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なるほど…!29歳独女がしっくりきた「結婚を急かした父親のひと言」 実録♡ 結婚プロセス100人インタビュー #25

ananweb / 2018年12月19日 19時30分

なるほど…!29歳独女がしっくりきた「結婚を急かした父親のひと言」 実録♡ 結婚プロセス100人インタビュー #25

ライター&コラムニストharakoが、実際に既婚女性100人にインタビューをし、結婚までのプロセスや心境の変化をお伝えする連載です。第25回目は、30歳手前で急に結婚願望が湧いたSさんのお話です。
■ 自己実現に夢中になりすぎた私に、突然芽生えた結婚願望……。


【実録♡ 結婚プロセス100人インタビュー 】vol. 25

もともと歌手を目指していた私。有名になることを夢見て、大学卒業後に上京しました。正直、世間でいう「婚活」「恋活」とは無縁で、むしろそんな恋愛なんてしていたら自分の時間がなくなってしまう! 女性にとって結婚のメリットって何かあるの? なんて、結婚に対してとても消極的でした。

それを証拠に、私の恋愛歴といえば20代前半から後半まで6年近く彼氏なし。勢いと根性だけはあったので、ライブ活動をしたりボイストレーニングに通ったりと毎日少しずつ近く私の夢である「歌手」に向かって進んでいたのです。

■ なぜ、アラサーになると「結婚」と言われるの?

あれは、29歳の頃でしょうか。今まで放任主義だった父親から突然の連絡がありました。「なあ、そろそろお見合いでもどうだ? 婚活アプリも流行っているそうだけど、登録してみる?」と。

いつも私の夢を応援してくれる父親だったので、まさかいきなり結婚をすすめてくるとは思ってもみませんでしたね。結婚プレッシャーに陥る理由としてあげられるのが、「両親や身内から言われることが増える」「周りの同世代と比較されて圧力を感じる」とよく聞きますが、その結婚プレッシャーがついに私にも……。

しかし、どうしても結婚に興味が湧かずに「うーん」とモヤモヤ状態が続きました。だって、結婚するメリットや理由が私にはわからないのですから……。

■ 子どもを産むにはリミットがあると知る

今まで「結婚」だけに意識が集中していた私は、「結婚=夫と暮らす」「結婚=家事をする」など、新たに家庭を持つことだけをイメージしていたのですが、父親のあるひとことで考え方がガラッと変わったのです。

それは、「Sちゃん、子どもはほしくないの? もし、子どもがほしいなら、35歳までには出産をしておいたほうが良いと思うよ」と子作りのタイミングについてでした。父は医療関係に勤めていたので、女性の体については詳しいはずです。そんな父親から、自分の可能性を言われたときに、このまま結婚を考えずに自分のやりたいことばかりを追いかけていたら、選択肢を失うかもしれないと思ったのです。

もちろん、独身で人生を楽しんでいる女性もいますし、結婚しても子どもがいない夫婦もいます。でも、子どもを産む・産まないの “選択肢” があるかないかで大きく人生は変わるのではないか? と気づいたのです。女性は、「母体」であり、年齢を重ねれば出産のリスクも増えるいっぽうだと……。

■ 友だちがキャンセルしても参加する意気込み!

6年も彼氏がいなかった私は、とにかく男性と出会う場所に行こう! と急にアクセル全開にしてパーティを予約しまくりました(笑)。

ほとんどは友だちと一緒に参加していたのですが、当日友だちがキャンセルしても「いや〜。本当は、友だちも来るはずだったんですけど、突然のキャンセルで…。お隣って、空いていますか?」と、話しやすそうな男性に積極的に声をかけたりもしました。

そこで、当時私がアルバイトをしていた飲食店で扱っていたワインのメーカーに務めている男性と意気投合。「えー、このメーカーっておいしいですよね? バイト先で扱ってます〜」と仕事を絡めながら名刺をもらうことに成功した私は、後日連絡をしてそのまま夫もGET!!

不思議なもので、自分が結婚に対してまったく意識していないときには、男性と小さな共通点があっても見つけられなかったのに、アンテナを高くした瞬間ビビッときたんです(笑)。出会いがないのではなくて、自分が意識してないだけ。周囲に男性はたくさんいるのに、興味を持っていないのは他の誰でもなく自分自身だったのです。

■ 運命のひとりを見つけるのが「結婚」ではない

女性が結婚を決める理由は、さまざまです。好きな人と出会ったから生涯を共にしたい、女性がさらに輝くため、心の支えがほしい——。そんな中で私が選んだのは、女性の体を考えた「合理的な結婚」。そういっても過言ではありません。

自分がアルバイトをしながら夢を追いかけるタイプだったので、結婚相手に選んだ夫は、「大手のメーカーに勤務」「誠実で家庭思い」「子どもが好き」。情熱的な恋愛をした結果、婚約指輪でプロポーズでじゃじゃーん!と結ばれたわけではないけれど、今は子どもにママとして歌を聞かせながら夫と平和に暮らしています。

もし、私のように「なぜ、アラサーになると結婚について真剣に考えたほうが良いのか」と疑問に感じている女性がいるならば、出産を視野に入れてみてください。ぶっちゃけ、なんでもっと早く教えてくれなかったの?と今さらながら私は思っています(自分勝手かもしれませんが)。

もちろん、結婚は自分のタイミングです。でも、でも……! それでも、もう一度あえて言います。女性の体には、出産の適齢期があります。自分には関係ない、結婚はまだしたくない、まだ自分は健康だし困ることはない、と思っているならば将来の選択肢を広げるためにも家庭を育むことができるパートナーを見つけることが大切だと思います。

結婚への興味が出産だったとしても、夫と一緒にいる時間が長くなるほど愛情も増えていきます。知ってから好きになることもある。そんな、“お見合い風” 結婚もオススメですよ。

あのとき、父親が教えてくれた母体の可能性に感謝しています。ありがとう!

■ お話を聞いて……。

恋愛に溺れるのではなく、冷静に結婚相手を選び子どもを産むことを選んだ「合理的な結婚」。結婚プレッシャーの意味がわからない、アラサーになるとなぜ周りが言うの?と疑問だらけだったSさんが方向性を変えた理由は、共感を呼ぶのではないでしょうか。

恋愛結婚がすべてではない。これも、ひとつの夫婦のあり方だと学びました。素敵なご家庭を築いてくださいね♪



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