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別れても別れなくても、やっぱり? 「バツイチになったその後」の実態 ♯121

ananweb / 2020年4月11日 19時50分

別れても別れなくても、やっぱり? 「バツイチになったその後」の実態 ♯121

昨今は離婚経験者も多く、もはやバツイチは珍しいものではなくなりました。とはいえ、いざ自分自身がそうした状況に迫られ、「バツイチ」という肩書きを背負うことになるとまた違った感覚が芽生えるもの……? そこで今回は新しい人生を選んだ離婚経験者に、バツイチになったその後の実態についてお聞きしました。
イラスト・角佑宇子

■ 子ナシバツイチ、晴れて自由になれたけど……


【リアルな夫婦生活】vol. 121

31歳でモラハラ夫との離婚を決めました。子どもはいません。結婚前の「結婚しなくちゃ!」という焦りもないし、いろいろなしがらみから解放されて本当の意味で自由で自分らしい生活を謳歌しています。そうした精神的なゆとりがあるせいか、結婚前よりも男性からのアプローチは心なしか増えていますね。

ただ……時々、たま~にですけど知人や親戚の年配方から「たった3年で離婚して、最近の若い人は我慢が足らない」と説教をされます。他にもそこまで仲良くはない人から「再婚しないの?」「子どもは?」と矢継ぎ早に質問をされることもありますね。この周りのお節介ともいうべき質問は未婚も既婚もバツイチも変わらないのだなぁと思いました。

それでも、気を遣ってデリケートな部分に触れないでいてくれる人がほとんどなので個人的には収入がちょっと苦しくなっても自由になれて幸せです。( 保育士 / 32歳)

■ シンママからの再出発、大変だけど迷いはなかった

妊娠中に夫の不倫が発覚。最初は生まれてくる子どものために離婚を選択しなかったのですが、不倫が原因で夫婦仲が険悪になり、夫がモラハラ化。これでは子どもにとって良い家庭環境にならないと思ったので生後6か月の息子を連れて離婚をしました。

腹を括ったものの、実際の再就職は非常に難しかったです。両親の支えもあって20社目くらいでなんとか派遣の仕事が見つかりましたけれど。そこから先の仕事と育児の両立はもっと大変でしたね……。児童扶養手当もあてにはならなかったですね。再婚? 再婚なんて考える余裕もないし、まずそもそも出会いの場にいく暇がない。

でも後悔はないですし、離婚前より今が幸せですよ! 別れなかったほうがよほど地獄だったと思うし、そんな家庭環境で育つ子どもの身になって考えれば離婚一択でした。ただ、子持ちの離婚は「絶対に別れたほうがいい!」と確信を持つことが大切かもしれませんね。( 事務 / 34歳)

■ パートナー選びはどうぞ慎重に……

離婚した女性のその後の展開は、やはりみなさんのご想像通り子どもがいる、いないで大きく変わりますね。とくにシングルマザーは、子どものために必要な離婚であると判断しての決断であることが重要なのだそう。別れるにしても、別れないにしても背負う大変さはそう大して変わらないのかもしれません。そのうえで、ご自身が本当に良いと思える選択をすることが大切。

とはいえ離婚をせずに幸せに暮らせることが一番……! 独身の方は、どんなパートナーとなら離婚の可能性も少なく、生涯をともにできるのか。このことについてぜひ考えてみてくださいね。

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