夫にはもう一つの家庭が…実録「最低の二重生活」を送る男|ラブデストロイヤー研究所~男と女の修羅場ファイル~

ananweb / 2019年7月15日 21時15分

夫にはもう一つの家庭が…実録「最低の二重生活」を送る男|ラブデストロイヤー研究所~男と女の修羅場ファイル~

誰もが夢見る幸せな結婚生活。だが世の中にはそんな幸せを食い物にするラブデストロイヤー、通称ラブデスが存在します。ここはラブデスの生態を解明し、襲撃から身を守るよう警告を促すために設立された研究所。我が研究所には日々、全国各地から目撃情報が寄せられています。既婚者の皆様……明日は我が身かもしれません。心してご覧あれ……。
文・イラスト 伊藤沙帆

■ ラブデスファイル06「ニジュウセイカツドン」


Kさん(当時40歳)は、25歳で飲食店経営の男性と結婚、その後2人の子どもを授かりました。3歳年上の夫とは、交際期間も含めると19年目を迎える長い付き合い。新婚まもなく飲食店を開業した夫を、Kさんは献身的に支え続けました。

誠実で家庭的な夫は、子ども2人の面倒も良く見てくれましたが、飲食店が繁盛し始めると、夫が家庭に割く時間は徐々に減っていきました。

家族揃って食事をすることや、休日に遠出することがほとんどできなくなっても、夫を咎めなかったKさんでしたが、ある時を境に夫への不信感が芽生えました。

それは半年も前から予定していた家族旅行の前日。ワクワクしながら、旅行のパッキングを進めていたKさんの元に、夫から1本の電話が。

「申し訳ない。バイトが急病になって、仕事を休めなくなった。明日の旅行は俺抜きで行ってくれないか」

突然の事態に愕然としたKさん。そもそもこの旅行は、日頃仕事に追われている彼が、久しぶりの家族サービスとして提案したものでした。

仕方ないよね……。だって仕事だもの。Kさんは自分にそう言い聞かせ、子どもを落胆させたくない一心で、夫抜きの家族旅行を決行したそうです。

数ヶ月後、お詫びの気持ちを込めてと、夫は再び家族旅行を提案しました。しかし、旅行の数日前になって、またもや夫から信じがたい言葉が…

「厨房機器の修理日程が、旅行と被ってしまった。本当にすまないが、旅行は子どもたちと3人で行ってきてくれ」

夫の2度にわたる家族旅行ドタキャンには、さすがに怒りを覚えたというKさん。それと同時に夫への疑念が芽生えたのは、言うまでもありません……

その翌日。彼と話をしようと心に決めたKさんは、2人の子どもを寝かしつけ、彼の帰りを待ちました。しばらくしてインターホンが鳴り、Kさんが玄関を開けると、そこにはなんと知らない女の姿が。

女はKさんに言いました。

「××さん(Kさんの夫)の奥様ですよね? ××さんと離婚していただけませんか?」

Kさんは、すぐに事態を把握できず、何も言えないままその場に立ち尽くしたそうです。

ほどなくして夫が帰宅。不測の事態に動揺を隠せない夫とKさん。まるで絵に描いたような修羅場で、Kさんが彼に問いただすと、耳を疑うような衝撃の事実が……。

彼らは、Kさんが交際を始めたのとほぼ同時期に関係を持ち、その関係は結婚後も継続。その女との間にも子どもを授かり、なんと19年間にも及ぶ二重生活をしていたということが判明したのです。

Kさんと夫は即座に離婚。彼はもう一つの家庭に移動し、飲食店は愛人と2人で経営しているのだとか。一方のKさんはというと、今でも男性不信から抜け出せずにいるそうです……。

■ ラブデス研究所の見解

ついにお目にかかりましたね。ラブデス界最恐と言っても過言ではない「ニジュウセイカツドン」! 愛人を作ることだけでは飽き足らず、愛人との間に子どもまでもうけ、完全なる第2の家庭を築き上げてしまう、パワーに満ち溢れたラブデスです。

ただでさえ恐ろしい威力を持ったラブデスなのですが、今回のケースで特筆すべきことは、19年もの長い間、ニジュウセイカツドンとして君臨し続けた、その調整力と持久力ですね。

ブッキングしないようにするには相当困難を強いられるでしょうし、経済的にも圧迫されるに違いありません。なかなかやるな……いえ、失礼しました。Kさんの心中お察しします。

ちなみに、ニジュウセイカツドンに対して“一昔前の昼ドラに出てくるような、豪快な遊び人”というイメージをお持ちの方も多いと思いますが、実は、それは大きな間違い。Kさんのケースを含め、研究所に届くニジュウセイカツドンの被害報告によると、そのほとんどが、家庭的で慎ましく誠実な夫の姿をしていたのです。

そう、ニジュウセイカツドンの最も恐ろしいポイントは、家庭に難なく溶け込む擬態能力なんです。不倫の心配がないように見せかけて、何食わぬ顔でもう一つの家庭に……。実に残酷なラブデスですね。

そこで、我が研究所は、これ以上ニジュウセイカツドンに泣かされる被害者を増やしたくない一心で、1つの防衛策を導き出しました。

それはずばり、家庭を築かないこと!

これより強力な策はありますか? 紆余曲折を経て、ようやく家庭的で理想の夫を見つけても、それが仮の姿かどうかなんて見極められますか? 人間の裏の顔まで見なければならないなんて、キリがありません。そんな面倒なことはやめて、潔く独身でいましょう。

今回もこれにて無事解決。またお会いしましょう。

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