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夢眠ねむ卒業後「通訳がいない!」新生でんぱ組.incの現在

ananweb / 2020年4月13日 19時50分

夢眠ねむ卒業後「通訳がいない!」新生でんぱ組.incの現在

音楽をこよなく愛する、ライター・エディター・コラムニストのかわむらあみりです。【音楽通信】第34回目に登場するのは、メンバーそれぞれが自分の趣味に特化したコアなオタクで、秋葉原を拠点に国内外で活躍している6人組アイドルグループ、でんぱ組.inc(でんぱぐみインク)!
写真・黒川ひろみ

■ 秋葉原から世界のでんぱ組.incへ


写真左から古川未鈴、相沢梨紗。

【音楽通信】vol. 34

メンバーそれぞれが、アニメ、漫画、ゲームなど自分の趣味に特化したコアなオタクで、「萌えきゅんソングを世界にお届け」をキャッチフレーズに、秋葉原を拠点に活躍している古川未鈴さん、相沢梨紗さん、成瀬瑛美さん、藤咲彩音さん、鹿目凛さん、根本凪さんからなる6人組ユニット、でんぱ組.inc。

2013年にはJAPAN EXPOに日本代表として出演し、2014年度は東アジア文化都市2014横浜親善大使を務め、2015年はワールドツアーも敢行するなど国内のみならず、海外でも活躍しています。

2019年1月には、約2万人を動員した日本武道館公演2daysを開催し、夢眠ねむさんが卒業して、現在の6人体制に。12月に行った幕張メッセ2days公演「幕張ジャンボリーコンサート」の模様をおさめた映像作品は、2020年3月25日に発売されました。

今回、4月15日にニューアルバム『愛が地球救うんさ!だってでんぱ組.incはファミリーでしょ』をリリースされるということで、でんぱ組.incから古川未鈴さん、相沢梨紗さんにお話をうかがいました。

ーーまずはおひとりずつ、自己紹介からお願いします。

古川未鈴 「みりんちゃん」こと古川未鈴です、テーマカラーは赤です。もともとゲームが好きで、いろいろなきっかけがあって秋葉原に来て、メイド喫茶で働き始めて、ディアステージ(秋葉原のライブ&バーであり、でんぱ組.inc他が所属する芸能事務所)へ入ったんです。

そこで、「どうしてもアイドルグループが作りたい」と、もふくちゃん(でんぱ組のプロデューサー)に直談判して、紆余曲折あり、いまのでんぱ組.incが結成されました。

相沢梨紗 「りさちー」こと、相沢梨紗です。テーマカラーは白で、でんぱ組.incのリーダーをさせていただいております。「2.5次元伝説」が私のキャッチフレーズなんですが、もともとオタク気質で、声優さんのラジオをよく聴いていました。

そしてコスプレをしたり、メイド喫茶のメイドさんをしたりと秋葉原に通うようになった後、ディアステージに入って、でんぱ組として活動するようになりました。

古川未鈴(ふるかわみりん)。9月19日、香川県生まれ。A型。でんぱ組.incのセンター。オタクジャンルは、ゲーム。

ーーそもそも、おふたりがアイドルになろうと思ったきっかけは何だったんでしょうか。

古川 私はもともとSPEEDさん、モーニング娘。さんなどの女性アイドルに憧れていたんです。学生の頃にすごくいじめられていたので、アイドルのようにみんなが憧れるようなキラキラした人になれたら、いじめていた人を見返せるんじゃないかと思ったことから、アイドルを目指しました。

だから、ひとりではなく、どうしてもグループでのアイドル活動がやりたかったんです。所属しているディアステージでは、その当時、アイドルグループよりもソロシンガーで活躍する人が多くて。でも、どうしても人を集めてアイドル活動がしたいと思って事務所に直談判して、(相沢)梨紗ちゃんなどにも加入してもらい、でんぱ組.incができたという感じですね。

私はアイドルになりたくてなったんですが、他のメンバーはどちらかというと、アーティスト志望だったり歌手志望だったり、アイドルになりたいっていう動機の子はほとんどいなかったという、不思議なグループなんですよ。たぶん、梨紗ちゃんも、「アイドルになりたい」とは思っていなかったよね?

