焦りは幸運のチャンス!…「結婚ラッシュ」でも不安にならない考え方 #60
ananweb / 2020年3月12日 20時20分
友達がどんどん結婚していく。状況の変化に不安と焦りで気持ちがザワザワしている人はいませんか? 人生に3度あるといわれる結婚ブーム。そのブームに乗れないから私は不幸なの? この不安は抱いて当然? いいえ。実はその漠然とした不安は、あなたの心の中に原因がありました。
イラスト、文・おおしまりえ
【おおしまりえの恋愛道場】vol. 60
■ 焦る結婚ブームをポジティブにクリアする方法
人生に3度あるといわれる「結婚ブーム」。「そのうち結婚したいな〜」と思っていただけなのに、いざ友達が結婚して幸せそうにしている姿を見ると、急に「あれ、私やばくない?」と焦りが出たりしませんか。
でもちょっと待って! その焦りをポジティブなチャンスに変えるには、こんなふうに結婚ブームを受け止めていきましょう。
■ そもそも「不安」があるって気づいている?
人が結婚していく姿を見たとき、「あ、やばい! 私もちゃんとしなきゃ」と何かのスイッチが入り、「わあああ」と焦り始めてしまう。その時、自分の心がどんな状態かしっかり理解できているでしょうか。
実は焦りが生まれるとき、心の中心には大きな「不安」や「恐怖」が生み出されています。
将来どうなるかわからない。
私ってこれでよかったんだっけ。
なんで私は結婚できないの。
など、居ても立ってもいられない気持ちが湧いたら、まずはその気持ちに振り回されるのではなく、ゆっくり深呼吸し、体の中にある「不安」や「恐怖」に気づいてあげましょう。
何かの出来事が起きると、誰しもいろいろな感情を抱くものです。でも多くの人が「なんでこの気持ちになるのか」という観察をせず、感情にただ振り回されたり、別の行動を取って忘れようとしたりします。
でも、感情というのはそもそも、自分の中にある「思い込み」が生み出すもの。例えば「オンナは◯歳になったら結婚すべき」みたいな思い込みが心の中にあると、そこから外れている自分を見つけたとき、不安な気持ちになってしまいます。つまり不安を見つけたら、自分の中の思い込みを見つけることで、不安をどんどんなくしていくことが可能です。
結婚ブームを感じて焦ってしまう人は、まず自分の中の不安や、どうして不安になるのか。自分の中の思い込みを、少し探してみましょう。
■ 不安は自分の中を見つめると消えていく!?
意外に思うかもしれませんが、この「不安を生み出す原因の種」が見つかると、人はそれだけで気持ちの整理がつき始めたりします。
なんとなく不安を感じるものについて、私たちは「何かわからないけど怖い」と思うよりも、「アレが怖い」と、はっきり原因を理解しているほうが、気持ちは和らぎます。
だからこそ、最初にお伝えした気持ちの振り返り、専門的な言葉では「内観(自分の内側を観察するという意味)」を、ちょっと頑張ってやってみましょう。
内観ができて、気持ちが落ち着いたら、次はぜひ、目の前の結婚ブームを違う視点で見てみましょう。それは「おすそ分け精神」という考え方です。
■ 「類は友を呼ぶ」を活用しよう!
よく「類は友を呼ぶ」というように、美人の周りには美人がいるし、幸せそうな人の周りには幸せな人がたくさんいます。つまり、結婚ブームが自分の周りに起きるということは、自分の周りには恋愛で幸せをつかんでいる人が多い証拠です。
これって、類友の法則に当てはめたら、自分も次に結婚ブームに乗れる可能性がアップしているということ! そこで「おすそ分け精神」を発揮してほしいのです。
おすそ分けって、いったい何をしたらもらえるんだ? って思いますよね。やることは1つ。気持ちを幸せな人とシンクロさせること。幸せそうな花嫁姿、彼に愛されて泣きそうになる瞬間、周りから祝福されて、思わず頬が緩んだその時、そんなシーンを具体的に自分ごととして想像し、ポワポワと暖かな気持ちで心を満たすのです。
そうすることで、心は今のあなたの現実の状況に関係なく、幸せを感じ、そしてもっと幸せになれるものを求めるようになります。
自分が幸せを感じるための1番手っ取り早い方法は、幸せな人と一緒にいることです。結婚ブームは捉え方を変えれば、自分を幸せな気持ちにさせることができるチャンスタイムといえるのです。
■ 比較を許せば「楽しむ」ことができる
「わかっちゃいるけど、幸せな人を見ているのが辛い」。そんな気持ちも、わかります。でも、どうして親しい友達の結婚も、急に辛くなってしまうのでしょう。
それはアナタの中に「比較」というモノサシがあるからです。人生は、他人と自分を比べるモノサシをたくさん持っている人ほど、一生の中での幸せ度が下がるなんていわれています。
人よりいい偏差値の大学を出て、一部上場企業のいい会社に入って、モテる男性と結婚して……と、こんなモノサシでの「良い」が、基準になりすぎていませんか? 今出た「偏差値」「上場企業」「男性からモテる」は、全て他人や世間が作ったモノサシでの答えです。
つまり、あなたがこういった自分の中から湧き出す評価ではないもので良し悪しを決め続けている限り、ずっと何かに追われたり、何かを追いかけたりするような人生になってしまいます。
今日明日で全部をやめることはできなくても、「結婚しているとか、していないとかで比べることをやめていこう!」と、自分の中でまず決めてあげましょう。“心”から丁寧に生きる。その意識を持ってちょっと行動を変えるだけで、幸せはもっと集まりやすく、そしてもっともっと楽しい毎日が送れるかもしれません。
おおしま りえ/恋愛ジャーナリスト
10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。
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