見た目だけじゃない!…20代と30代で「モテる子が異なる」理由 #57
ananweb / 2020年2月20日 21時30分
なんだか最近モテなくなったなーとか、なんだか周りの扱いが変わってきたなーと感じることはないでしょうか。それってもしかして、年齢による立ち位置の変化かもしれません。ではいったい、日本の女性には年齢とともに、どんな変化が訪れるのでしょうか。
イラスト、文・おおしまりえ
【おおしまりえの恋愛道場】vol. 57
■ 20代と30代でモテる女子はどうして違うのか。ポイントは”私らしさ”?
周りから「お姉さん」扱いが増える30代。そういえば最近、男性からの扱いもなんか変わったなーと思うこと、ありませんか? 実はモテの観点からみても、20代と30代では異なります。いったい何がどう変化するのか。ちょっぴり残酷なお話かもしれませんが、もう一歩素敵な女性として年齢を重ねていくために、知っておきたくはないですか?
■ 「若さ」がモテにもたらす効果
そもそも、20代と30代のモテが違う大きな理由は、残酷ながら「若さ」という要素が関係しています。でも、ここでいう若さとは見た目のことだけではありません。
若さから連想される「未熟さ」「無垢さ」「非力さ」「キャピキャピ感」といった未完成のイメージが、20代では男性からのモテに関係しています。
・いろいろ教えてくださいという素直な女の子がかわいく見える
・自分のキャパを超えたチャレンジをしている女性を守ってあげたくなる
・とにかく一生懸命な子がかわいく見える
こんなモテ要素は、20代ならではです(あまり推奨したくはないのですが)。もちろん大人の女性として認知される30代以降も、こういった要素が魅力につながることはあります。しかしながら、30代はもう少し人間的な”深み”が、モテにつながる印象です。
まずは「若さから想像されるイメージが、20代の恋愛には大きなアドバンテージになる、ことがある」という事実を、1つ覚えておきましょう。
■ 20代と30代で「見た目」のモテはどう変わるのか?
当然ながら、若いとそのぶん見た目も若々しさが現れます。でも、モテに若さが関係するかといわれたら、それは一部の若い子好きな男性に限った話です。むしろ見た目の若さだけで女性を恋愛対象として選ぶような男性は、いい男ではないのでこちらから願い下げしてOK。
とはいえ「人は見た目が9割」ともいうので、20代と30代でのモテに関係する見た目の話も無視はできません。では実際、年齢とともに注意しておいたほうがいいポイントはどこにあるのでしょう。
20代から30代へ変化するとき、見た目で追いかけたい要素は「私らしさ」です。つまり、自分に似合っている色や形や素材を取り入れて、自分という器をより輝かせる手法を知っているかは、異性だけに限らずモテに大きく関係します。
20代はこの「私らしさ」をガン無視して、流行りや着たいものを着ていても、若さという勢いのオーラが、それなりに打ち消してくれます。しかし30代になると、自分の特徴を知っている人のほうが、より輝くことができるのです。
ここで注意したいのは、「好きなものより似合うものを優先しなくてはいけない」というわけではないということ。たとえばめちゃくちゃ好きなものでも、自分の体型やTPOに合うように取り入れるスキルが持てれば、きちんとそのファッションも、あなたの魅力としてパワーを発揮してくれるでしょう。
■ 30代だからといって「お姉さん感」だけがモテるわけではない
よく30代のモテを語る際「お姉さん感がいい」という話を耳にします。ですが、30代=お姉さん、大人の女性としての振る舞い=モテ、と考えるのは安易だなと個人的には思います。
なぜなら、男性は恋人になる女性が年上だろうが年下だろうが、基本的には自分がリードしていきたいと考えている人が多いから。もちろん年上の女性が相手なら、そんな自分をフォローしてくれる包容力を求める時もあるでしょう。でも、だからといってお姉さん感や面倒見の良さを常に女性に求めているわけでもありません。
それによくよく考えてみると、いわゆる大人の女性の魅力として語られる「包容力」「聞く力」「優しさ」って、別に20代が持っていても歓迎する魅力ですよね。つまり女性は、20代だからとか30代だからと自分を考え、無理な振る舞いをする必要はありません。
ただし、自分がいくつになっても、相手への思いやりや信頼感、そして受け止める心は忘れずに。その心があれば、きっと年齢とともに自分の経験も相まって、あなたの魅力は増していくと思うのです。
日本の女性は、年齢の呪縛が諸外国よりも強くあるといわれています。「結婚適齢期」なんて言葉も、日本ではよく聞きますよね。とはいえ、気になるものは気になってしまうのがオンナゴコロというもの。だったら年齢を重ねることで、より自分が輝けるような知識と経験と心構えを身につけ、今日より明日、さらに幸せになれるよう進んでいければ良いのではないでしょうか。
おおしま りえ/恋愛ジャーナリスト
10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。
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