相沢梨紗(あいざわりさ)。8月2日、大阪府生まれ。A型。でんぱ組.incのリーダー。オタクジャンルは、2.5次元。

相沢 私は声優さんになりたくて、声優さんをしつつ歌唱をしている人にあこがれていたので、いろいろな活動ができればいいなとは思っていました。でも、私は秋葉原に来るまで歌や踊りもしたことがなかったですし、そんな急にはできないですし。アイドルになりたいというよりも、なれないから、なりたいとも思っていなかったんです。

当時、でんぱ組に入ると「ゲームの歌が歌えるよ」と聞いて、「じゃあ、やりたいです!」とオーディションを受けて入れてもらって、気づいたらアイドルになっていました(笑)。だから、アイドルになりたかったわけではなかったのに、だまされたわけではないんですが……。

古川 それはだましてますね(笑)。

相沢 ははは(笑)。だから「あれ? アイドルになりたかったんだっけ」と思いながら、でんぱ組を始めたんです(笑)。オタクからしたら、三次元で輝いているアイドルに対しては、もはや嫉妬の感情しかないんですが(笑)。私は自分から音楽を聴いてもこなかったので、音楽活動をしているいまが不思議な感じです。

ーーそういった経緯がありながらも、実際にアイドルとしてご活躍されていていかがですか。

相沢 「人って、めちゃくちゃ変われるんだ」と思いましたね(笑)。「でんぱ組.inc」になる前の、初期の「でんぱ組」に入ったとき、私はダンスも踊ったことがないのでツーステップも踏めなかったんです。学生時代も体育の授業はできる限りサボっているようなタイプで……。でも、マネしちゃダメですよ、授業はサボっちゃいけません(笑)。

ただできる限り、ドッジボールをしてもはしっこにいるとか、そんな運動が苦手な人間だったので、それがいますごくはやい曲を歌いながら踊れるようになるというのは、やり続けていると、人は変われるんだと思いました。いまはけっこう踊るのも歌うのも好きになったんです。

古川 私は人に興味のない人生を送ってきたんです。それこそ梨紗ちゃんからは、自分の世界だけで生きている“古川未鈴は人間じゃない”ぐらいのイメージを持たれていて(苦笑)。

相沢 そうだね(笑)。

古川 でも、でんぱ組.incを通じて、私自身の意識が変わってきました。活動していると、応援してくださるファンのみなさんは、心から応援してくれているんだなということを肌で感じるじゃないですか。そういうときに、みなさんにもっと喜んでいただけるようにという意味でも、私は「とにかくアイドルだけで生きていればいい」とより強く思いますね。

相沢 そう、わりと人って、優しいんだなと思いますよね。

■ 私たちは本当にオタクの集まり

ーー国内外でご活躍されているでんぱ組.incさんですが、2019年1月に夢眠ねむさんがでんぱ組.incから卒業されてから現在までに、心境の変化などありましたか。

古川 ねむさんはメンバーをまとめてくれていた方で、すごく優しいので、私にない人間味の良さを120パーセント持っている方だったんです。そういう方が卒業するとなって、グループが空中分解するんじゃないかと、ちょっと不安でしたね。でも、いまの6人でも、ちぐはぐしながらもなんとかやってこれている状態ではあります。

相沢 私たちは本当にオタクの集まりなので、すごく得意な分野もあれば、すごく苦手な分野もあって。ねむさんは、秋葉原に来たことがない方やアイドルを初めて知るような方に「こういうことを伝えたいんですよ」とか、未鈴ちゃんが「こんな気持ちでいるんです」、梨紗が「ボケているようですけどこう言ってるんです」という、メンバーの状況を説明する架け橋の役割をしてくれていたんですよね。

それは外でもそうですし、グループのなかでもそれぞれの共通言語を見出す役割を担っていたから、いままでねむさんに頼っていたところを「どうしようか、そこ」となっちゃいましたね。

古川 私たちが話す内容は、まわりにあまり伝わらないことが多いんです(笑)。そういうときに、「あ、通訳のねむさんがいない」と気づいて、自分の話し方を反省することもあります。

■ 家族のようになってきたでんぱ組.inc

ーー2020年4月15日に、6枚目のアルバム『愛が地球救うんさ!だってでんぱ組.incはファミリーでしょ』を発売されますね。

相沢 毎回、良いアルバムなんですが、今回は本当にめちゃくちゃ良くて。でんぱ組.incとしては珍しく、じっくりと「でんぱ組らしさとは何か」ということを考えて、純粋にこのアルバムのために楽曲を作っていったというイメージの作品です。

