遊助、フィッシャーズ・んだほに「光っています!」と言われたワケ
ananweb / 2020年3月6日 19時20分
音楽をこよなく愛する、ライター・エディター・コラムニストのかわむらあみりです。【音楽通信】第32回目に登場するのは、“上地雄輔”として俳優やタレント活動も行うなかで、今年歌手活動12年目を迎える、遊助さん!
写真・黒川ひろみ
■ 応援してくださる方が作ってくれた“遊助”
【音楽通信】vol. 32
俳優の上地雄輔さんが、2009年からソロ名義の「遊助」として行なっている歌手活動は、今年の3月で12年目を迎えます。時に役者としてシリアスな姿を披露し、時にバラエティ番組でチャーミングな表情を見せ、時に多くの人たちを勇気づける歌を歌う、遊助さん。
そんな多彩な活動を展開している遊助さんが、2020年3月11日に9枚目のアルバム『遊言実行』をリリースします。今回は、アルバムでコラボレーションをした大人気YouTuberのフィッシャーズから、んだほさんも途中登場。遊助さんらにお話をうかがいました。
ーーあらためて、「遊助」名義で歌を始めたきっかけから、教えてください。
以前、『クイズ! ヘキサゴンII』という番組に出演していたときに、僕がいた羞恥心というユニットでのライブがあったんです。そのとき、ライブでひとり1曲ずつ歌うコーナーがあって、それぞれ歌を用意することになり、僕は事前に「ひまわり」という曲を作りました。
当初「ひまわり」はライブ用に作った曲だったので、CDにしたいとはまったく考えていなかったんです。でも、SNSで話題になったり、番組への問い合わせもたくさんあって「CD化してほしい」という反響もあり、2009年3月にシングル「ひまわり」としてリリースして、遊助名義での歌手活動がスタートしました。
ーー2009年以降から現在まで、コンスタントにCDリリースとライブ活動をされています。ご自身では、音楽活動についてどのようにお考えでしょうか。
気づいたら、1年間のほとんどを音楽活動が占めているほど、大事なものになっています。昔は番組企画やユニットという傘の中に入っていましたが、いまは傘に入っていなくて、一本立ちしました。ひとりになると、制作時間や打ち合わせ、人選びやリハーサルなど、やらなくてはいけないことがいろいろとあるので、責任感がより増しましたね。
2020年3月11日で、遊助の活動が12年目に入るんです。できるだけ続けようとは思っていましたが、ソロ活動を始めた当時はこんなに続くとは思っていませんでした。もともと歌を歌おうと思っていたわけではなかったですし、歌手になりたいとも思っていなかったから。
でも、それはいまが楽しくないというわけではなく、歌手活動はもらった命といいますか、応援してくださる方が作ってくれた“遊助”だと思っています。与えられた場所がけっこう光り輝いているので、そのぶん自分でやらなきゃいけないこともたくさんありますし、背負わなきゃいけないものもたくさんあるからこそ、続けていって少しでもみなさんに恩返しがしたいんです。
■ アルバムには第2ステージに行く気持ちを込めた
ーー3月11日に、9枚目となるアルバム『遊言実行』をリリースされますね。
『遊言実行』は、遊助として10年が過ぎて、第2ステージへ行く気持ちを込めています。年齢も40歳になって、いろいろな人への恩返しはもちろん、聴いてくださるみなさんに向き合う気持ちで、さらに僕がみなさんの背中を押すことで、やりたいことを行動に移してほしい、勇気を出してほしい、そういうエールを込めて音楽を作り続けようとこのタイトルにしました。
ーーアルバムでは、“遊turing”と題したコラボレーションをされています。今回、んだほさん(フィッシャーズ)、サイプレス上野さん(サイプレス上野とロベルト吉野)、MaRuRiさん(まるりとりゅうが)といった幅広い世代の3組が参加していますね。
毎回、さまざまなジャンルの方とコラボレーションをやってきました。応援してくださる方は、同世代や年配の方はもちろん、10代や20代の方も多いので、そういった年齢の人たちなどともおたがいに高め合えるようなコラボをしています。
