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肩ぐるんぐるんで快調!…一流トレーナーに聞いた「肩こり簡単ケア」動画

ananweb / 2020年5月16日 18時50分

肩ぐるんぐるんで快調!…一流トレーナーに聞いた「肩こり簡単ケア」動画

サッカー日本代表のチーフアスレティックトレーナーを務める前田弘さんが、おこもり中に誰でもできる「体にいい習慣や簡単ストレッチ」を教えてくれました。第6回は、前回に続き肩こりを緩和するストレッチです。ぐるんぐるんと肩を回すだけで、スーッと軽くなります!
文・伊藤順子

■ テレワークが新常識に。でも、肩こりは変わらず辛い


テレワークも、子どもの抱っこも、それなりに慣れてきたけれど、必ずついてくるのが肩こリ。明日に疲れを引きずらないためにも、その日中に手軽にリセットしたいものです。そこで、今回は肩こり緩和ストレッチの第2弾! 一流アスリートの心身のケアサポートを担う、サッカー日本代表のチーフアスレティックトレーナーの前田弘さんに、肩こりを改善する簡単ストレッチをお聞きしました。

前田さん 前回は、腕を曲げ伸ばしするだけで肩こりが改善する簡単ストレッチをご紹介しました。今回は、肩を回すだけでこりがほぐれるストレッチです。パソコンワークなどで長時間肩が内側に入り込み、肩甲骨が開きっぱなしの状態を、肩を回しながら肩甲骨を背中の中央に寄せるようにイメージしながらほぐしていきます。肩とともに肩甲骨を大きく回し、かつ肩甲骨を閉じてあげるという意識を持つことが大切ですよ。回すだけといっても、正しいやり方があるので、動画で詳しくご説明しましょう。

■ ぐるんぐるん回せばOK! 肩こり改善ストレッチ

1. 両手をそれぞれの肩(鎖骨)の上に乗せて、左右の肘を体の前でくっつけた状態から始めます。

2. まずは前回し。手を肩に乗せたまま、肘が頭部と同じ高さになるくらい大きく肩を回します。この時、肩甲骨を背中の中央に寄せることを意識します。

3. 続いて、後ろ回しも同様に、手を肩に乗せたまま行います。こちらも、肩甲骨を背中の中央に寄せるように意識しながら回しましょう。

前回し、後ろ回しを各10回、計20回が目安です。

「肩前回し 前向き」

「肩前回し 後向き」
肩甲骨の動きはこちらで確認してください。

「肩後回し 前向き」

「肩後回し 後向き」
後回しの肩甲骨の動きはこちらで確認してください。

前田さん 開いた状態の肩甲骨を閉じるというように、長時間同じだった姿勢とは反対の動きをしてあげることが、こりをほぐすコツです。パソコンワークや家事育児の合間に、ぜひ心がけてみてください。

ーー以上、肩こりを緩和できるストレッチをご紹介しました。毎日を少しでも快適に過ごせるようケアをしましょう。前田さん、ありがとうございました。次回は、寝ながらできるヒップアップです。お楽しみに!

■ Information

前田 弘(まえだ ひろし)さん
日本代表チーム チーフアスレティックトレーナー


©Cravetiger/Gettyimages

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