのサチ。ハワイのカウアイ島に実在する美しい湾を舞台に、彼女が生きる希望に目覚めていく姿を描いた感動作です。「GENERATIONS from EXILE TRIBE」のパフォーマーとして大人気の佐野さん。2018年は、俳優業も絶好調。青春映画『虹色デイズ』で待望の初主演を果たした後、イケメン・ドラマ『PRINCE OF LEGEND』でコメディの演技に挑戦。『ハナレイ・ベイ』ではサチの息子を自然体で演じ、新境地を開拓しています。
ーーこの映画のオファーをいただいたときのお気持ちは?
佐野さん 重要な役割を任されたなと感じ、身の引き締まる思いでした。撮影に入る日がとても楽しみでした。
ーータカシは映画の全編を通して余韻を残す難しい役だと思いました。役作りについて教えてください。
佐野さん 役作りは、特にしていません。というのも、松永監督と出会っていろんなことを話していくなかで、タカシは人生観を含めて自分に近いと気づいて。監督もそのことを見抜いていたので、「特別な役作りをしないで欲しい」と言われました。タカシの心情やサチとの向き合い方を表現しようと心掛けました。
ーー原作は読みましたか?
佐野さん 原作の後に脚本を読みました。原作を強く意識せず、フラットな気持ちで、自分ができることを一生懸命やろうと思いました。
ーータカシのどのようなところに共感しましたか?
佐野さん 家庭環境が複雑で、自分にとってなくてはならないものがある、というところに共感しました。タカシは片親なので、はたから見れば、不幸に見えるのかもしれませんが、彼自身はそう思っていません。僕も同じ気持ちを抱いていたので、彼の心情を表現することが重要でした。だからこそ、僕には自然体の演技が求められたのではないかと思います。
ーーご自身の家庭環境に通じるものがあった?
佐野さん 自分も片親ですから、タカシの心情は理解できました。片親でとても苦労されている方もいらっしゃると思うので一概には言えませんが、僕は自分を不幸だと感じたことはありません。
ーー印象的に挿入される回想シーンはどのような気持ちで演じましたか?
佐野さん 回想シーンは、サチとタカシの日常の1ページです。サチとタカシは親子なので、遠慮の気持ちがあってはいけないと思いました。サチとタカシがやり取りをするシーンでは、家族という関係性がしっかりと見えるように意識しました。
ーーサチを演じたのは、いまもっとも輝いている女優のひとりである、吉田羊さんです。共演して、いかがでしたか?
佐野さん 僕が抱いたイメージ通りの、まっすぐで自分に厳しい方でした。羊さんがサチを演じることで、サチの強さと弱さが映画を通してリアルに伝わってきます。羊さんやサチのように、1本芯の通った女性は素敵だなと思いました。
ーー本番に入る前に、羊さんと演技プランの打ち合わせは?
佐野さん 堅苦しいものではありませんが、羊さんとの関係性を築くために、監督を交えて打ち合わせを行いました。
ーー羊さんは監督に随分追い込まれていたそうですが、佐野さんは監督からどのような演技指導を受けましたか?
佐野さん 監督から「遠慮のないやつでいてくれ」と言われたので、自由にやらせていただきました。
ーーハワイ・ロケは楽しめましたか?
佐野さん 本当に素敵な環境の中で、撮影をさせていただきました。タカシはサーファーですから、サーフィンの練習も行いました。初めて挑戦したスポーツでしたが、自然に勝るものはないなと改めて感じました。
ーーハワイは日本の何倍も日差しが強いと言われていますが、佐野さんは全く日焼けをされていないですね。
佐野さん もともと色白で。日焼けをしてもすぐ元に戻ってしまうんです。
ーー日焼け対策に頭を悩ませている女子が多い中、大変うらやましいです! もっとも気に入っているシーンは?
佐野さん ウォークマンで音楽を聞きながら、自転車を漕いでいるシーンです。ハワイの風が、すごく気持ちよかったです。
ーー最後に、『ハナレイ・ベイ』の見どころをお願い致します。
佐野さん 観る方によって違う印象を残す映画になっていると思います。この映画がサチのような人生を歩んでいる方の後押しになれば嬉しいです。
■ インタビューのこぼれ話
サチが劇中で、女の子とうまく付き合う方法3つを伝授するシーンにからめて、佐野さん流の恋愛の極意を直撃! 「サチが言う、“相手の話を聞く” “うまい飯を食わせる” は、僕もずっと思っていたことなので、できていると思います。僕は家でご飯を食べることも好きですが、月1回ぐらいにちょっと良いところでコース料理を予約して外食したいと思います。ただ、“着ている服を褒める” に関しては、できていません。これからは最後の1つを頑張りたいと思います!」。ちなみに、理想の彼女は「自立している女性」だそう!
■ Information
『ハナレイ・ベイ』
10月19日(金)より全国公開
出演:吉田羊、佐野玲於、村上虹郎、佐藤魁、栗原類ほか
配給:HIGH BROW CINEMA
©2018「ハナレイ・ベイ」製作委員会
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
佐野玲於、関口メンディーとの深い友情 もしGENERATIONSに戻りたいとなったら「一緒に頭を下げる」
マイナビニュース / 2024年5月1日 16時29分
-
関口メンディーの卒業と退社に 中務裕太「ムカついています」佐野玲於「ドッキリだといいなと」
日刊スポーツ / 2024年5月1日 16時5分
-
【GENERATIONS会見】関口メンディーが「戻ってくる選択肢はない」「戻ってきたいなら一緒に頭下げる」メンバーそれぞれの“愛”に反響「泣いた」
モデルプレス / 2024年5月1日 15時40分
-
GENERATIONS、関口メンディーの卒業に正直な思い「心配している」「めちゃくちゃ怒ってる」「友達に戻る」
ORICON NEWS / 2024年5月1日 14時9分
-
島﨑信長、内田雄馬、浦和希が明かす『劇場版ブルーロック‐EPISODE 凪‐』への思い
ananweb / 2024年4月28日 20時0分
ランキング
-
1すき家、14日から復活する“人気メニュー”が話題に 「復刻まじか」「通常メニューにして…」
Sirabee / 2024年5月9日 4時0分
-
2市販薬の箱に書かれた「第一類」「第二類」「医薬部外品」ってどういう意味? 薬剤師が購入時の注意点も解説
オトナンサー / 2024年5月10日 20時50分
-
3【注意】母の日に贈ってはいけない「カーネーション」の色は? NGカラーは3色あった!
オールアバウト / 2024年5月10日 21時15分
-
4今年結婚予定の30代の彼は貯金「0円」…30代で「貯金がない人」ってどれくらいいるの?
ファイナンシャルフィールド / 2024年5月9日 4時20分
-
5“激安焼肉食べ放題店”の元店員が暴露。「客に“得させないようにする”3つのワナ」
日刊SPA! / 2024年5月8日 15時54分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください