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スティングの名曲をJUJUがカバー 久保田利伸とのコラボで

ananweb / 2018年12月11日 19時30分

スティングの名曲をJUJUがカバー 久保田利伸とのコラボで

2011年から続くJAZZアルバムシリーズの最新作をリリースするJUJUさん。


「My Favorite Things」や「Fly Me To The Moon」といったスタンダードナンバーをはじめ、「Remember(The Good Times)」「メトロ」などのオリジナル曲を含む全14曲。時にエモーショナルに、時にコケティッシュに歌い上げる今作のテーマのひとつに“ニューヨーク”というキーワードがある。そう、彼女がかつて夢を追いながら過ごした街だ。

「ニューヨークに行かなかったらきっと私はJUJUにはなってなかったと思うんです。それくらい私にとってすごく大切であり、生まれ故郷よりも自分が出来上がった場所。だからデビュー15周年の節目に、ニューヨークへの感謝の気持ちも込めてこのアルバムを作りました」

「ニューヨークに行きさえすればどうにかなる」と、根拠のない自信があったというJUJUさん。そんな彼女だからこそ、これからニューヨークで一旗揚げようとしている主人公の歌であり、フランク・シナトラの歌唱で有名な「New York New York」に心を重ねた。

「ニューヨークでは週7でクラブに通う生活をしながら、大好きな野球を観に、しょっちゅうヤンキー・スタジアムに行ってたんです。試合が終わると流れていたのが『New York New York』。改めて今このタイミングで唄う意味を感じたし、渡米したばかりの頃の気持ちを思い出しながら唄いました」

今作ではジャズに初挑戦したという久保田利伸さんとのデュエットも聴きどころ。JUJUさんは「久保田兄さん」と親しみを込めて呼ぶ。

「ニューヨークにいた頃から兄さんとは交流があるから、今回はスティングの名曲『Englishman In New York』を一緒に唄えたらいいなと思って。最初は少し抵抗があったみたいですが、唄ってみたらこの曲が大好きになったそうで、熱い仕上がりになりました」

人生を作った大事な一部であるJAZZ。今作は、「『DELICIOUS』シリーズの中でも一番手応えのあるアルバムになった」と語る。

「私は死ぬまでにちゃんとJAZZを唄えるようになりたいという気持ちがあるんですけど。今回は3枚目にして、アレンジもプレイも含めて今までで一番聴きやすい、カラフルなアルバムになった気がします」

一口にJAZZといっても幅広く、いろんな聴き方ができるけれど、JUJUさんおすすめの楽しみ方は?

「世界中にJAZZの優れたラジオ番組があるので、一番いいのはそれをインターネットラジオで聴くこと。もちろんCDもレコードも買うけど、海外のラジオから流れてくる曲との出合いが楽しいんです。JAZZは私にとって人生の教科書であり、心のお薬みたいなもの。皆さんに気軽に楽しんでもらいたいから、これからも草の根活動していきます(笑)」

『DELICIOUS~JUJU’s JAZZ 3rd Dish~』毎年ブルーノートで行われるジャズライブは完売続出となるJUJUのジャズ・アルバム第3弾。色香漂う歌唱による、名曲のカバーを含む全14曲。¥3,000(Sony Music)

ジュジュ ’06年リリースの『奇跡を望むなら…』がロングヒットを記録。デビュー15周年を迎えた今年はアルバム『I』をリリース、その後の全国ツアーでは12万5000人超を動員した。

スーツ¥236,000(DSQUARED2 TEL:03・3573・5731) ハット¥63,000(Borsalino TEL:03・5413・3954) 右手薬指のリング¥135,000(RIEFE JEWEL LERY/BRAND NEWS TEL:03・3797・3673) その他はスタイリスト私物

※『anan』2018年12月12日号より。写真・野呂知功(TRIVAL) スタイリスト・入江陽子(TRON) ヘア&メイク・蒲生亜希子(HEADS) 取材、文・上野三樹

(by anan編集部)

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