古川 今回はコンセプチュアルなオリジナルアルバムで、2019年にやってきたことがすべて入っている集大成。そもそもの2019年のテーマが「愛」「ファミリー」だったので、リリースまでに1年半ぐらいの時間をかけた壮大な作品です。1曲、1曲に、このアルバムに収録をしていった意味があると思っています。

ーーでは、1年半前に、すでに「愛」と「ファミリー」をテーマにして活動されていたのですか。

古川 アルバムの最後の「いのちのよろこび」という曲が、現体制で走り出した1枚目のシングルだったんですね。そのツアーが2019年の初頭で、そのときに「でんぱ組っていろいろな背景がある子の集まりだけど、やっと今になって大事なのは愛なんじゃないか? と気付きはじめた」ということをプロデューサーが言い始めて。私は日常会話で「愛がさあ〜」とは、なかなか言わないんですが。

相沢 うん、なかなか言わないよね(笑)。

古川 10年ぐらいでんぱ組.incをやっていて、前まではメンバーのことを「一緒に走り抜けてきた仲間」や「戦友」という気持ちがあったんです。でも、2017年12月の大阪城ホール公演で、ぺろりん(鹿目凛)、ねもちゃん(根本凪)がでんぱ組.incに入って「家族っぽくなってきたな」という雰囲気になって。

そんな家族のようなメンバーと一緒にいる気持ちから「いのちのよろこび」という曲ができて、それで2019年を走り続けてきた現在しか歌えないアルバムになっていると思います。

相沢 ねむちゃんがいて7人でツアーをまわっていたときは、いわば宇宙でいろいろな探査をしていた時期。そのなかで、私たちが見つけてきたものが愛なんじゃないかと思っています。もちろんこのアルバムにねむちゃんの声は入ってないんですが、愛の意思も受け継ぎつつ、これまでの歴史のなかででんぱ組の歴史も感じつつ、ここに辿り着いているのかなって。

ーーそんな楽曲が14曲収録されています。どの曲も大切だと思いますが、とくに思い入れのある1曲を選ぶとしたら、どの曲でしょうか。

古川 う〜ん、1曲。

相沢 1曲となると……どれも良いんですよね。なんとか2曲にしてもいいですか(笑)。このなかで、ライブをしていて一番「いいなっ」とより好きになったのは、アルバムのタイトル曲にもなっている2曲目「愛が地球救うんさ!だってでんぱ組.incはファミリーでしょ」ですね。

この曲は、2019年12月に2日間行った幕張メッセ公演で初めてお披露目した曲なんですが、そのときにすごく素直にいまの気持ちや宣言を歌える曲で、いまのでんぱ組.incらしい曲だと感じています。

そしてアルバム用に作った新曲があるんですが、8曲目「桜が咲く頃に」は、(3人組バンドの)LUCKY TAPESさんのKai Takahashiさんが書いてくださった曲なんです。もともとLUCKY TAPESさんが好きでよく聴いていて、今回のアルバムタイミングで曲を作っていただきました。

作っていただいてからわかったのですが、LUCKY TAPESさんの「MOOD」という曲とまったく同じ音を「桜が咲く頃に」でも使っているそうで、このアルバムがなかったらそんな嬉しいことはなかったかと思うと、感慨深いですね。

ーーこの曲はラップがありつつもメロウな感じのアンニュイな曲ですよね。

相沢 そうですね。曲の分布図のようなものをサウンドプロデュースのYGQさんが作ってくれたんですが、「でんぱ組のなかには、おだやかでラップぽい、エモ目の曲がないよね」ということを発見してくれて、こういうタイプの曲にもアルバムで挑戦してみようということで作ってくれたのですが、難しい歌でしたね。

古川 気づくと口ずさんでいるのが、4曲目の「もしもし、インターネット」です。この曲は、高校1年生のシンガーソングライターの諭吉佳作/menさんが作ってくれた曲で、家族というテーマのなかで、年若い諭吉さんがこういう曲を作ったという事実自体がなんかいいなと思って。

諭吉さんはでんぱ組.incのメンバーではないですが、こうやって新しく“でんぱファミリー”が増えていくというファミリー感もいいと思ったし、歌詞の最後のほうで「もうここには残るものもないのに、何ひとつとして諦めたりはしないの」と歌う部分があるんですが、それがいまの心境に合っているんです。歌詞の心境に共感して歌えたので、このパートを歌わせてもらえてよかったなと感じていて、お気に入りの1曲です。

