車に乗る前は必ず…移動手段別「子連れ旅行を成功させる」鉄則5つ
ananweb / 2019年7月17日 20時30分
1児のママでもあるライター・かわむらあみりがお届けするコラム【ママライフばんざい!】連載第4回は、子どもを連れて旅行へ行くとき、旅がうまくいく心がけを5つご紹介します。
■ 1. 新幹線は多目的室の近くの席を予約
【ママライフばんざい!】vol. 4
日々の暮らしの中でも、子どもと一緒にどこかへ出かけるとなったら、それなりの用意が必要になりますよね。夏休みを迎えると、家庭によっては帰省をしたり、旅行に出かけたりすることもあるでしょう。
そんな夏休みシーズンを前に、いざというときに慌てないように、ママが快適な子連れ旅ができる心がけを5つご紹介していきます。
ひとつめは、新幹線移動の場合。自由席に並ぶよりも、確実に座席がある指定席がベストです。もしも自由席に座れなかった場合、移動時間が長いほど、疲れやすい子どもをずっと立たせることで相当な負荷がかかってしまうリスクを避けましょう。
指定席だと、6歳の小学生から大人の半額分の座席料金が必要になりますが、それまではママの膝の上に座れる場合、無料となります。
とはいえ、子どもがママの膝の上でじっとしていられることは少なく、お弁当などを食べる場合はやはり座席があったほうが、テーブルもあって安心。ある程度の年齢になったら、子どもにも座席を用意してあげられるといいですね。
席を予約する際は、子どもが騒ぐことも想定し、一番前か後ろの席ですぐに廊下に出られる場所がおすすめ。
赤ちゃんだと泣き声が響き渡ることもあるかもしれませんし、折りたたみ式のベビーベッドが付いた、オムツ替えができるトイレに近い場所、多目的室の近くの席も安心です。多目的室は乗務員さんに声をかけて、空いていれば無料で使用できるため、オムツ替えや授乳に便利です。
■ 2. 子連れの飛行機は上手に耳抜きする
ちょっと遠い場所へ行く場合、飛行機に乗ることもあるかもしれませんね。そんなときに気になるのは“耳抜き”です。とくに飛行機の離陸時や着陸時は、気圧の変化で耳に違和感を覚えることがあるでしょう。
大人は耳抜きができますが、子どもや赤ちゃんだと、説明してもうまく耳抜きをすることは難しいもの。そのため、乳児ならミルクをあげるタイミングを離陸時や着陸時に合わせたり、幼児ならお茶やおやつをそのタイミングで食べさせたりするといいですね。飲み物や食べ物を飲み込むことで、自然と耳抜きをすることになります。
ただ、授乳をする場合は、乳児が気圧の変化を敏感に感じ取って、おっぱいを強くかんでしまうこともあるかもしれません。子どもの様子をよく見ながら、対応してみてください。
座席も、乗り降りで急ぐ人が座りがちな前方よりも、後方の座席が良いかもしれません。もしも急なトラブルで困ってしまったときは、キャビンアテンダントさんに相談してみると適切にサポートしてくれるはず。
■ 3. 車の移動は事前に休憩場所を確認
公共の乗り物を利用しない場合、自家用車で旅行に出かけることもあるでしょう。車は個室でもありますから、周りの目を気にしないで、家族だけの空間を作ることができるのが便利なところです。
とはいえ、事前に必ず確認しておきたいのは、目的地に着くまでには、どのあたりにサービスエリアやパーキングエリアがあるかということ。
大人と違って尿意を我慢しづらい子どもの場合、トイレに行きたくなってもすぐにトイレがあるとは限りません。車中でも携帯用のトイレで用を足したり、赤ちゃんならオムツ替えもできますが、できれば休憩所できちんと対処できるといいですね。
また、施設内はその土地ならではのお菓子やグルメがあるなど、息抜きできるスポットでもあります。気分転換に活用しましょう。
■ 4. 準備万端&乗車前に疲れさせる
新幹線、飛行機、車とさまざまな交通手段をとるとしても、できれば乗車前に子どもとたくさん遊んで、少し疲れさせておくのもいいかもしれません。
また、お昼寝をする時間に乗車時間を合わせるのもいいですね。そうすると、乗車中は子どもが寝てしまうので、静かに移動することができます。
旅行するときは、子どもの用意も準備万端にしていくと思いますが、移動中のグッズも忘れないでおきたいところ。起きたまま移動することになると、子どもは飽きてしまいがちですから、お気に入りのオモチャや退屈しのぎのグッズを持参しましょう。
■ 5. 子どもの体調を最優先する
実は何よりも一番大切なのは、子どもの体調をよく見るということです。
おとなと違って、ちょっとした気候の変化や環境の違いでも、ダイレクトに影響を受けやすい子どもの体調。おとななら、少し風邪気味なくらいでもなんとか乗り切ることができても、子どもの場合はすぐに熱が出てしまうこともあります。
旅行に行く計画を立てたら、健康に出発できるように、ある程度前からより体調管理に気をつけて、無理のないスケジュールを立てたいもの。
もしも出発の朝になって、子どもの体調が悪いようなら、行くのをやめるという判断も必要になります。
子どもと一緒の旅行は、家族で過ごすかけがえのない時間を作れますから、心配事のないよう準備万端にして、楽しい思い出になるといいですよね。
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