彼の価値観が分かる…デート時の支払いで分かる男性の隠された本音
ananweb / 2021年10月18日 20時0分
デート代を誰が払うか問題はよく議論のテーマになっていますが、「おごるorおごらない」について男性は3パターンに分かれます。自分の好きな人が、3つのうちどの価値観を持っているかを知れば、ガッカリしたり揉めたりしなくてすむのです。
「おごる or おごらない」に対する男性の3つの思考パターン
デート代を全額おごる男性は、「私のことが好き」というのは本当?「1000円だけもらう」と言う男性はケチ? デート代をおごる or おごらない問題は、男性の思考パターンを分析することで解決の糸口が見えてくるでしょう。
1. 相手がどんな女性でもおごる
2. 好きな女性にだけおごる
3. 相手が誰であっても割り勘する
デート代にまつわる男性の価値観は、この3つに分類されます。
「1000円だけもらう」と言う男性は、女性が全額おごられることに引け目を感じるのではないかという気遣いから言うだけで、基本的には1タイプかと。ケチ男はそもそも「1000円だけ」と言わず、「割り勘で」と請求するはずです。
1. 相手がどんな女性でもおごる男性
相手が誰であっても基本的に全額おごる男性は、高年収、寛容で優しい、グルメの3タイプに分かれます。
高年収のハイスぺ男性は、デート代を全額おごったところで懐が寒くなることはなく、女性と割り勘する発想がそもそもありません。たとえ相手の女性が「いいなと思ったけど、じっくり話してみたら違った」だとしても、支払いは自分が持つはずです。
「デートで行くお店は自分で選んで料金がどのくらいかもわかっている。絶対付き合いたいと思う女の子はちょっと良いお店に連れていくし、そこで割り勘はあり得ない」(35歳男性:マーケティング)
寛容で優しいタイプは、デート代は男が払うのがマナーという考えの持ち主。女性に払わせるのは格好悪いと思っているかもしれません。「1000円だけもらう」ということもなく、がんばって全額払ってくれるはずです。
グルメな男性は、デートで自分が行きたいレストランを選びますし、おいしいお店とわかっていれば多少高額になっても気にしないでしょう。また、自分の好みで行き先や食べるものを決める以上、女性に出せとは言えないはず。必要経費と割り切る人が多いようです。
2. 好きな女性にだけおごる
平均的な年収、あるいは平均より下回る年収の男性に多いでしょう。また、それなりに高年収でもドライで割り切りが良いタイプは、お付き合いの可能性が高い女性だけにおごりたいと考えます。
マッチングアプリでいいなと思って会ってみたけれど、「イマイチ」と感じて会計をそれとなく別々にする、というのはよくある話。
「ナシだなと思うと相手にそういう空気は伝わるから、自然と割り勘の流れになる」(26歳男性:公務員)
また、昭和のバブル期であれば男がおごって当然という風潮があっても、平成に生まれて令和に生きる今は、男だけが負担するのは不平等と考えるのが普通。男性という理由だけでデート代をおごることに疑問を覚える人が少なくありません。また、このタイプは割合的にも多いように感じます。
3. 相手が誰であっても割り勘する
このタイプは年収や行くお店のランクに関係なく、割り勘するのが当たり前と考えます。男女平等の意識が強いのか、あるいはケチなのか。どっちにしても、女性からすればちょっと偏屈なイメージがあるかもしれません。
というのも、デートの行き先を男性が決めた場合、女性が「こんなに高級なお店じゃなくてもいいのに」と思うなら、割り勘を提案されるとあ然とするはず。「私が決めたお店じゃないのに!」「だったら、お店選びから私にさせてよ」と文句を言いたくなるでしょう。そのあたりを汲めず一方的に割り勘を要求するのは、ガンコで偏ったこだわりを持つタイプだといえます。
とにかく割り勘が当然という考えに同調できるならいいでしょうが、もしそうでないなら、彼氏として付き合えば何かとギクシャクしやすいタイプかもしれません。
全額おごってくれる男性が良いわけじゃない
女性からすれば、とにかく全額おごってくれる男性がベストに感じるかもしれません。でも、このタイプは見ていないようで女性の細かなところを見ています。ニコニコとフレンドリーに接しながらも、心の中で厳しいジャッジをくだしていることが少なくないのです。
いわゆるハイスぺ男性は、聡明で人を見る目が肥えているからこそハイスぺを実現しています。初デートで「好印象だった。付き合えるかも!」と思っても、アッサリ振られる可能性だってあるでしょう。おごってくれたから恋もうまくいくとは限らないのです。
それに比べると、好きな女性だけにおごるタイプはわかりやすいかもしれません。好きだけど絶対におごらない主義の男性をナシ判定するなら、一番恋の見通しを立てやすいのでは?
「おごってくれなかったからナシ」ではなく、「おごらなかったのは気がないから」と判断すると、恋活・婚活はよりスムーズに進めていけるでしょう。
恋のゆくえまで考えると、デート代にまつわる男性の価値観を探ることは大事。おごるから良い・割り勘にするから悪い、という短絡的な見方をしなくなるはずです。
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※2020年1月7日作成
文・沙木貴咲
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