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まだ必要な【おしゃれマスク】!「大人向けデザイン商品と生地」

ananweb / 2020年5月26日 20時20分

まだ必要な【おしゃれマスク】!「大人向けデザイン商品と生地」

ベルリン在住、現在はロンドンでおこもり中のファッションジャーナリスト平野さんによるファッションレポートです。「現在日本では、マスクは機能だけでなくおしゃれアイテムの1つになりつつあります。イタリアのブランド『Off-White』がマスクを販売し話題になりましたが、今回はマスク作りにおすすめのイギリスの生地や、ファッションショップが販売しているマスクをご紹介します」
■ リバティロンドンの素敵な柄で、かわいいマスク!


©Liberty London

世界的に有名な、ロンドンの老舗百貨店『リバティ』(Liberty London)には、数多くの柄や素材の布が揃っています。比較的世界中のどこでも生地を購入できるので、かわいいマスクを作りたい方にはおすすめ!

■ 日本でも人気! ハリスツイードでスコットランド風のマスク

©Harris Tweed

夏には向きませんが、日本でも大人気の『ハリスツイード 』 (Harris Tweed)の生地は上等でおしゃれ。既にヨーロッパではハリスツイードの生地でマスクを作成し販売している人もいるほど人気。丈夫なので長く使用できそう。

■ イギリス出身のデザイナー発! フロントラインワーカーに寄付する非営利のマスク作成プロジェクト

©ALENA DEDOVA BRAMALL BY ALEX BRAMALL

ロンドンを拠点とするEDELINE LEEは、セントマーチンズウィメンズウェアを卒業し、アレキサンダー・マックイーンとジョン・ガリアーノのスタジオで活躍した実績のあるデザイナー。

今回はロックダウン中に新型コロナ対策の最前線にいる作業員に20,000枚のバリアマスクを寄付するプロジェクトを立ち上げました。職人や、ミシンが自宅にあり手伝ってくれる人に50枚のマスクを作るためのマスク作成キットを送り、1週間以内に送り返してもらうという流れになっています。

デザインはシンプルながらおしゃれで、3枚で£40と高めではありますが、最前線で活躍する人たちに送る資金になると思うと、安いかもしれません。

■ もやはマスクではない!? おしゃれすぎるマスク

©Collina Strada

日本では『ジャーナルスタンダード』でも取り扱ったことのある、ニューヨークを中心としたブランド『コリーナ・ストラーダ』(Collina Strada)。

ニューヨークファッションウィークでも活躍する彼女は、ジェンダーレス、黒人の人権やアンチトランプ、ソーシャルメディアの病的な現象など政治的な意味を込めてブランドを展開する、メッセージ性の高いデザイナー。

その力強さは、デザインにも現れており、マスクがもやはマスクではない程おしゃれで完成度の高いものになっています。

こちらのマスクを1つ購入すると、ニューヨーク市の医療従事者に5つのマスクが提供されるというサポートを行っています。

■ まさかのあのかわいいブランドがマスクを販売!?

©alice + olivia

『アリス アンド オリビア 』(alice + olivia) は、デザイナーの ステイシー・ベンデットのパーソナリティとスタイルを凝縮したライフスタイルブランドで、かわいい丸いサングラスをした女の子のイラストが特徴的。

こちらはショップで販売されているマスクで、シリーズごとに、必要なコミュニティにマスクを寄付をする活動をしています。

■ 個性的すぎてほしいかも!?

Ýrúrarí

『ウルラリ』(Ýrúrarí)は、3次元的な立体表現で、ニットが作り出すことができる新しい視覚的要素の可能性を編み、アートのようなファッションアイテムを制作しています。彼女のインスタグラムではさらに個性的なマスクも見れますよ!


今回は自分で作るマスクにおすすめの生地から、海外で話題のブランドのマスクを紹介しました。今後マスクは、ファッションの必須アイテムになるかもしれませんね。

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