歌手活動を10年もやっていると、どうしても方程式というか、「こうすればいいだろう」というものができてしまうんです。40歳になったこともそうですが、20年も芸能界にいると、「なんとなくこうやっとけばいい」という自分の言い訳がうまくなってしまうところもありますが、それはつまらないし、飽きちゃうんです(笑)。
だから、いろいろな分野で活躍している人たち、さまざまな世代の人たちと組んで、刺激をもらわないといけない。やっぱりアーティストって、アウトプットしていくことが多いので、違う環境で育った人たちの感性が知りたいですし、話を聞いていかないと、視野が狭くなってしまうんです。
僕のように、若くもない、ベテランでもないというポジションは、上の人たちからも下の人たちからもいろいろなものを学んでいかないと、いつかカラカラになってしまうので。視野を広く、いつも受け入れる余裕を持って、なんでも吸収できるスポンジのような状態でいることを大事にしています。
■ コラボしたフィッシャーズ、んだほ登場
写真左から遊助、フィッシャーズのメンバー、んだほ。
ーーここで、今回コラボされたうちのおひとり、YouTuberのフィッシャーズのメンバー、んだほさんが取材に駆けつけてくださいました。んだほさんは、もともと遊助さんとお知り合いだったのですか。
んだほ もともと遊助さんのファンで、勝手ながら、応援させていただいていたんです。YouTuberとしての活動をやるなかで、遊助さんにたまたま僕のことを知っていただく機会があって、遊助さんのライブで楽屋にお邪魔させていただいたときに、そこから話がふくらんで今回のアルバム参加にまでつながりました。
今回「よかったら一緒にやろうよ」と遊助さんから言っていただいて、僕からすると「いいんですか!?」という歓喜でしかないんですが、そうしてコラボが始まったんです。遊助さん、ですよね?
遊助 そうです! いつもひとりで取材を受けているから、ふたりだと自分が話さなくていいときがあるって、なんかうれしいなと思って話を聞いていました(笑)。
ーー確かにソロインタビューとは違う感じですよね(笑)。遊助さんは、んだほさんがご自身のことをお好きだと、ご存知だったのですか。
遊助 最初はスタッフさんから、んだほのことを聞きました。YouTubeで活躍している人とはわかっていましたが、僕はSNSに疎かったので、んだほが応援してくれているという話を聞いてから、しっかりと動画を見させていただいたんです。
んだほはがんばっている子で、僕も感化されましたし、刺激になって、インスタグラムからダイレクトメッセージを送らせていただいて。すると、んだほが、当時の彼女でいまの奥さんに「プロポーズしたんです」と、「今年もライブに行きます」と言うので、だったらお祝いが言いたいから、ライブでは楽屋に来てよと伝えたんです。
んだほ ちょうどプロポーズしたその日に、遊助さんからメッセージをいただいたんですよ。そもそも遊助さんが、前はやっていなかったツイッターやインスタグラムを始めて近況をファンに聞かせてくれるようになったことも、すごくうれしかったんです。
遊助 マジ?
んだほ めっちゃマジです! 結果として、インスタがあったから、連絡もつながったので、さらにうれしい!
ーーんだほさんは遊助さんの大ファンだそうですが、どのぐらい昔からお好きなのですか。
んだほ 普段アップしているYouTubeでも、遊助さんのグッズを持って紹介していたり、遊助さんのグッズのハーフパンツを履いて出たり。ツイッターに、遊助さんのライブに行った話もあげていて、それをファンのみなさんがご本人に伝えてくれたというか、つなげてくれたのかなと。僕からしたら、この展開は本当に不思議なことですね。
遊助 んだほの気持ちは、めちゃくちゃうれしかったです。ライブで楽屋に来てくれたときも、泣きそうな顔で来てくれて、本当にすてきな人だと思いました。そうやって僕を応援してくださる仲間、クルーのことは自分自身でも誇りに思っているので、恩返しできたらいいなと思ったんです。
んだほ うれしいですねえ(笑)。
ーー実際にお会いできるようになって、遊助さんの印象はいかがですか。
んだほ 遊助さんは本当に、光っています(笑)!
遊助 光ってる(笑)?
んだほ 出会って半年経ちましたが、ずっと遊助さんは光っています! 遊助さんにお会いする日が来るまで、カレンダーを見ながら、日が近づくたびにドキドキしてしまいますし、前日の夜はさらにドキドキ。
遊助 実は、取材でこうして一緒に話すのは、初めてなんですよ。
んだほ だから今日も緊張しています。声がいつもより小さいです(笑)。
■ コラボ曲は、遊助から、んだほへのお祝いソング
ーーではここであらためて、んだほさんが所属されている「フィッシャーズ」はどんなグループなのか、普段のご活動を教えてください。
んだほ 中学校の同級生で組んだチームで、変わらずみんなで遊んでいるところをたまたま動画に撮っていて、みんなで観れるようにYouTubeにあげていて、その延長が10年ぐらい続いています。毎回テーマは決めず、歌や運動など、いろいろなことに挑戦しながら“みんなで遊んでいる”という動画をあげているのが、フィッシャーズです。たまに休みますが、基本は1日、1本か2本は動画をあげていますね。
遊助 こうやって活躍しているYouTuberの人と一緒になるのは、普段ほとんどないんですよね。たまに音楽番組などで一緒になるときに、ご挨拶に来てくださったりということはあったとしても、話す機会がなくて。僕はすごくアナログ人間ですが、YouTubeなどのSNSで活躍している子たちが、どういう感性を持っていて、どういうふうに活動しているのかを知るのは刺激的です。
それこそ、いまはさまざまなチャンネルが増えて、いろいろな媒体が増えるなかで、YouTubeで活躍するんだほの真っ直ぐさ、努力家だからこそのエネルギーで続けている姿勢が勉強になりましたね。
んだほ この取材の音声をください(笑)! めっちゃうれしいです(照)!
ーー今回、遊助さんとんだほさんは、アルバムの3曲目に収録された「HERO宴 遊turingんだほ」でコラボされました。遊助さんが、んだほさんへのお祝いの気持ちを込めて書き下ろしたメッセージソングになっているんですよね。
遊助 そう、奇跡が重なったから。んだほが楽屋に来たとき、んだほの彼女も一緒だったんですが、「遊助さんのライブでこの子と会ったんです」という話を聞いて、ビックリしました。人との出会いは一期一会ですし、そのときの高ぶった気持ちやうれしさ、お祝いの気持ちを「曲にして作らなきゃ」と思ったんです。そして、「こんなのないから一緒にやっちゃおうぜ」って。
んだほ その後、ご連絡先を交換させていただいて、「こういうテーマにしたいんだけどいいかな」と曲の相談をしてくださって、「HERO宴 遊turingんだほ」という、おめでとう! な感じの曲になりました。
ーー実際に完成した曲を聴いていかがでしたか。
んだほ 毎日聴いてますが、「やった、できた!」という気持ちと、不思議だなという気持ちと、いろいろな気持ちがこの曲を聴くたびにあふれ出てきます。遊助さんのようにマルチに活動したいので、遊助さんを目標にして、3、4年前から僕も歌の活動をしているんですよ。
遊助 目標にする山が低い(笑)。でも、ありがたいですね。
ーー今回、おふたりで歌っていますが、レコーディングはいかがでしたか。
んだほ 遊助さんはめっちゃ録るのはやいんですよ。僕が慣れてないのもあるんですけど。
遊助 それは「遊turering」でコラボした人みんなに言われる。「めちゃくちゃはやいね」って(笑)。
んだほ 遊助さんは役者もされているので、曲の世界観のイメージが固まっているといいますか、レコーディングでは集中力がすごいんです。「うわあっ!!」と感動して見ていました(笑)。
遊助 レコーディングはすごく楽しかったし、親戚や弟が急に現場に入ってきた感じもありましたね。んだほも緊張感を持って歌ってくれましたし、いっぱい練習してきてくれたんだろうなというものを感じました。
歌には人柄が出てしまうものですが、んだほの場合、仲間や家族に愛情をたくさんもらってきているんだろうなということを感じて。親心じゃないですが、大きくなったねって、すくすく育ってよかったなって思いましたね(笑)。
■ ライブは見えないところも含めての連携プレー
ーーんだほさん、貴重なお話をありがとうございました。ここでソロインタビューに戻りますが、「レコーディングがとてもはやい」というお話がありましたね。
ほかの人たちがどうやって作っているのか、覗いたことがないからわからないのですが、けっこう言われますね(笑)。一気に歌詞の世界に入り込んで歌いますし、芝居もそうですが、何回も同じことをやりたくないんです。
