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地震が発生したら…専門家に聞いた シーン別とるべき行動まとめ

ananweb / 2020年12月22日 19時30分

地震が発生したら…専門家に聞いた シーン別とるべき行動まとめ

自宅でくつろいでいる時、街を歩いている時、地下鉄に乗っている時…もしも地震が発生したらどうしますか? 想像したことあるけど、実際にどうするのがべきなのかわからないという方が多いのではないでしょうか。防災のスペシャリストに聞いた、シチュエーション別地震発生時の命を守る行動をまとめました。

まとめ構成・小田原みみ

就寝中に地震が発生した場合

いつ起きてもおかしくないと言われている大地震。その時、自分の命は自分で守らなければいけません。例えば、就寝中に地震発生したらどのような行動をとるべきなのでしょうか。危機管理アドバイザーの国崎信江さんと、「一般社団法人 防災ガール」代表理事の田中美咲さんにお話を聞きました。

揺れたときは、布団をかぶってじっと待つ。

揺れている間に起き出そうとすると、ベッドから転げ落ちたり落下物でケガをする恐れが。揺れがおさまるまでは、布団を頭からかぶって無事を祈るべし。


国崎さん 揺れている間は、できることがほぼありません。物がぶつかる衝撃を少しでも軽減するために、布団をかぶります。

おさまったら外へ出られるように準備を。



田中さん 床に散ったガラスなどを踏まないようスリッパを履き、外へ避難する動線を確保。停電で真っ暗なときは、スマホ画面の灯りを頼りに動くとよいでしょう。テレビやラジオで避難指示などが出ていれば、速やかに従って。

すっぴんを気にする猶予はナシ。そのままGO!

国崎信江さん 危機管理アドバイザー。「危機管理教育研究所」代表。女性の視点で防災・防犯対策を提唱。防災にまつわる著書も多数。
田中美咲さん 「一般社団法人 防災ガール」代表理事。“防災をこれからのフェーズへ”をモットーに全国の仲間と活動。

※『anan』2017年2月8日号より。イラスト・深川 優 文・風間裕美子
※2017年2月作成

入浴中に地震が発生した場合

お風呂やトイレに入っているときに揺れたら、転ばないようにバスタブを掴む。



国崎さん バスタブの中でも洗い場にいても、すぐ浴槽をつかんで体を安定させてください。トイレでは、タンクのフタが鈍器に変身。飛んでこないように、押さえます。

ドアが歪むと、閉じ込められる恐れも。最中であっても乙女の恥じらいを捨て、ドアを開けて逃げ道を守ろう。
揺れがおさまったら、すぐに着替えて外へダッシュ。
お風呂の場合、揺れがおさまったら外へ出てすぐに着替える。浴槽のお湯は、断水に備えて残しておく。



国崎さん 普段から、脱衣所に着替えを用意しておくこと。裸のままでは救助を求めるのも恥ずかしいし、寒い季節だと体が冷えて、低体温症になる恐れがあります。

国崎信江さん 危機管理アドバイザー。「危機管理教育研究所」代表。女性の視点で防災・防犯対策を提唱。防災にまつわる著書も多数。

※『anan』2017年2月8日号より。イラスト・深川 優 文・風間裕美子
※2017年2月5日作成。

外出先で地震が発生した場合

路上を歩いているとき…塀や電柱のないところへ。

カバンで頭を守りながら、電柱、看板、ガラスなどから離れる。住宅街では、ブロック塀が崩れてくるかも。



田中さん 車が走っていなければ、ひかれないよう手を振りながら車道中央へ逃げてもよいでしょう。

揺れがおさまったら、公園など、広い場所へ移動。



田中さん 人の流れに乗って駅などへ向かうと、帰宅困難に陥る可能性大。まずは広い公園などへ移動を。

スマホなどで情報を集め、帰宅困難な状況が発生しているなら、開いてるカフェで待つくらいの余裕を持って。

田中美咲さん 「一般社団法人 防災ガール」代表理事。“防災をこれからのフェーズへ”をモットーに全国の仲間と活動。

※『anan』2017年2月8日号より。イラスト・深川 優 文・風間裕美子
※2017年2月作成。

会社で仕事中に地震が発生した場合

エレベーターの中にいるときに揺れたら、すかさずフロアボタンを押す。

停電して閉じ込められる恐れがあるので、全階のボタンをプッシュ。止まった階で、すかさず降りるべし。



国崎さん 新しいエレベーターなら、地震で揺れると最寄り階に停止します。けれど万一閉じ込められた場合のことを想定し、バッグには必要最低限の備えを。

揺れがおさまったら、その後は階段で。



国崎さん 下の階へは階段を使います。たとえ動いていたとしても、いつ停電して止まるかわからないエレベーターは使わないこと。

階段では余震に備え、手すりにつかまって。女子たるもの、社内でもヒールでキメたい気分だけど、可能ならフラットな靴に履き替えて社内移動を。

国崎信江さん 危機管理アドバイザー。「危機管理教育研究所」代表。女性の視点で防災・防犯対策を提唱。防災にまつわる著書も多数。

※『anan』2017年2月8日号より。イラスト・深川 優 文・風間裕美子
※2017年2月作成

乗り物に乗っている時に地震が発生場合

地下街、地下鉄車内にいるときに揺れたら、壊れそうなものから離れる。

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