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彼から別れ話!…「修復できる恋」「不可能な恋」の明らかな違い #67

ananweb / 2020年4月30日 19時40分

彼から別れ話!…「修復できる恋」「不可能な恋」の明らかな違い #67

彼となかなか会えない。そんな時突然「別れたいんだ」と彼から言われたら、ショックで気が動転してしまいますよね。でも、別れの危機は怖いけど、場合によっては2人の関係をより深いものにしてくれるかもしれません。その理由と対処法をご紹介していきます。
イラスト、文・おおしまりえ

【おおしまりえの恋愛道場】vol. 67

■ 会えないから破局!? そんな時どうしたらいい?


新型コロナウイルスだけでなく、彼との遠距離恋愛や、片方が忙しくてなかなか会うことのできないカップルっていますよね。そんな時、突然彼から「別れたい」なんて告白されたら、寂しさもぶっ飛ぶ驚きだと思います。

「いったい、なぜ?」「私が何したの?」「やだ別れたくない!」と、とっさに感情的になる女子がほとんどだと思います。会えない彼と別れたくないのなら、ぜひ、なぜこの時期に別れ話が出てしまうのかという部分から、考えてみましょう。

■ ところで「いい恋愛」って何だっけ?

別れ話の具体的な対処法の前に、まず「恋愛を続けていく」ということがどういう意味を持っているのか、前提としてお話しておきます。

恋愛を続けていくことは、ただ好きとか好かれるとかの関係を刹那的に楽しむだけではありません。本当にいい恋愛とは、2人の関係を通して、お互いが内面の成長を目指していく行為、その結果、人生が充実していくことだと思っています。

付き合っていれば、楽しいイベントも、楽しくないイベントもあります。それらを2人が手を取り経験していき、そして信頼関係を深めあっていくこと。これがいい恋愛関係といえます。

ただ難しいのは、恋愛は100の努力で成り立つとして、自分が頑張れるのは半分の50しかないということです。自分がどんなに頑張っても、相手が頑張りを放棄したらその関係は成り立ちません。ひとりひとりが関係に向き合い続けるという責任感と、相手を信頼する力、この2つを持つことが、恋愛には必要になっていきます。

■ 彼が別れたいと言ってきたら考えたいこと

恋愛の本質を少し理解したところで、本題に戻りましょう。もし彼から「別れたい」と言われたら、あなたがすべきことは、「冷静に(ここ重要)理由を聞き、別れの理由が一過性のものかどうかを判断すること」です。

まず、突然の別れ話にあなたは動揺することでしょう。ここで「何で? やだ! どうして?」と相手を感情のままに攻め立てると、相手の別れたい度はアップします。そんな時は「自分も話し合いの前に気持ちを落ち着けたい」と伝え、いったん簡単に理由だけ聞き、彼との距離を取りましょう。

少し落ち着いて話を聞けるようになったら、彼の言い分が「一時的なものか」それとも「ずっと不満としてあったものか」を区別しましょう。なぜなら、それぞれで対処が異なってくるからです。

■ 一時的なもの

例えば今仕事がめちゃくちゃ忙しいとか、メンタルが不安定で身の回りを整理したくなったとか。こういった一時的な状況が引き起こす別れ話は、話し合ったり時間をかけたりして修復が可能です。

この場合、彼の辛さをしっかりと理解し、寄り添い、改善のためには本当に別れる必要があるのかを問いかける必要があります。少し状況が落ち着くまで、保留という形を取れないのか。彼女である自分に何かサポートができないものか、話し合っていきましょう。

■ ずっと不満があったもの

続いては「ずっと不満だったけど、ついに我慢できなくなったから別れたい」というような場合です。このとき、だいたい相手は具体的な不満を伝えてくると思います。でも、それをフォローしても意味はありません。なぜなら不満の本質は、過去から蓄積されたネガティブな要素だからです。

この時あなたは、彼の中の不満に本当は気づいていたのか、自分をきちんと振り返る必要があります。なんせ前々からの不満なので、今すぐ言葉で謝罪したところで相手の心は動きません。それほど相手は傷ついているのです。

ずっと不満があった相手と向き合うのは時間がかかることですし、面倒臭いと感じ、別れを伝えた相手に逆に怒りを覚える女子もいるでしょう。正直「じゃあもう別れちゃえばいいか」と思うなら、それでも良いんです。恋愛における努力は50:50の関係なのですから、彼の努力が自分の努力に見合わないと思ったら、土俵から降りるのも1つの選択なのです。

少し冷たいことを書きましたが、彼の不満にどうしても対応していきたいと考える女子は、いったん不満を全部聞き(この時言い返してはだめですよ)、自分の中で非を認める作業が必要です。

非を認めるときは、「自分だって」といった比較する気持ちを脇におき、徹底的に彼の不満だけを受け入れます。そのうえで、自分がどうしていけるか、自分が逆に彼に対して不満を抱いてはいないか。抱いているとしたら、それは正しものかを考えていき、再度話し合いをしていくと冷静に状況に向き合えるかもしれません。

人間は不安になると、いつもなら取らない行動を取りがちです。また、不安というストレスがかかったことで、普段ならやり過ごせたことが見逃せなくなることもあります。

前者の場合は、時間をかけて落ち着くのを待つのが吉ですし、後者の場合は、自分の心に忠実になったからわかったことだとも言えるので、無視するのは良いことではありません。

別れ話がどっちの要素を持っているか、冷静にみていくこと。そして彼と向き合っていくこと。これも1つの恋愛における大きなイベントです。愛を信じて、向き合ってみましょう。

おおしま りえ/恋愛ジャーナリスト

10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。


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