芝居だと、ドライやテストというものをやって、同じ芝居を何度も確認するんですが、僕は本番用にとっておくんです。相当、めんどくさいと思いますよ、共演者にとっては(笑)。
でも、最初に「上地雄輔は本番でこういうことやるやつ」という取り扱い説明書を渡しておくというか、伝えておけばいい。さすがにまったく違うことを本番でやらないですが、“これをパッとやって、あれもパッとやって、はい次!”というリズムが体に入っています。バラエティもやらせていただくので、瞬間的に物事をとらえるといいますか、切り替えがはやいんです。
ーーリリース後は、4月18日に横浜の山下埠頭でライブもありますし、7月4日からは全国ツアーが行われます。
4月18日は誕生日なんですが、地元の横浜に帰って、山下埠頭で大きな野外ライブをやります。小さい子もおじいちゃんおばあちゃんも、久しぶりに来た人でも、一発で虜にさせられるような、いやなこと忘れてみんなで大騒ぎできるライブを考えています。
さらに、今年のツアーはホールツアーをやらせていただきます。ちゃんと箱(ホール)があるので、そのなかでエンタテインメントとして、何十回観ても楽しいものにしようと。もしもライブがどういうものかわからない人でも、僕の曲を知らない人でも、盛り上がることができるショーにしたいと思っています。
ライブは、連携プレーですよね。お客さんは、たとえば一緒に連れて来た彼氏が笑っていなかったら彼女も笑いにくいし、前に座っているおじさんが肩を揺らしていないと笑いにくいし。ステージだけがライブではないから、僕ひとりだけではなく、見えないところでスタッフさんががんばってくれていたり、警備員の人も、もぎりの人も、そういう見えないところも含めて連携プレーで、ひとつのライブだと思っているんです。
そこを意識しておかないと、誰かひとりでも疲れたり楽しくなかったりすると、どんどん負の連鎖になりがち。リハーサルに入る前から、そこの意識は高めて、チームとして作り上げています。そんな“チーム遊助”として、どういうものを作り上げていくのか、スタッフやパフォーマーもどういう意識でいるかが大事なので、ツアーはそこから気合を入れていこうと思います。
■ いつもインプットするために仲間と過ごす
ーーお休みのときは、どのように過ごしていますか。
結局、休みの日も仕事しちゃうんですよね。「いまのうちに曲作んなきゃ」「いまのうちに台本読んどこう」って。趣味がないんですよ。ゴルフはたまにやるんですが、それは一緒に行くやつが楽しいから行くだけです。野球もやっていましたが、草野球チームを作っているわけじゃないし、波乗りもしますが地元の知り合いがいるから行くだけで。
打ちっぱなしにひとりで行くわけでもないし、バッティングセンターでストレス解消することもないし、カラオケでひとりで歌うのもないんです。一緒にいるやつが楽しいから、どこかに行くだけです。友達と飲みに行くこともありますが、ひとりでは行かないので、そういう意味では、仲間に恵まれていますね。
常に仕事を意識してしまうから、いつもインプットしないといけないと考えています。道で「この前、犬のうんち踏んじゃってさあ」ってバラエティで言おうとか、「この前振られたんだ」という話を聞いたら、「この役に活かせるな」と思ったり、ずっと何かの日常を描かなきゃいけないから。それを自分から出し続けてばかりだと、からっぽになってしまう。
だから、どこの場所に行くにしても、誰かが行くなら行く。そこに行ったら、面白い話はありそうかなって、結局、仕事になってしまうんです。何もしないでいると、「ヤバい、家にいちゃダメだ! 外ならまだ面白いことがあるかも」って、その生活が当たり前になっています。
■ 自分のために生きている人がいい
ーー話は変わりますが、好きな女性のタイプを教えてください。
自分のために生きている人がいいですね。冷たい言い方かもしれませんが、他人に「こうであってほしい」という期待をしていない人。それは女性に限らず、友達でもそうかもしれません。
たとえばSNSが普及してから情報がいっぱい入ってくるようになって、その情報を自分のものと思いがちですよね。知らないうちに他人に期待していて、自分が思ってもいないことが書かれたり、反応されたりすると、怒ったり悲しんだりしやすい。
でも人間は、そのときどきの感情があるから、自分の思い通りの答えが返ってこないときもあるし、以前とはまた考えが変わってしまうこともあると思うんです。なんでも自分の思った通りに相手が反応しないこと、期待をしすぎて違う反応をしたときに、悲しむ人は多い気がします。