■ 誰にとっても優しいでんぱ組.incでありたい

ーーアルバムのリリース後は、全国ツアー「THE FAMILY TOUR 2020」がスタートしますが、どのようなステージになりそうでしょうか。

相沢 アルバムの新曲はチャレンジングな曲が多く、私たちもライブでやったことがないタイプの曲がけっこう入っているので、実際にどんなステージなるのかは、やってみないとわからないところがありますね。みんなでアルバムのステージバージョンを作りつつ、これから練習をしていく感じになります。

古川 ツアーといえば、昨年末の幕張のツアーで私は“サプライズフライング”をしてもらって、会場の宙に飛ばされたんです(笑)。それは私が昨年の9月に、ファンのみなさまの前で結婚発表をしたお祝いフライングだったんですが、「おめでとう!」と言われたかと思いきや、ばーん!と飛ぶ、みたいな(笑)。その結婚発表をしてから初めてのツアーが、今回の「THE FAMILY TOUR 2020」なんです。

幕張公演のように単発のものではなく、今回行うツアーのように全国各地をまわるライブは結婚後初めてになるので、観てくれている人もたぶんこれまでと違う目で私のことを見ますし、でんぱ組.incのことも見ると思うんですよ。

だから、みなさんにどういう目で映るのかも気になるし、私自身も結婚で人生がガラッと変わったなかでのツアーは、また新しい思いでまわることになるのかなと。いまから、そこは楽しみであり、不安でもありますね。ツアーのこまかいところはまだ詰めきれていないんですが、これまでとはまたひとつ、違ったでんぱ組.incになるかと思います。

ーーここでがらりと違うお話ですが、おふたりが普段から美容面で気をつけていることはありますか。

古川 とくにこのふたりは“美容大好き人間”なんです。やっぱりオタクって、ゲームだったりアニメだったり、何かを突き詰めるじゃないですか。私たちはそういうのも好きなんですが、美容に関して、このふたりはずば抜けて興味があるんですよ。

相沢 ちょうどこの間、未鈴ちゃん家におじゃまして、「新しいメイクをやってみようか」「このコンシーラーがいいんだよ」とか、情報共有しながらやっていました(笑)。

古川 めったにメンバー同士、仕事以外では会わないんですよ。

相沢 メンバーはみんなオタクなので、それぞれの趣味のオタク活動をしなきゃいけないので、趣味が合わないとあまり一緒に何かをやるということもなくて会わないんです(笑)。

古川 それがこのふたりは、美容という目的だけで会うんです。意見交換をすることもあるので、お互いに美容については気をつけていることがいっぱいありますね。

相沢 実は2018年末ぐらいから筋トレを始めて、ジムに通い始めて、まわりからは「スタイルが良くなったね」と言われるようになったんです。それで未鈴ちゃんにも「一緒にやろうよ」と言って。

古川 梨紗ちゃんと同じジムに通いました。同じように食事制限をして、ストイックに筋トレをやりましたね。

相沢 いまも続けていますが、以前よりは緩やかにやっている感じです。

古川 食事では「油を絶対に食べてはいけない」という制限があって、サラダチキンをいっぱい食べ、玄米を食べ、タンパク質を摂るという食事スタイルなんです。それを面倒くさがらず、ひとつずつ制限についても、夢中になれるふたりなんです。

相沢 さっきもずっとそんな話をしていました(笑)。

ーーおやすみの日の過ごし方も教えてください。

相沢 趣味が料理なので、家にいると、ずーっと料理を作ってしまいますね。この間は、自家製ジンジャーエールを作ろうと思って、生姜を買ってきて、お鍋でコトコト煮込んでいました。ジムに通ったことがきっかけで、自分が何を食べているのかをわかっていなきゃいけないと思うようになって、何も考えずに何が入っているかわからないものばかり食べていてもだめだなって、料理に目覚めたんです(笑)。

古川 でんぱ組.incは、大人なんですよ(笑)。私の場合、お休みの日はひたすら化粧品について調べていますね。いま流行っているものや新発売のものをYouTubeで調べています。やっぱり、いま、かわいくなければ意味がないと思っているんですよ。

数々のアイドルのオーディションに落ち続けてきた人間なので、なんとかしてかわいくなりたいと思っているんです。メイクにはこだわりがあって、不自然に見えないようにするとか、そういうものも鏡を見ながら日々研究しています。

