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“推し”に使いたい愛の言葉8選 「ドラミングしてくる」って?

ananweb / 2019年2月12日 19時0分

“推し”に使いたい愛の言葉8選 「ドラミングしてくる」って?

毎日の会話やテレビ、ネット、SNSのタイムラインなど、私たちの周りで絶えず生まれては、身近なものになっていく新しい言葉たち。ここでは、なかでも個性豊かなフレーズが誕生しやすい、愛のフィールドに注目。人々の昂る「愛」から生まれたものから、気になる8語をピックアップしました。自分のフィーリングに合うものを見つけて、明日からさまざまなシーンで使ってみよう。


「二次元のキャラクターやアイドルに対するありあまる気持ちやパッションを、周りを気にすることなく表現したときに、新しい言葉が生まれることが多いと感じます。誕生の場所は、TwitterをはじめとするSNSのタイムラインの場合もあれば、ヲタ仲間とのLINEなどさまざま。基本的に、推しへの愛や応援を表現する言葉だからこそ、ポジティブさにあふれたものが多く、見ていると、幸せな気持ちになります」(エッセイスト・犬山紙子さん)

■ 実質無料

意味:DVDや写真などのクオリティや満足度が高いため、商品を購入してもタダのようなものだという表現。

作品価格と楽しさレベルを比較し、圧倒的に後者が大きい場合に登場。「私は『ワールドトリガー』というマンガが好きなのですが、全巻買っても1万円しません。こんなに楽しめるなら、もうタダですよね」

使用例:「ライブシーンのみならず、こんな神カットが入っているなんて! 実質無料!」

■ 女児だから

意味:大人としてやるべき行為に疲れたときに、許してほしいという気持ちを表す言葉。

身内同士で自分の行動を伝えるときにつける、枕詞みたいなもの。「最近、Twitterのタイムラインによく流れてくるフレーズ。“女児だから○○してる”という、言い訳のような気持ちが少し込められた言葉です」

使用例:「女児だから仕事も何もしたくない」「女児だからマンガ買わなきゃ」

■ ルーブルに飾りたい

意味:あまりにも美しい人、絵、写真などを見たときの、多幸感を表す。

犬山さんと友だちのLINEのやり取りでも頻発。「神絵師の描いた素晴らしい絵を名画と呼んだ私に対し、友だちが『ルーブルに飾りましょう』と言ったことからよく使うように。同じ熱量の友人がいてこその産物」

使用例:「あの雑誌の○○様、美しすぎるからルーブルに飾りたい!」

■ ○○ヤクザ

意味:自分の推し作品のファンを増やすために、全巻セットなどをプレゼントする行為。

共に楽しむ仲間を増やしたいあまり、自腹で贈ってしまう熱意過剰な行為。「一緒に沼にハマってほしくて、友だちに大好きな『ワールドトリガー』を全巻送った私は、ワートリヤクザです」

使用例:「『ガラスの仮面』がセットで送られてきた…。あの子、ガラかめヤクザだわ」

■ 「公式」です!

意味:公式ではない解釈について、自分の目には公式であるように映っていると主張する行為。

想像力がたくましいヲタらしい言葉のひとつ。「常に妄想をしたり、独自に作品を解釈しようとしているため、自分の発言が公式の情報か、それとも二次創作によるものか、わからなくなることが結構あるんです」

使用例:「え、○○くんと××くんがデキてるって解釈は、もはや『公式』です!」

■ のりうつれるようになった

意味:自分の推しと触れ合いたい一心で生き霊を飛ばし、推しの周りにいるキャラクターやモブにのりうつれるようになること。

対象への愛のステージが、1段階上がったときに起こりやすい現象。「私の場合、好きなキャラと同居しているキャラや、二人が同居している家の壁に、よく、のりうつっています」

使用例:今日は××くんの友だちにのりうつったわ

■ 妊娠する

意味:あまりにも、推しの色気があふれ出るために妊娠してしまったような気持ちになること。

TV越しのアイコンタクトやライブでのファンサービスを受けたとき、推しキャラのカッコいい姿を見たときなど、とんでもない一撃を受けた際にこぼれやすい。「もう、何度、体験したかわかりません…!」

使用例:「ライブで××くんに撃たれて妊娠したわ…」

■ ドラミングしてくる

意味:感情が高まりすぎて、ゴリラが両腕で胸をたたいて音を鳴らすように、行き場のない想いの伝え方。関連語…ウホッ

ゴリラになることは、興奮の証…! 「あまりにも推しが尊すぎたとき、嬉しさを表現するためにゴリラになるヲタは多いと思います。そもそも、キュンときたときには『ウホッ』って言っちゃいますから」

使用例:「やばい、あのシーン…。ちょっと、ドラミングしてくるわ」

犬山紙子さん エッセイスト。『アドバイスかと思ったら呪いだった』(ポプラ文庫)発売中。『ワイド!スクランブル』(テレビ朝日)などに出演。

※『anan』2019年2月13日号より。イラスト・チヤキ 取材、文・重信 綾

(by anan編集部)

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