税金高すぎない!? スボラOLでもできる「節税テク」2選
ananweb / 2019年2月16日 20時15分
会社に勤めているとなかなか気にする機会がないかもしれませんが、働いていれば、税金は確実に払わなければならず、その金額は意外と大きいのです。何とかして税金対策することはできないものでしょうか。そこで今回は“ずぼらOLでもできる節税対策”を資産運用・トレーディングのプロである山田良政さんにご紹介いただきます。
文・山田良政
■ ■1:親族を扶養に入れる
扶養控除とは、扶養している人数に応じて課税所得から一定金額を控除できる制度です。
同居していないと扶養には入れられないと思いきや、6親等内の血族と3親等内の姻族であれば一緒に暮らしていない人も扶養に入れることができます。つまり、あなたのいとこの子どもや、祖父母の兄弟すら扶養に入れることができるということですね。
そのため、あえて親族を自分の扶養に入れて、多くの税金控除を受けている人もいるほど。あなたが本気で税金対策をしたいのであれば、親族と相談してみるのもアリかもしれません。
■ ■2:ふるさと納税による税金対策
話題の“ふるさと納税”。これは、本人の所得税率によって節約できる金額が少し変わります。この金額はネットやアプリで調べてシュミレーションすることが可能です。
次に、納税したい自治体を決めます。ちなみに、さとふる・楽天市場・ふるさとチョイス、などのサイトに各自治体の返礼品がまとめて掲載されています。
納税完了後、各自治体より返礼品が届きます。このとき、ふるさと納税の証明書も送付されます。その証明書をもって税務署へ行き、確定申告することで、今納めている所得税や住民税が還付控除されるのです。
多少面倒ですが、税金対策ついでに好きな返礼品を手に入れることができるお得な制度です。ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
■ ■おまけ:不動産投資による節税
本業のかたわら、不動産投資している方は、給与所得にかかる税金を減らすことができる可能性があります。
不動産にかかる経費が家賃収入を上回って赤字になってしまった場合、この赤字部分を確定申告することで所得税を減らすことができるのです。
はじめは面倒に感じる確定申告ですが、場合によっては数十万円以上も節税できる可能性もあります。
いかがでしたか。少しハードルが高いと感じるものもあったかもしれませんが、あなたが一生懸命働いて稼いだお金を少しでも手元に残しておくためにも、チャレンジしてみてもいいかもしれません。
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