ーーでは最後に、でんぱ組.incさんとしての今後の目標を教えてください。

相沢 まずは全国ツアーを成功させたいですね。いままで来てくれている方はもちろん、ちょっと離れちゃったという方、遠くてなかなか行けなかったという方も来てほしいです。それに、こちらの体制が変わったり、曲も変わったりしているので、いろいろな方に「今日、でんぱ組.incに時間を作ってよかったな」と思ってもらえるような私たちでいたいと、そういう気持ちでツアーに臨みたいと思っています。

古川 私が結婚してもアイドルを続けられているというのは、けっこう奇跡的なことだと思っているんです。みんなにも何かしら恩返しできたらいいなと思っています。みんなが私にしてくれているように、誰にとっても優しいでんぱ組.incであればいいなと。ふわっとした感じではありますが、それが長期的な目標ですね。


■ 取材後記

明るく、元気で、カラフルなイメージのあるでんぱ組.inc。今回登場してくださった古川未鈴さん、相沢梨紗さんは「あまりこういう写真撮らないかも」と言いつつ、撮影では大人っぽい表情も見せてくださいました。好きなことをとことん追究するすてきなオタクで、アイドルのでんぱ組.incのみなさんがリリースされるニューアルバムをまずはチェックしてみてくださいね。

■ でんぱ組.inc PROFILE

古川未鈴、相沢梨紗、成瀬瑛美、藤咲彩音、鹿目凛、根本凪からなる6人組ユニット。メンバーそれぞれがアニメ、漫画、ゲームなど、自分の趣味に特化したコアなオタクで、「萌えきゅんソングを世界にお届け」をキャッチフレーズに、秋葉原を拠点に活躍中。

また、東京コレクションほかさまざまなクリエイターとのコラボレーションを活発に展開し、国内のみならず海外からも注目を集め、台北やジャカルタでのファッションイベントにも参加。2013年にはJAPAN EXPOに日本代表として出演。2014年度は東アジア文化都市2014横浜親善大使を務めた。

2014年は日本武道館で1万人動員、2015年は国立競技場代々木第一体育館2days単独公演を大成功させた。シングル「あした地球がこなごなになっても」でミュージックチャート1位を獲得。2015年はワールドツアーも敢行。MTV「ワールド・ワイド・アクト賞」の日本部門「ベスト・ジャパン・アクト」のウィナーに。2016年12月、ベストアルバム『WWDBEST 〜電波良好!〜』をリリース。

2017年1月、アリーナツアー6公演を開催し、2度目となる日本武道館公演も行う。8月、最上もが脱退。12月、大阪城ホール公演で鹿目凛、根本凪が加入し、2018年4月4日に7人体制となって初のシングル「おやすみポラリスさよならパラレルワールド / ギラメタスでんぱスターズ」をリリース。

2019年1月1日、7人体制初のアルバム『ワレワレハデンパグミインクダ』をリリース。1月6、7日に日本武道館公演2daysを開催し、約2万人を動員。この公演で、夢眠ねむはでんぱ組.incから卒業。12月7、8日に幕張メッセ公演2daysを開催。

2020年3月25日、昨年12月の幕張メッセ公演「幕張ジャンボリーコンサート」の模様をおさめた映像作品を発売。4月15日、ニューアルバム『愛が地球救うんさ!だってでんぱ組.incはファミリーでしょ』をリリース。

■ Information

New Release
『愛が地球救うんさ!だってでんぱ組.incはファミリーでしょ』

01.ファミリーワールド
02.愛が地球救うんさ!だってでんぱ組.incはファミリーでしょ
03.子♡丑♡寅♡卯♡辰♡巳♡
04.もしもし、インターネット
05.生でんぱ
06.星降る引きこもりの夜
07.ボン・デ・フェスタ
08.桜が咲く頃に
09.形而上学的、魔法
10.私のことを愛してくれた沢山の人達へ
11.結婚してもMAMAになっても君は永遠にぼくのIDOL♡
12.アイノカタチ
13.秋の葉の原っぱで
14.いのちのよろこび

2020年4月15日発売
*CD収録内容は全形態共通
(通常盤)
TFCC-86710(CD)
¥3,000(税別)

(初回限定版A)
TFCC-86708(CD+DVD)
*特典DVDにはMusic Video9曲を収録。
¥4,500(税別)

(初回限定盤B)
TFCC-86709(CD+CD)
*特典CDにはメンバー6人のソロ曲を収録。
¥4,000(税別)

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