昔はテレビに出ている人はあこがれの対象でしたが、いまは親近感のある人がよくなってきて、さらに自分を肯定できる人、わかってくれる人ばかりを好きになるという風潮もありますよね。そういったことに流されずに、友達でも恋人でも家族でも、尊重し合うことが大事だから、自分のなかでの「こうであってほしい」という期待を押しつけない人が好きなんです(笑)。
■ 40歳になったいまがいちばん楽しい
ーー今後は、どのような未来を思い描いていますか。
10年後も、こんな話をしていたいなって思いますね。実は30歳のときも、同じことを言っていたんです。「やっと30歳になった、何も成し得ていないけど、ここまで来たぞー!」と。なんとか生き延びたと思っていたんですが、30代は大変でしたね(笑)。もう1度自分を見つめ直すという、30代だった気がしています。
とはいえ、30代ももちろん楽しいこともありましたが、40歳になったいまが、いちばん楽しいです。だから、50歳になっても同じことを言っていたいと思いますし、そうなれるように、37歳、38歳、39歳をがんばったんですよ。
これは30代に限らず、10代なら17、18、19歳。20代なら27歳、28歳、29歳。30歳なら37、38、39歳。40代なら47歳、48歳、49歳といった具合に、どの年代でも後半の“7、8、9歳”の3年間をがんばればいいと思っていて。次の年代にあがったときも「絶対楽しくなる!」って勝手に言っています(笑)。
だいたいこの3年間は、まわりでも自分を見つめ直すやつが多いんです。子どもの7、8、9歳だと、急に小学校のルールにとまどうようになったり、17、18、19歳も「あれ? 思ったより夢がかなわないぞ」って気づいてきたり、27、28、29歳も「結婚しなきゃいけないのかな」とか。
僕も失敗をいっぱいしてきたんですが、なんだかんだで駆け抜けてこれたので、40歳になったいまも楽しいんです。だから、未来に「50歳になっても楽しい」と言っているように、まだ先ですが47、48、49歳もがんばりたいと思います(笑)。
■ 取材後記
アーティストとして、全力で音楽に向き合う遊助さんは、自然体ながらも、とても熱いパッションを感じさせてくれました。きっと50歳になっても、ポジティブなオーラとさわやかな笑顔を絶やさず振りまいてくれるでしょう。フィッシャーズのんだほさんも、遊助さんへの愛いっぱいのお話をありがとうございました。ソロデビュー12年目を迎える遊助さんのニューアルバムをまずはチェックしてみてくださいね。
■ 遊助 PROFILE
遊助(上地雄輔)。1979年4月18日、神奈川県生まれ。俳優、タレント活動の他、歌手として、ソロ名義では「遊助」として活動。2009年3月11日、シングル「ひまわり」でアーティスト「遊助」としてデビュー。以降、コンスタントに作品リリースとライブ活動を展開。
2020年3月11日、9枚目のアルバム『遊言実行』をリリース。4月18日に、遊助250回記念LIVE「宴」を横浜の山下埠頭の特設会場で実施。7月4日から「遊助 2019年全国ツアー」を開催する。
■ Information
New Release
『遊言実行』
(収録曲)
01.JACKPOT
02.千羽鶴
03.HERO宴遊turingんだほ
04.俺達には明日があるんだ
05.Pom Pom
06.Why
7.砂時計
8.場外HOMER 遊turing サイプレス上野
9.wind
10.桜遊turing MaRuRi(まるりとりゅうが)
11.俺と付き合ってください。
12.3分30秒のタイムカプセル
13.ありがと。
2020年3月11日発売
(通常盤)
SRCL-11437 ¥3,500(税別)
※CDのみ。
(初回限定盤A)
SRCL-11433~11434 ¥4,500(税別)
※CD+DVD。CD収録曲は通常盤の12曲目まで同じ。
(DVD内容)1.HERO宴遊turingんだほ -Music Video– 2.-Documentary of 遊言実行-
(初回限定盤B)
SRCL-11435~11436 ¥4,500(税別)
※CD+DVD。CD収録曲は通常盤の12曲目まで同じ。
(DVD内容)1.遊飯Special in 北海道 2.Making of 北海道
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