【Q＆A】結婚の約束をした彼が音信不通に…どうする？【沙木貴咲の公開相談】

沙木貴咲の公開相談、第22回目は【別れ話もしないまま音信不通になった彼は諦めるべき？】というお悩み。ちょっとしたケンカが原因で連絡が取れなくなり2か月半……二人の関係はもう終わったのか、まだ望みがあるのか。どう判断すればいいんでしょう？
文・沙木貴咲


お悩み22:別れ話もないまま音信不通になった彼。諦めたほうがいい?

結婚する予定だった彼と音信不通になってしまいました。
2か月半前にちょっとしたことでケンカになり、その後すぐに彼がLINEをブロックして連絡が取れなくなり今に至ります。電話もつながりません。
ケンカはあくまでケンカで別れ話までしたわけではなく、私はお互いに冷静になったら話し合いをすればいいと思っていたので、2か月半も連絡が取れなくなるとは考えてもいませんでした。

音信不通の時間があまりに長く、もうダメかなと思っていますが、お互いに真剣に結婚まで考えて2年以上も付き合っていたので、こんな終わり方でいいのか、実はまだ望みがあるんじゃないのか、そして彼はいったい何を考えているのかといろいろな気持ちが湧き上がります。出会いがアプリだったのもあり、やっぱり軽く見られていたのでしょうか。

ケンカをした時に、私がもし彼を傷つけるようなことを言ったなら、謝れば関係が修復できるのか、あるいはもう彼は別れたつもりで他の人に向かっていたりするのか?
共通の友人もいないので、本当にどうすることもできず宙ぶらりんの状態になっています。何か行動を起こすべきか、それとも別れとして諦めるべきか、アドバイスをお願いします。

(匿名希望)

■ 話し合いができない人は難しい

付き合っていれば多少のケンカはあると思いますが、大事なのはケンカをした後で、話し合いができない人は難しいと思います。

彼が「別れる」と決めているにしても、「彼女が折れるのを待っている」にしても、一方的にだんまりを決め込むのは自己中心的すぎるかと。また、すねるにしても2か月半は長すぎるので、こんな言い方をして申し訳ありませんが……幼稚な印象を覚えます。

彼の気持ちがわからず困惑されていると思いますが、たとえこちらから歩み寄ったとしても、きちんとした話し合いはできないかもしれません。結婚のお約束までして不本意だとは思いますが、このままお別れするのが賢明ではないでしょうか。

■ 話し合いができない人は「する術を知らない」

ケンカにちゃんとピリオドを打てない人は、話し合いをする術を知らないことが多いです。感情的になって「もういい!」と話し合いを拒否するにしても、2か月以上もほったらかしは長すぎます。

・自己主張ができない
・そもそも自分の意見がなかった
・話すことが苦手
・問題に向き合えず逃げてしまう
・一方的な主張しかしない

こうした特徴が彼にあったなら、もしヨリを戻して結婚したとしても、今回のような事態を繰り返すかもしれません。

話し合いができない人は、もともと他人を気遣うことに興味がない自己中タイプか、人付き合いが苦手な不器用タイプに分かれるかと。いずれにしても扱いにくい人なので、そんな彼に関わって心身をすり減らすのは、もう意味がないと思うのです。

今でも未練はあるかもしれませんが、2か月半も彼を想い心配したのですから、もう気持ちを手放して楽になりませんか?

■ 女性の時間を奪う男性は罪深い

彼は、まだ気持ちが残っている彼女を不安にさせただけでなく、未だに期待させて時間をムダ遣いさせています。結婚に向けて2年もの時間を費やしてきて、それをアッサリ無しにしただけでなく、さらに女性の貴重な時間を奪うのはひどすぎるんじゃないでしょうか。

ご相談者さんの年齢がわからないのですが……中途半端に結婚を反故にした彼には、「とんでもないことしてくれたな」としか感じません。時間はすべての人に平等ではないのです。適齢期の女性にとっては、2年はもちろん、2か月半もムダにはできないでしょう。

別れたいとハッキリ言わず曖昧に恋を終わらせようとする男性は、無責任で思いやりに欠ける人です。これ以上、彼のことに煩わされるのは時間のムダと考えていいと思います。

■ 結論

・彼は無責任な「話し合いのできない人」
・諦めて新しい出会いに目を向けたほうがいい

「実はまだ望みがあるんじゃないのか、そして彼はいったい何を考えているのか」と思ってらっしゃるので、すぐには気持ちを切り替えられないかもしれません。でも、できるだけ早く新しい一歩を踏み出すことをおすすめします。彼については残念ですが、彼とのお付き合いで気づかされたこと、学んだことはあると思うので大切になさってください。次の恋できっと役立つはずです。

■ ご相談お待ちしています!

恋愛や結婚のご相談を募集しています!
沙木貴咲のツイッターにダイレクトメールを送るか、あるいは、以下アドレスまでメールで送ってください。

アドレス:[e-mail]


©Image Source/Gettyimages
©Hero Creative/Gettyimages
©Constantinis/Gettyimages