心臓バクバクッ!「好きな人の前でも緊張しない」簡単な方法2つ #32
ananweb / 2019年9月5日 20時10分
好きな彼の前だと、緊張して失敗してしまう。それって誰しも経験がありますよね。言いたいことを言えなかったり、したいことができなかったり、自分らしく振る舞えなかったり。その原因は、自分に対する大きな期待と、失敗に対する罪悪感が生み出しているかもしれません。
文・おおしまりえ
【おおしまりえの恋愛道場】vol. 32
■ 好きな人の前だと妙に緊張して失敗! 抜け出すための心の保ち方
好きな人の前だと緊張してうまく振る舞えない。そんな悩みを抱えている女子は、大人になっても多いものです。常々筆者は「恋愛は場数が大事」と言っているのですが、その理由の1つは、数を経験するとことで異性に対する特別感や緊張がなくなっていくことにあります。
しかし、今から場数を経験する時間的な余裕がない人も多いことでしょう。そこで異性や他者の前で起きる緊張を、効率的に解きほぐすための、心のメカニズムと対処法をご紹介します。
■ 人前で緊張を引き起こす心のメカニズム
「慣れない場面で緊張する」これはよくあることですが、ではなぜ人は緊張するのでしょう。そこには大きく言えば、“自分の視点が自分に向いている”ことに原因があります。
恋愛シーンでいえば「この人に好かれたい」「デートを失敗したくない」「沈黙が気まずいから避けたい」「私のことをどう想っているか知りたい」なんてことをよく思ったりしますよね。でも、これらの発想って、改めて考えるとすべて自分のニーズ、つまり自分に向いた期待の視点なのです。
もちろんこれらの気持ちは誰しも抱くものです。悪いものとはいいません。でも、こういう自分に向いた視点を持つほど、失敗するのが怖くなり、人は緊張モードに入ります。
その結果、相手に言いたいことを言えず、したいことができず、どんどん自分の心と体が自由に動けなくなっていきます。これが緊張を引き起こすメカニズムなのです。
■ 彼の前での過緊張とサヨナラするための2つのアプローチ
自分で自分に目を向けすぎたために、緊張してしまう。その結果、欲しいものが得られないなら意味がないですよね。ではこの過緊張とサヨナラするためにどうしたら良いかというと、やれることは2つ。
1つ目は、自分をガチガチに固まらせる期待の目よりも、「相手にしてあげたいこと」で、頭と心を満たすのです。
「彼に楽しんでもらいたい」「彼にもっともっと笑顔でいてもらいたい」「彼に愛を注ぎたい」
こんなふうに自分に向いていた「したいこと」を、相手に向いた「したいこと」だけに変えるのです。ただし1点注意があります。それは、相手のためにしたいことをしても、見返りは求めないこと。
「彼に楽しんでもらいたい。その結果好かれたい」なんて打算的な行動は控えるようにしましょう。
私たちは幸せになるために恋愛をするわけですが、多くの人が幸せとは相手にしてもらったことの大きさで図る癖がついています。しかし、人の幸福の本質は、実はなにか見返りをもらわなくても、相手のために行動するだけで、すでに恩恵をもらうことができるといわれています。
赤ちゃんのお世話をするお母さんは、赤ちゃんから見返りを期待していますか? していませんよね。それでも、心は幸福でいっぱいだと思います(もちろん時々疲れることもありますが)。
これが愛の本質です。彼への期待を外し、彼のために行動をしつくしてみる。それだけで、見える世界は変わっていきます。
■ 失敗は断罪するためにあるの?
2つ目は、「失敗」というものに対する意識を変えることです。
「この人に好かれたい」「デートを失敗したくない」「沈黙が気まずいから避けたい」「私のことをどう想っているか知りたい」という思考には、当然「うまくいかなかったらどうしよう」という失敗の心が潜んでいます。恋愛に限らず、何かに一生懸命取り組んでいたら、失敗することもあります。むしろ失敗のほうが多いかも。
ただ「失敗=悪いこと」という認知をしていることが問題です。そもそも物事がうまくいかなかった、という事実がそこにあるだけなのに、失敗=悪いことという判断をすることで、「自分はダメだ」「自分はできない」という否定の感情が生まれ、心のスキマに入っていきます。そうすると、せっかく残っていた情熱の火が、自己否定によりプスプスと消えていってしまうのです。
「失敗したらどうしよう」という不安には、「失敗したら、原因を出して改善するだけ」というシンプルな対処法を持つこと。そして、失敗することで自分の価値は変わらないと、改めて自分に教えてあげることが大切です。
緊張が起きる仕組みには、自分に対する期待と失敗への恐れがある。だから相手のために行動し、失敗への恐れを少しずつ手放せれば、あなたはもっとあなたらしさを発揮できるかもしれません。
おおしま りえ/恋愛ジャーナリスト
10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。
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