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うわっ! 疲れる…絶対に「恋人にしたくない男性」3選

ananweb / 2020年2月11日 21時0分

うわっ! 疲れる…絶対に「恋人にしたくない男性」3選

婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載第29回は、婚活していると出会う“男性”についてのエピソードです。なかでも、いまでも印象に残っている「婚活男性3選」その10をお届けします。
■ 1. エリート自慢の男 


【結婚引き寄せ隊】vol. 29

それは30代の男女が集まる少人数の合コンに参加したときのこと。その合コンの幹事をしていた女性が、「エリート大好き」を公言していたこともあって、一流企業に勤める男性が集められていました。一方、女性たちは家事手伝いから外資系企業のOLさんまで、バラエティ豊かな組み合わせです。

幹事以外の女性たちはどちらかというと、あまり高望みしてもいけないからと、それほど相手の男性に高条件を求めているわけではなかったのですが、たまたまその会はエリート男性と一般女性という組み合わせの合コンとなっていました。

最初の乾杯が終わるやいなや、ひとりの男性から「ねっ、自己紹介しようよ! まずボクはね、よく名門と言われているけど実はそれほどでもないんだけど、◯◯幼稚園から大学までの一貫校を経て、いまの◯◯に入社して……」と、誰も頼んでいないのに、ペラペラと経歴を話し始めました。

いや、せめて自己紹介するなら幼稚園から必要ないだろうとか、名門とかは周りが言うものじゃないのかな……などと思いながらも、とりあえず一発目の自己紹介ということで、真剣に話を聞いていました。ですが、次の男性も、なぜか幼少期から語り始め、さらに「最近どれぐらいお金を使ったか自慢」をする始末。

男性たちのハイスペック&お金事情に目を輝かせて聞き入っていた幹事の女性も、さすがにほかの参加女性の「はぁ?」というあきれた表情に気づき、女性たちの自己紹介は簡単に、名前と趣味や仕事の話にとどまりました。

女性たちに興味があるというよりも、男性たちは“自分の話を聞いてほしい欲”がものすごく強いようで、こちらが「へぇー」とか「すごいですねえ」などと、テキトーに打っている相槌に気づかず、最近買った高級時計の話、いかにスゴい仕事をしているか自慢が繰り広げられ、とってもマズイお酒を飲んでいる気分に。

2時間の合コンがびっくりするほど長く感じられる場でしたが、エリート自慢の男性たちは、お会計のときに気前よくごちそうしてくれたことだけが、ありがたかったという出来事でした。でもやっぱり、飲み代は自腹でもいいから、楽しいお酒を飲みたいものだと実感した次第です、はい。

■ 2. きっちり割り勘する男 

それは婚活パーティで知り合った男性とはじめましての食事へ行ったときのこと。「行きつけのおいしいお店があるんですよ〜」と言われて、案内されたのは、都内のチェーン店の居酒屋でした。居酒屋は、変にかしこまらずに過ごせますし、お値段もリーズナブル。いろいろなところにお店があって、使いやすくて便利だと思います。

でも……初めての食事の場所に、居酒屋というチョイスに正直、出鼻をくじかれたような思いでした。いや、もう何回目かのデートなら全然ありですけどね、1回目って大事だよね。と心で思いながらも、あまりお金をかけたくないと思われているのかなとも考えちょっと暗くなりつつ、お店へ。

ごく一般的なサラリーマンのその男性は、「お金を貯めるのが趣味」と言い、いかに「生活費を削って節約生活を送るかが重要だ」と話してきました。何度か同意を求めてきたので、「そうですよねえ。結婚したら毎日好きなことにばかりお金を使っていられないですもんね」などと返事。堅実なのはいいですが、お金を大事にするつもりでいてお金に縛られているその男性の話に疲れてしまった私。

最終的に、私よりもたくさんお酒をオーダーしていたその男性でしたが、「じゃ、割り勘でいいですよね」と笑顔で念押しされ、一円単位まできっちり割り勘となりました。それ以降、二度と会っていないのは、言うまでもありません。

■ 3. ネルシャツの男 

婚活サイトで相手探しをしていたときのこと。基本的に、婚活サイトや婚活アプリなどでは、登録している男女のプロフィールを閲覧できるようになっています。それを希望年収や年齢などで検索し、より望んでいる条件の相手を探すわけなのですが、検索を何度かしてみても、必ず出てくる男性がいました。

それは、都内に住むそこそこいい年収の研究職をしているという30代後半の男性。経歴や「普段会社でも家でもこもってばかりいて、女性との出会いがほどんどないので、思い切って登録してみました。すぐにでも結婚したいです」というような自己アピールの文を読むにつれて、真面目だし結婚にも意欲的だし、いい人そうだと思いました。

ただ、プロフィールにあった写真は、チェックのネルシャツを着てボサボサの髪で笑っているポートレート。結婚相手にアピールする写真に、ボサボサの髪とだらっとした服装のものを載せるなんて、そのあたりに無頓着なのか、それとも本当は意欲がないのかどっちだろうかと、ちょっと気になっていました。

とはいえ、やりとりしてみると、なかなかしっかりとした人で好印象。実際に会うことになったのですが……待ち合わせ場所に現れたのは、写真と同じ、ボサボサの髪にまたもやネルシャツのその男性でした。
しかも「何年着ていますか?」と問いたくなるほど袖の部分が擦り切れたボロッとしたネルシャツで、あとでさりげなく聞くと「お気に入りのシャツなんだ」ということでしたが、会った瞬間、「ないわ!」と思った出来事でした。

いや、容姿よりも性格が大事に決まっているのですが、せめて初対面で会うときぐらい、髪にクシぐらいは通してほしいですし、ネルシャツが大好きでもせめてそれは慣れてからならまだしも。つまりは、きっと人生で「ここぞ」という大事な場面においても、ハズしてしまいそうなタイプだなと思ったのです。

結果、会話もあまりかみ合わず、内外ともに合わないと判断し、それきりとなりました。


婚活していると、こんな普段の生活では会わないような人たちに会うこともあるかもしれません。くれぐれも、みなさんもお気をつけてくださいね。



©Khosrork/Gettyimages
©Roman Stavila/Gettyimages
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