一度は食べたい! 元フレンチシェフ×超ブランド鮮魚店のコラボ“刺身”
ananweb / 2019年4月10日 18時0分
レストランジャーナリスト・犬養裕美子さんの「今日、どこで何、食べる?」。今回ご紹介するのは、『元喜(げんき)』の刺身とつまみです。
個人的に今いちばん知りたいのは、おいしい魚を適正な値段で楽しませてくれる店。そんな時、雑司が谷にオープンした『元喜』の刺身は、焼津『サスエ前田魚店』の魚を使っているという噂を聞いた。
「ホントに?」と思わず身を乗り出す。なぜならこの魚屋こそ有名レストランや日本料理店の料理人が絶賛する超ブランド店。ウエイティングリストには全国から200余りの店が並ぶという、取引が難しい魚屋なのだ。逆に考えれば、そんな魚を扱うのだから、こだわりの強い気難しい店かも。が、そんな不安もすぐに消えた。店に入って店主の顔を見たら記憶が蘇った。岡部藤夫さんは元々フレンチの料理人だったが、その後、その店がプロデュースする居酒屋のシェフも経験。独立するにあたっては「日本人でよかった!」と思う料理とお酒を揃えたいと思ったという。その目玉が『サスエ前田魚店』の魚と、土鍋で炊くご飯。刺身を食べた印象は…“一度は食べておくべき!”。余分な水分をきれいに取り除き(魚の臭みは残った水分が原因)、その魚本来の香りと味を堪能できる。フレンチの技術を生かした「カリフラワーのムース」はなめらかなムースにカツオ出汁のジュレがとても合う。和洋の素材使いが絶妙。ホント、日本人でよかった!
右・刺身5種盛り¥2,300(1人前)。神経締めという特別な技術を用いることで魚の鮮度を保ち、旨味も増す。左・黒豚の角煮 桜味噌煮込み¥1,300、奥・ズワイガニとカリフラワーのムース¥1,200。
元喜 東京都豊島区高田1-36-18ハウスTKA目白201 TEL:03・6812・1414 ランチ11:30~14:30(14:00LO)、ディナー17:00~24:00(23:30LO) 火曜休
いぬかい・ゆみこ レストランジャーナリスト。東京を中心に、国内外の食文化、レストラン事情をレポート。
※『anan』2019年4月17日号より。写真・清水奈緒 取材、文・犬養裕美子
(by anan編集部)
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